フジブログ!!

富士市議会議員・小池よしはるのブログ
「田中健」を応援してください!
いまの私は、どこの党にも所属していない無所属の市議会議員ですが、今回の衆院選は静岡4区(旧富士川町+富士宮市+静岡市清水区)に、県立富士高校の同級生の「田中健」が立候補したので、友人として彼を全力で応援しています。

(↓写真は、出陣式の様子です)




田中健君は、庵原郡富士川町岩淵(現在の富士市)生まれで、第一小、第一中を卒業後、県立富士高に進学。富士川橋を毎日、自転車で渡って富士高に通ってました。私とは、この時の同級生です。その後、青山学院大学に進み、都市銀行勤務を経て、26歳で大田区議会議員に。最初の東京都議選(補選)は落選して、細野豪志議員の秘書として国会で2年働きます。2009年、2013年の東京都議選(大田区)で2期連続で当選して、都議会議員を務めました。昨年4月に、国会議員を目指すために地元に帰ってきて、それから1年半、地域を歩きながら政治活動を続けてきました。

11年間の地方議員経験と2年間の秘書経験があり、国会議員としても即戦力で、日本のため、地元のために、しっかり働けます。ぜひ、皆さんで応援してください。

プロフィールや政策等は、↓公式WEBサイトまたは、
http://www.tanaka-ken.jp/

↓facebookページをご覧ください
https://www.facebook.com/tanakaken1977/


よろしくお願いします。
| 小池よしはる | 選挙 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市議会9月定例会、私の一般質問は10月5日(木)11時頃から
突然の解散総選挙で落ち着かない毎日ですが、10月6日まで富士市議会9月定例会の開会中です。市議会にしっかり集中したいと思います。

私は今回も、初当選から26回連続26回目となる、一般質問を通告しています。私の一般質問は10月5日(木)午前11時少し前から(前の議員が終わり次第)の60分間です。

今回は、成人式(現状、障害のある方の参加が少ないことの改善案)について、来年3月末に迫る「常葉大学移転ショック」を受けての若者転出抑制策について、富士山登山ルート3776のさらなる展開についての3つをテーマにします。ぜひご注目ください。





発言通告は、↓にPDFでもあります。
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0402/fmervo0000002ko0.html
| 小池よしはる | 富士市議会 | 04:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
「青春大賞」「スミドキU−40」などが事業評価対象に
「青春大賞」に、3000万円。
「スミドキU−40」に、2億円。

富士市民の皆さん、どうお感じになりますか?
(上記の金額は平成28年度までの人件費を含めた決算額の合計で、今年度の予算を合わせるともっと多額です)

市議会の9月定例会では前年度の決算審査を行うのですが、富士市議会独自の取り組みとして「事業評価」を今年も行います。事業評価とは、1000以上ある富士市の全事業のうち10事業くらいをピックアップして、拡大・継続・改善・縮小・廃止などの点数評価を議会として行う、いわゆる"事業仕分け"みたいな作業で、6年前から毎年やっています。

今回は、「青春大賞」「若い世代定住促進支援事業」←これがスミドキU−40(アンダーフォーティーと読みます)、「斎場運営」「看護専門学校」など、9つの事業が対象になっています。



このうち私が特に注目しているのが、「青春大賞」と「スミドキU−40」です。

この2つは、小長井市長になってからゼロから始まった、紛れもなく小長井市長のやった事業です。この12月で市長任期の1期4年が終了するで、その検証をしっかりしたいと思っています。

この2つの事業については、私は議会で効果を疑問視する意見を投げかけてきました。

まずは、「青春大賞」。

これは基本的に、「自分の目標を書いて市役所に提出しよう」という、えーっ!??っていう程にひねりがない、それだけの事業です。提出するとピンバッチとかがもらえるんですが、当然のごとく、自主的に個人的な目標を書いて市役所に持っていくなんていうピュアな大人が多いはずもなく、待っていてもエントリー数は少ないので、小中学生に学校で書かせているのが約9割という現状です。

私は、6月定例会の一般質問において本会議場ではっきり言いましたが、これは"失敗してる企画"だと思います。「生涯青春都市」というキャッチフレーズで市長選挙で当選した小長井市長が、自分の理想とする都市像をアピールするイベントとして1年だけやるなら百歩譲ってまだ許容するとしても、これからも市民の税金である公費を使いながらダラダラと何年も続ける必要はないと思います。その意見をもって、今回の事業評価の議論に加わります。



もうひとつ、「スミドキU−40」。

これも私は、はっきり言って良くない税金の使い方だと思っていて、これまで何回も議会で取り上げてきました。

スミドキU−40は、市外の40歳以下の人が富士市内に家を建てると最大200万円の補助金をあげますよ、という制度です。富士市内の若者が富士市内に家を建てても補助金はもらえませんが、市外の若者だと補助金がもらえます。要するに「富士市の若年人口が減ってきたよ」→「じゃぁお金払って来てもらおう」という、こちらも"ひねりがない"事業だなと感じています。

実際にこの補助金を使って富士市に移住した人が、どこから来たかのベスト3は、富士宮市・沼津市・静岡市の順で、近隣市から人を奪っているというのが現状です。富士市がこの制度をはじめて以降、他市でも同様の補助金制度をつくる動きがあります。仮にこれがエスカレートすると、本来は福祉や教育などの行政サービスにまわすべき公費がこの補助金に回ってしまい、結果として人の取り合いっこをして「地域一帯で貧しくなる」ということになりかねません。こうした「金で釣る」ような方法は控えるべきだと私は感じていて、これは縮小していき、別の移住定住策と組み合わせる方が良いだろうと思っています。そういった意見で事業評価にのぞみます。



このスミドキU−40に関して私は、昨年の9月定例会で代替案として「UJIターン奨学金制度」を提案しています。また、ことし6月定例会では、スミドキU−40のような政策ではなくて、根本的なまちの魅力を高めることに使うべきという提案をしています。昨年の9月定例会の議事録を、長いですが転載します(文意が通りやすいように一部修正してます)。

●小池義治
 市内での就職を条件に返済が減免される奨学金制度の導入について質問します。我が国における奨学金はほとんどが貸与型であり、非正規雇用の増加など労働環境の変化の中で、若者がその返済に苦しみ、返済滞納者がふえていることが社会問題になっています。富士市議会では、この状況を受け、平成26年6月定例会において、市民からの請願を採択し、給付型奨学金制度の創設を含む奨学金制度の見直しを求める意見書を国に対し提出しています。大学生や専門学校生を広く対象にした給付型奨学金を市単独で創設するのは財政的に厳しいため、国政における実現を期待したいところですが、本市における喫緊の課題であり、富士市まち・ひと・しごと創生総合戦略の最上位目標である若い世代の人口の確保の実現を目的にした、UJIターン就職促進の一環としての奨学金制度の創設を検討すべきと考えます。
 人口の増減は、出生数と死亡数の差である自然増減と、転入数と転出数の差である社会増減に分けられますが、このうち転入の増加を促す施策として、本市では、市外に住む夫婦いずれかが満40歳未満の若者世帯が、富士市に住宅を取得する際に最大200万円を補助する若者世帯定住支援事業奨励金、スミドキU−40プラスが実施されており、平成28年度当初予算で1億850万円が計上されています。それと比べて、市外への転出を減らしていくための取り組みが十分でないように感じます。本市における転出の要因としては、高校卒業後に市外に進学し、そのまま市外で就職するケースが多いと思われますが、2018年に常葉大学富士キャンパスが閉校し移転した後には、その傾向に拍車がかかることが懸念されます。高校卒業後に市外に進学した学生が、地元での就職を第一に考える誘因となるような施策が必要と考え、以下、質問します。
 1つ目、本市の高校卒業後の進学を理由とする転出数をどれほどと把握しているでしょうか。
 2つ目、UJIターン就職促進の取り組みとして、どのような施策がされているでしょうか。
 3つ目、市内での就職を条件に返済が減免される奨学金、つまり市外に進学してそのまま市外で就職した場合には返済していただくけれども、富士市内に就職した場合は返済しなくてよいという奨学金制度の導入を検討してはどうでしょうか。

●小長井市長
 市内での就職を条件に返済が減免される奨学金制度の導入についてのうち、本市の高校卒業後の進学を理由とする転出数をどれほどと把握しているかについてでありますが、高校卒業後、住民票を移さないまま市外の大学等へ進学する方が多いことなどから、進学を理由とした正確な転出数は把握できませんが、統計資料や本年度の市内公立高校の進学状況から判断いたしますと、1学年で約1100人の方が県外の大学等へ進学しているものと推測しております。
 次に、UJIターン就職促進の取り組みとしてどのような施策がされているかについてでありますが、若年人口の流出に歯どめをかけ、次代を担う若者の市内企業への就職、特に人材不足が著しい中小企業への人材確保は、本市にとりまして喫緊の課題であると認識しております。このため、平成22年度から、地元商工団体が中心となって4月に開催される新卒者向けの合同企業ガイダンスに対し、必要な支援、協力を行ってまいりました。このガイダンスは、本年度から富士宮地区との合同開催となり、参加企業103社、参加学生333人と、昨年度より大幅に増加しており、大きな手応えを感じております。また、UJIターンをより一層推進していくため、昨年度から新たにインターンシップ支援事業を開始いたしました。本事業では、受け入れ事業所の募集と紹介、学生等の参加募集といったマッチング事業や、首都圏を含めた学生を対象に実施する市内事業所紹介見学バスツアー、県外からの参加者を対象とした旅費等の一部補助などを実施しております。また、本年度は、これまで一般求職者向けとして10月に開催しておりました合同企業面接会に来春卒業予定の学生も対象としていくほか、バスツアーにつきましても、より多くの方に参加を促すため、来年1月開催のものづくり力交流フェアにあわせて実施することとしております。
 次に、市内での就職を条件に返済が減免される奨学金制度を検討してはどうかについてでありますが、大学生等に対する奨学金は、経済的理由などから今や学生の2人に1人が受給している状況にあり、議員御指摘のとおり、近年その返済が滞るといった社会問題が発生しております。国では、本年度から奨学金を活用した大学生等の地方定着の促進事業を開始いたしました。この事業は、国の支援を受け、県等が企業や団体などの地元産業界と協力して基金を設置した上で奨学金を支給し、地元企業に就職した場合は返済の一部または全部を免除するという制度であります。全国的には、この制度を活用あるいは類似した独自の制度を開始した自治体も一部見受けられますが、制度導入に当たりましては、その有効性や費用対効果の検証、対象者の設定など、検討すべき課題があるものと考えております。このため、今後、国県との情報共有と他自治体の状況の把握に努め、また、地元産業界などの御意見も伺いながら、多方面から調査研究してまいります。
 
●小池義治
 市長から明快で前向きな答弁を期待しましたけれども、調査研究していくという答弁にとどまりまして、少し残念に思いました。このUJIターン就職促進の奨学金ですけれども、これは本当に偶然なんですけれども、富士宮市議会9月定例会でも深澤竜介議員からされまして、私、それを傍聴しに行きました。富士宮市でも同様に、多額で継続的な予算がかかることで、市で創設することは難しいんじゃないかなというような答弁でした。今回市長答弁でも、やはり予算ということがネックだと思います。今定例会の一般質問、これまでもそうですけれども、各議員がいろんなことを提案します。しかしながら、財政が厳しいという答弁が多いです。財政が厳しいというのは私も理解しています。
 この奨学金については、特にやるとなったら金額が相当大きいですから大変だと思います。私は、ですから、財源も示さずに提案するのは無責任だと思います。だから、私は、きょう、これからの議論、ここで財源といいますか、予算の組み方をセットではっきりと示したいと思います。示した上で、これからの議論を進めたいと思います。
 提案します。スミドキU−40を縮小したらいかがでしょうか。スミドキU−40には、今1億円の予算がついています。市外から移住して家を買う若者世帯に1世帯最大200万円ついていますけれども、例えばこれを100万円に、半分に減額して、予算規模を1億円から半額の5000万円にする。そうして、まず5000万円の規模で、このUJIターン就職促進の奨学金を創設することはできないでしょうか。そうすると、予算規模全体では膨れません。そうすると、このスミドキU−40でやっていたのと同じ、スミドキU−40というのは若い世代の人口をふやすという目的でやっていますから、それと同じ効果、それ以上の効果が今以上に達成できるのではないか。金銭的な理由で夢を諦めてしまう富士市の若者の志を助けることができるのではないか。市外の若い世帯が家を建てるのに、スミドキU−40が200万円だったら建てるけれども、100万円だったら建てないよ、そんな方がもしかしたらいるかもしれません。その減少分をこの5000万円の奨学金をつくることで、それ以上の効果があるのではないかという思考実験をちょっとここでしてみたいと思います。財源を示しての提案です。ぜひ、この議論の最後に市長にちょっとお話を聞きたいと思いますけれども、それまでに御納得をいただけるように議論を進めてまいりたいと思います。
 進学を理由とする転出数について、まず聞きました。これは1学年で1100人ということでしたけれども、どういう数字かがわからなかったんですけれども、1学年どのぐらいいて、そのうちどのくらいが市外に進学する。そして、そのうち何割ぐらいが富士市に戻ってくるのか、そのトータルのことを聞きたかったんですけれども、市民課の窓口でアンケートなどをとっているので、ある程度のことはわかるんじゃないかなと思いますけれども、そういったもう少し詳しい情報はありませんでしょうか。

●産業経済部長
 市民課でのアンケート調査につきましては、母数が非常に少なくて、数字として公表できるような数字ではないかなと思っています。1100人の根拠について、少し細かくなりますけれども、まず市内の中学校から高等学校へ進学する方が、平成24年度で2550人おられました。これは当然ですけれども、市内の高校あるいは市外、いろいろありますけれども。次に、市外につきましてはなかなか把握ができませんので、市内の公立高校5校の大学等、短大、専門学校を含めますが、進学率が76.9%でございました。そうしますと、2550人の76.9%ですので、1961人が、富士市に住んでいた子どもが大学へ進学する数だとまず想定しました。途中で退学等という方もいらっしゃいますけれども、一応そういうふうにしました。
 次に、今度は市内の吉原工業高校を除く4校の進学者の県外県内の割合を聞き取りで調査させていただきまして、6割が県外へ進学しているということでございます。これも、ただ、聞き取りでございますので、正確に名簿を見て拾っていったという数字ではないですけれども、平均しますと6割。1961人の6割ということで、1170人、おおむね1100人程度かなというふうに思っています。転出については以上です

●小池義治
 細かい数字が出てきてしまいましたけれども、これから精度が高い政策を実行するには、もう少しこういった統計情報もしっかりとっていくべきじゃないかなというふうに思います。市民課アンケートも、もう少し母数を上げて、正確にどういった人口の動きがあるのかというのを把握していただきたいなというふうに思います。
 今、風呂おけに水を張って水槽に魚を飼っている状態に例えますと、よく見ますと水がだんだん減っている。これは大変だなと思って水を足す。これは人口減少の比喩なんですけれども、水を足さなきゃいけないなというのが、スミドキU−40に代表されるような人口の流入策です。いろんなことがされています。このまま水が減っていったら大変だなということで、水を足します。何で減っていっているのかということについて、もっと考えなければいけないと思います。水が漏れている原因について、もっと追求しなければいけない。
 多くの人は気づいていると思うんです。本当はわかっているけれども、気づいていないふりをしてる。余りにもその壁が大きいから、気づかなかったことにしている。富士市の人口流出の原因は、大学に進学して帰ってこないからなんです。これをしようがないと言ってしまったら、富士市は根本的にはいつまでたっても元気にならない。この、しようがないということから脱却しなければいけないと思います。何で大学に行った学生が帰ってこないのでしょうか。富士市に魅力的な産業がないからでしょうか。私はそうではないと思います。私は、富士市には魅力的なすばらしい技術を持った企業はたくさんあると思います。しかし、二十そこそこで学生は気づくのが難しい。そこで重要なのが、先ほどお話ししていただいた、UJIターンのためのインターンであったり、見学バスツアーをやっているという話でした。また、マッチング機会の創出だと思います。
 少しここでお聞きしたいんですけれども、求人のマッチングということについてどのような状況になっているでしょうか。市長、副市長、また産業経済部のほうで企業訪問など頻繁に行っていると思いますけれども、UJIターン希望学生が求める職種と市内の特に中小企業が求める人材、そのマッチングについてどのように把握していますでしょうか。

◎産業経済部長
 市内の多くは理系の学生を求めています。また、昨日、本会議でも話がありましたとおり、大学生だけではなくて、吉原工業高校の学生が欲しい、そういう企業が多いのが現状でございます。一方、日本の大学生の7割が文系ということで、合同企業ガイダンスも333人の方がいらっしゃいましたが、77%が文系の方、残りが理系ということで、そこは私たち富士市が求めている人材と、今の学生の比率はアンマッチがあるかなと、こんなふうに判断しています。以上です。

●小池義治
 もう少し聞きたいんですけれども、じゃ、企業側としては大卒人材は求めている、もっとあればいいなというふうに思っているのでしょうか。

●産業経済部長
 今月の26日に予定しています面接会に参加する企業のデータですと、65%の方が大卒を採ると。大卒だけを採るというところもございますし、交えてというところもございますが、65%という数字があります。以上です。

●小池義治
 わかりました。今まで大卒を採っていなかった企業、中小企業にしても、大卒を採ることによって、また違った企業文化になるということもあると思います。そうした意味で、このマッチングの機会は非常に重要だと思います。学生は、富士市にどんな企業があるかということをほとんど知らない。18歳の時点で東京に行ってしまいますから、東京というか、市外に行ってしまいますから、本当に富士市の状況は知らないと思います。そうした意味で、このUJIターン促進事業、この奨学金をやるかやらないかにかかわらず、ぜひ進めていっていただきたいと思います。
 それでは、この辺で少し本題の議論に入っていきたいと思いますけれども、私はこの奨学金制度をスミドキU−40を縮小してでも実施すべきだと思うその理由を、ちょっとまとめてここでプレゼンテーションしたいと思います。この奨学金は、4者、4つの方向にとって、よい政策だと思うんです。よくウイン・ウインの関係などと言いますけれども、これは4つの方向ですから、ウイン・ウイン・ウイン・ウインの政策じゃないかなというふうに思っています。
 誰にとってよいか、1つはもちろん学生です。富士市で育ち、富士市の教育費をかけて18歳まで育ってくれた子どもたちが、自分の能力を花開かせ、幸せな人生を送ってほしいなと思います。大学へ行って学びたいけれども、金銭的な理由で諦めている、そうした学生が1人でもなくなるように、もともと地元に帰ってきたいという思いを持った生徒には、返せなくていいよという条件で奨学金を出して、4年間しっかりと学んできてほしい、そのように思います。スミドキU−40の場合は、家を建てようとする人が対象ですので、主に就職ができて、結婚ができて、貯金ができる、そうした水準の人に対してこの補助金を出しているんです。この奨学金は、そういったスタートラインに立つ、それ以前の方に対して補助金を交付できる。日本は教育にかける公的支出がOECD33カ国中32位だそうです。昨年までは連続最下位でした。もっと日本は教育にお金をかけるべき、そういった時代です。ですから、この奨学金は必要じゃないか。
 そして2番目、誰にとってよいか。子どもの親にとって、いいです。私、先日、親しくしている先輩と会って、久しぶりに飲みに行きましょうかなんていう話をしたら、ここ1年間、外に飲みになんて行っていないんだよという話を聞きました。どうしたんですかと聞いたら、子どもが2人東京の大学に行っていて、お金がなくてさという話を聞きました。部長たちの中にもちょうどそういう世代の方がいらっしゃると思いますけれども、子どもが大学生だという世代、特に子どもが重なって大学に行っている世代というのは、親は本当に厳しい。ですから、こういった奨学金があると、親の世代も助かりますし、スミドキU−40と違いまして、その補助金を受ける親も富士市民です。富士市の納税者ですから、その世代の消費がふえて、富士市を循環すると思います。そして、子どもに将来的に地元に戻ってきてほしいという強い思いを持っている人がいると思います。その思いを子どもに伝えるのに、この奨学金の存在が説得の決め手となると思います。ですから、この奨学金は親にとって、いい。
 そして3つ目として、市内の企業にとって、いい。市内の企業が優秀な人材を採用しやすくなります。先ほど議論にありましたけれども、きのう、荻田議員からも、富士市はキャリア教育の先進市であるという話がありました。せっかく市内の多くの企業に協力いただいてキャリア教育をしても、Uターンしてくれなかったら意味がないです。Uターンを誘導するインセンティブになるのがこの奨学金だと思います。
 そして4つ目として、これは市全体にとって、いい政策だと思います。この事業は先行投資だと思います。22歳の時点で、Aさんは、東京で就職して、その後、東京で50年間暮らす。Bさんは、富士に戻ってきて、その後50年間富士で暮らす。就職し、結婚し、消費し、家を買い、住民税など、その後50年間、60年間、各種税金を払うことを考えたら、22歳のときの選択に、この奨学金があることによって帰ってきてくれたら、1人に例えば300万円交付しても、その後、300万円を上回るような税金が戻ってくるのではないか。そのことによって市全体の活性化につながると思います。
 こうした奨学金は全国に広がっています。県のレベルですと香川県、徳島県、山口県、鳥取県、富山県、山形県、和歌山県、市のレベルですと栃木県の真岡市、福井県の大野市、岐阜県の高山市、大分県の宇佐市、そういった市で既にこういった導入がされていまして、広がりを見せています。
 市長、ぜひスミドキU−40の予算、これを今1億円使っていますけれども、こうした奨学金に割り振っていただけないかと思うんです。これは決してスミドキU−40の否定ではないんです。富士市の最大の目標である若い世代の人口の確保のために、ターゲットが違う層に対して予算を振り分ける、ニーズを捉えて、広げていくという意味で考えています。2018年4月に大学ゼロ自治体になることはほぼ確実です。その現実から目をそらさないのであれば、この奨学金が必要だと思いますけれども、市長、どのようにお考えでしょうか。

●小長井市長
 今回、小池議員から御提案をいただきまして、まさに若い世代をいかに確保するのか、その上におきましても、特に高校卒業時にやはり市外へ富士市を離れていく若者が多いだけに、いかにそういう若い人たちが富士市へと帰ってくるのか。また、帰っていただくためには何が必要なのかということが、私にとっても大変大きな課題であり、かつ、なかなかそれについての妙案が生まれてこないというのでしょうか。そのようなことで、大変大きな課題であるというふうには捉えております。
 今回、富士市へと帰ってくるという条件によって、返済義務のない奨学金という御提案かと思うんですけれども、それを高校卒業の段階で、自分は帰ってきたいと思って大学に行く。どれくらいそういう若者がいるのか。それから、大学へ行きたいけれどもお金がなくて大変厳しいから行けない。そういう方々の中で富士市に帰ってきたいという人はどれぐらいいるのだろうか。そうではない方も当然おります。例えば家業、家の関係で行く行くつがなければならないという場合も、もともと富士市へと帰ってくることを考えているかもしれない。さまざまなケースが実際あるのかなと思います。ですから、先ほど答弁させていただいたように、費用対効果という部分において、この事業を実施したときの成果を評価することはなかなか難しいのかなと。
 きょう初めてそういった議論の中での感想ですので、まだ十分な調査、また、自分にとってもこの場で判断と言われてもなかなか判断できないのですけれども、いろいろそういったことの疑問というか、課題というものがあるのではないかなというふうに思いながら、聞かせていただいております。もしこれをやって、全ての人に所得制限をなく対象にするとなれば、これは莫大な金額になってしまうんじゃないかな。5000万円、いわゆるスミドキU−40といった、先ほど財源のお話もありましたけれども、それでもとどまらないんじゃないかな、そのように思うんですけれども、それは私の感想でございます。

●小池義治
 今回、初めての提案ですので、担当部署を決めて、ぜひ検討していただきたいと思います。今からちょうど1年かけて検討しますと、平成30年度予算に間に合うかと思います。平成30年度というのは、平成30年4月から富士市の常葉大学富士キャンパスが移転してしまって、富士市は大学ゼロ自治体になります。その中で、これに対して何か手を打たなければいけないというふうに思っています。その一つの選択肢として、この奨学金のあり方だと思います。今、富士市内の学生の多くが貸与型の奨学金を借りていますから、そのかわりにこの奨学金を借りることによって富士市に帰ってくるというインセンティブに必ずなると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。予告しますと、来年9月議会でもう1回この質問をしたいと思いますので、ぜひそのときまでに前向きに検討していただきたいなというふうに思います。
 私、今回、質問のタイトルも、富士市に就職されると減免されると言いましたけれども、こうしたパターンもいいと思います。東京に就職するけれども富士市から通う、そういったパターンもオーケーにしてもいいと思いますし、また、富士宮市と共同で基金をつくるということも選択肢だと思います。ほかには、ふるさと納税の寄附メニューに加えるということも可能性としてあると思います。いろんな可能性があると思います。ぜひ研究していただきたいなと思います。
 結びになりますけれども、俳句を1句紹介して、締めたいと思います。私、毎年、涼しくなり始めた秋のこの時期に思い出してしまう富士市ゆかりの俳人、上田五千石さんの俳句があるんです。上田五千石さんは、19年前に63歳で亡くなられましたけれども、県立富士高校の卒業生で、富士中央小学校の校歌の作詞者でもあります。その上田五千石さんの若いときの俳句にこのようなものがあります。秋の雲立志伝みな家を捨つ、スツというのは、捨てるという字が当てられています。秋の雲立志伝みな家を捨つ。18歳、進路に迷い、秋の雲を見上げる。郷土の風景、自然、家族、友人、これを本当に愛しているけれども、立志伝で読む偉人はみんな家を捨て、上京し、志をなし遂げている。自分も名残惜しいけれども別れを告げなければいけない。秋の雲という壮大な大自然に比べれば、自分の悩みなんてちっぽけなものだ。よし、やってやるぞ。そんな句だと私は解釈しています。この句は、私の18歳のときの思いとリンクして、ぐっときます。
 家を捨てなければ志をなし遂げられなかった社会、これは変わり始めているのではないでしょうか。上田五千石さんがこの句をつくったのは戦後すぐの時代でしたけれども、その時代になかったものが今はあります。新幹線があり、高速道路があり、インターネットがあり、スマートフォンがあり、テレビ電話もあります。東京との距離、世界との体感距離が短くなってきました。
 私は、高校卒業後、東京で10年近く暮らして、27歳で富士市に戻ってきました。私は、東京での暮らし、約10年、富士市に戻ってきて約10年、その両方を知っています。これは大きな声で言いたいし、富士市にいる全ての高校生に伝えなきゃいけないなというふうに思っているんですけれども、私は富士市の生活のほうが幸せです。毎朝満員電車に乗って心をすり減らしていくような生活ではなくて、けさの私の通勤、目の前に透き通るような青空の秋の空の中に富士山が輝いていました。そんな富士山を見上げるこの富士市の生活の中に、私は幸せを感じています。どれほど幸せを感じるかわかりません。
 富士市から大学がなくなってしまうという現実は、もうこれはしようがないです。これから数年、数十年のうちに大学が新設されるという可能性は低いでしょう。これは認めなければいけません。しかし、かといって、大学進学による人口流出を指をくわえて見ていてはいけないと思います。大学に進学して、そのまま帰ってこない。そのまま人口流出してしまうという現実を、しようがないと思うことから超えなければいけない。これを変えていかなければいけない。Uターン就職して当たり前だという社会に変えていかなければ、富士市は本当の意味では輝かないと思います。この人口流出と戦わなければ、本当の意味で輝ける未来が描けない。ぜひ、この奨学金が実現できるように、市長、そして担当部署の皆様、ぜひ検討してください。どうか、どうか前向きに検討をお願いします。以上、質問を終わります。


富士市議会9月定例会は10月6日まで、ぜひご注目ください!
| 小池よしはる | 富士市議会 | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
離党について
既に報道されているとおり、私、小池義治は所属していた民進党に離党届を提出しました。
今後はさしあたり、「無所属」で活動していきます。

私は来月、40歳になります。
ちょうど今が、人生の再スタートのタイミングだなと感じています。

富士市の明るい未来を築きたい。強い想いをいつも胸に、さらに成長できるように、
新たな気持ちで、地道な努力を積み重ねていきたいと思います。

皆様、今後ともよろしくお願いします。


2017年8月
富士市議会議員 小池義治
| 小池よしはる | 富士市議会 | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
海抜ゼロメートルから富士山の山頂まで、「富士山登山ルート3776」を使って登ってきました
先日、海抜ゼロメートルから標高3776メートルの富士山頂上まで登ってきました。
出発から35時間で頂上までたどり着きました。素晴らしい体験でしたので、ここで紹介します。


(↑76年ぶりに建て替えられた山頂の新しい鳥居の前で)

私は5年程前に村山古道を使って2泊3日かけて海抜ゼロから登っていますが、今回は富士市が提唱している「富士山登山ルート3776」のマップを使ってみました。

・「富士山登山ルート3776」に挑戦!【ルート紹介】 | 富士じかん
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/enjoy/kb719c0000002n3y.html


ご注意いただきたいことがあります。以下に私の個人的な体験談を書きますが、これは富士市が推奨している登り方ではありません。富士市の行政は、「富士山登山ルート3776」を3泊4日で登山することを推奨しています。私は、過去に10回以上富士登山をしているし、海抜ゼロからの経験もあるし、何かトラブルがあったら携帯電話で連絡して富士市内に住んでいる家族を呼び出せるという状況もあり、自己責任を認識して準備を整えたうえで、深夜に出発して一気に頂上を目指しました。海抜ゼロからの"一気登山"は危険だしハードであることを十分に認識し、軽い気持ちでは挑戦しないでください。

私は深夜0時に、ふじのくに田子の浦みなと公園にある「はじまりの鐘」をスタートしました。深夜の公園は灯りも少なくてかなり怖いです。ちなみに、「富士山登山ルート3776」では鈴川の富士塚もスタート地点になっています。私は前回村山古道で登った時は、富士塚から登山しました。富士塚スタートの方が、東海道14番目の宿場であった吉原宿の面影を残す吉原商店街を通過するので、市外から挑戦する方にはおすすめしたいです。

スタート地点の「はじまりの鐘」


田子の浦港からの夜景が綺麗です。


はじまりの鐘の近く、公園内の小高い丘の展望台の手前に富士市が設置した「起点」があり、スタンプラリーの用紙やガイドマップ、挑戦計画書などが入っています。ここでスタンプを押します。


スタート時間を深夜0時にした理由は大きく2つ。一つは真夏の真昼間にリュックを背負って市街地のアスファルトの上を長時間歩くのはキツいなと思ったこと。そしてもう一つは(こちらの方が重要)、森林の中の自然歩道を通る「旧料金所ゲート(標高1460m)から富士宮口6合目(標高2490m)」は日没までに登りきらないと遭難しかねずかなり危険ということです。日が昇った午前5時頃に出発することも考えましたが、そうすると自分の脚力では「旧料金所ゲート→富士宮口6合目」の登山中に日が沈んでしまうリスクが高くなってしまいます。そのリスクを少なくするために、深夜に出発してなるべく早めに旧料金所ゲートに着くことを目指しました。

以下、富士市のサイトから、3泊4日を推奨しているルートで紹介します。

■1日目コース


1日目にあたるのは富士市の市街地で、ガイドマップを冷静に辿ったら迷う事なく進めました。



このようなガイドが路上に「富士山登山ルート3776」の道路上にいくつもついています。


私は1日目コースの区間を約3時間で登りました。1日目ゴールのよもぎ湯付近は、灯りも少ないし(というか殆どない)、深夜は静まりかえった閑静な住宅街です。夜間に通過するときは注意が必要です。


市街地を歩くとき問題なのはシューズです。アスファルトの路面ですから当然、スニーカーで十分なんですが、富士山中腹より上で必須となる登山用シューズを、リュックに詰めていくのは結構かさばってしまうので、私は登山用のトレッキングシューズで全行程を登りました。重くて暑いのが難点です。長時間歩くので、靴ずれを起こさないように、ワセリンを足の指に塗りたくっておきました。

1日目コースの最後、絶対に忘れてはならないのが飲食物の買い物です。ガイドマップでは、大淵第一小学校のすぐ北の「ミニストップ富士大渕店」が最後になっていますが、さらに10分ほど進んだところに「セブンイレブン富士市大渕八王子町店」ができていました。それが最後のコンビニで、ここで買いそびれると、ジ・エンド。ここから先は富士山6合目まで売店はありません(表富士グリーンキャンプ場の売店があいている時間なら買えますが、それにしたって随分と先です)。私は、飲料を3リットル買いましたが(その日は猛暑だったこともあり)不足気味になってしまいました。


■2日目コース


2日目コースは、いよいよ山の中に入っていく道になりますが、ずっとアスファルトで舗装された道です。日の出前に歩くと真っ暗すぎたので、私は路上の安全なところに腰をおろして長めの休憩をとり、しばらく夜明けを待ちました。

夜が明けて再出発。富士山頂は、まだまだ遠くに見えます。




さきほどコンビニはもう無いと書きましたが、国道469号を横切る前までは自動販売機はいくつかあります。
↓このDyDoの自販機が最後で国道469号超えたらありません。


このコースのひとつの大きな分岐点が、国道469号(標高約600m)です。

私は、富士山を大きく3つのエリアに分けて考えています。海からおおよそ国道469号までは「人が住むエリア」で、森林限界(およそ登山道の入口)より上は「神が住むエリア」、そして国道469号から森林限界までは俗と聖が交差する「中間エリア」という認識です。自然公園法や文化財保護法で、国道469号より北側での開発は厳しく制限されていて、ここから急に景色が変わります。どっからが富士山?という問いに唯一の回答はありませんが、海から登ってくると「だいたい国道469号より上が富士山」という感触が分かります。

さて、国道469号を超えてからの道なんですが、ここから2時間ほど標高1000mあたりまでは、「実につまらない道」が続きます。ひたすら退屈です。景色に変化がなくて、ずっとヒノキの植林地が続いています。戦後の数十年の間に、よくもこんなにヒノキを植えたなーと感心しますが、動植物の多様性は乏しく、暗くて地味な道です。

ずっとこんな道


富士山はまだ遠い…


路面にガイドが付いているので迷わず行けます。


そんな道が一変するのが、この中継点のベンチのところです。よくこの場所に休憩所を作ってくれたと、富士市の行政を心から褒め称えたい気持ちになりました。


ここから「ふじ山夢ロード」(広域基幹林道富士山麓線)に出るのですが、この中継点が重要なターニングポイントで、ヒノキの植林地から広葉樹を含む混交林へ、暗い森から明るい森へ、単調な景色から多様な景色へ、鮮やかに転換します。

鳥がさえずり、蝶々が飛び、気持ちも晴れてきます。


しかし富士山はまだ遠い。


少し進むと天照教社のところに着きます。


天照教社の近くに村山古道に入れる脇道があります。村山古道の方が近道だし、富士山の野生の森に包まれるような本当に素晴らしい体験ができるんですが…。


道路でない国有林を勝手に通ってはいけない等の理由だと思いますが、「富士山登山ルート3776」では村山古道が示されていません。ルート3776では、アスファルトで整備された林道を進んで大回りすることになります。私は、村山古道で何度か登っているので行けなくもなかったのですが、今回はおとなしくルート3776のとおりに、アスファルトの林道を進みました(村山古道は、事前知識がないと遭難する可能性もあるので、地図や関連書籍を手に入れてから登ってください。)
いつの日か、大手を振って村山古道が通れるようになると良いなと思っています。

そして、ひたすら歩いて表富士グリーンキャンプ場(標高1100m)にたどりつきます。着いたのは午前9時過ぎでした。海抜ゼロをスタートして約9時間、2日目コースだけで約6時間かかりました(長い休憩を含む)。


表富士グリーンキャンプ場は、富士急グループの民間の施設で、今回は宿泊しないので申し訳なかったのですが、売店とトイレを貸して頂きました。

・表富士グリーンキャンプ場
https://www.pica-resort.jp/omotefuji/


■3日目コース


3日目コースは、前半・後半まったく違う2つの道です。旧料金所ゲート(標高1460m)までは、一本道が5キロ続きます。自動車や大型バスが、かなりのスピードを出しているし歩道部分が狭いので、交通事故には気を付けなければいけません。

このあたりは一面にコケが蒸していて、緑一色の森です。


旧料金所ゲート


旧料金所ゲートから富士宮口6合目までは、今までと全く違う自然歩道です。私は、この道を少し甘くみていて大変でした。ガイドマップには平均登山時間として3時間20分と書かれていますが、3時間20分で登れるのは体がフレッシュな場合。すでに海から12時間も歩き続け足に疲労がたまっていた上に、持っていった飲料も不足気味で軽く脱水症状ぽくなってしまい、ここだけで5時間半かかってしまいました。「旧料金所ゲート(標高1460m)から富士宮口6合目(標高2490m)」は、「富士宮口6合目から頂上(標高3776m)」と同じくらいの険しさがあると認識していくべきでした。



森の中を進みますが、登り始めから3時間以上、見渡す限り誰ともすれ違わず完全に孤独の中を歩きました。ビビってしまい写真を撮り損ねましたが、大きなシカがものすごいスピードで何度か通り過ぎていきました。シカがかじったのか、樹皮がない木も多いです。


木に結んであるリボンや、地面に打ち付けてある目印を見つけながら森の中を進みます。一帯は倒木にも岩にも、あらゆるところにコケが蒸しています。小さな折りたたみチェアを持っていくべきだったかなと後悔しました。防水のズボンを履いていましたが、それでも倒木などに直接座って休憩するとベタベタしたもの(何?)がまとわりついたりして不快でした。あと、ハエかアブかブヨか分かりませんが、刺されなかったけど小さな虫がものすごくいて、歩行中ずっと付きまとわれているのも不快でした。防虫対策も必要です。





この標高差1000メートルの植生の変化は美しく見事です。植物の垂直分布のお手本を観察することができます。広葉樹の森から、背丈の低いマツ類が多くなり、やがて宝永火口の火山荒原にたどりつきます。

最後の宝永火口の急坂は砂礫で足が滑りますが、疲労で踏ん張れない…。ホント大変でした。


事前に予約していた、富士宮口6合目の宝永山荘に着いたのは17時になっていました(15時には着けると思っていたのに甘かったです…)。宿泊の予約はしていましたが(もちろん宿泊料金を払い)少し仮眠して装備を整え再スタートして24時間以内に山頂到着を目指したい気持ちもありました。しかし、想像以上の筋肉疲労で動く気力を失ってしまい、ゆっくり一泊することにしました。(宝永山荘には生ビールもあったし!)
やはり日頃から足腰を鍛えていないと、24時間以内に登頂するのは難しいです(来年、再挑戦したいと思います)






■4日目コース


4日目は、いわゆる普通の富士登山です。この日は日曜日で山頂付近の御来光渋滞にはまってしまうことが予想されたのでそれを避けて、朝6時頃にスタート。(筋肉痛がひどかったので…)ゆっくり5時間かけてのぼり、午前11時に山頂に着きました。スタートから35時間。日本一高い山に、海から登ったという達成感に包まれました。



日程の都合と疲労もあって海まで下山することは諦めて、5合目まで下り、そこからバスで帰りました。いつか海抜ゼロメートルから富士山の頂上に行って「海まで戻ってくるまで」を達成したいなと思います。

スタンプラリーも全4ヶ所でスタンプを押せました。


富士市役所に持っていったら、フィニッシャーバッチをもらえました。


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この「富士山登山ルート3776」、ぜひ多くの人に体験して欲しいと心から思います。

富士登山をする人は全国からたくさん来ますが、99%の人が5合目から登山します。5合目というのは、森林限界の境目なので、そこから登っても草木の生えていない岩と砂礫の道をひたすら歩くだけの体験になってしまいます。海抜ゼロメートルから登ると、俗世界からだんだん神々の聖なる場所に近づいている感覚を体験できるし、植生の変化を楽しむこともできます。富士修験の行者や信者たちは、富士登拝に「擬死再生」(いったん死んで生まれ変わる感覚)を求めたとも言われていますが、それも少しわかる気がしました。「富士山登山ルート3776」は、世界第一級のExperience(体験)だと思いました。

「富士山登山ルート3776」がもっと安全に登れるように、私も富士市議会の中で様々な提案をしてきたいと思っています。
| 小池よしはる | 富士山 | 02:25 | comments(1) | trackbacks(0) |
富士市議会6月定例会、私の一般質問は6月29日(木)10時から
知事選と県議補選で大忙しの毎日でしたが、頭を切り替えます。
富士市議会6月定例会の後半戦の一般質問がはじまっています。私も初当選以来25回連続25回目の一般質問の発言通告をしています。

先週金曜日に小長井市長が2期目の出馬を表明しましたが、これまでの1期4年間を検証することは、私の議員としての重要な務めだと思っているので、しっかり取り上げていきます。

今回は、下記の発言通告書のとおりですが、1項目目は政策の提案、2項目目のシティプロモーションのうち1つめに青春大賞事業を、2つめにスミドキU-40を取り上げます。

青春大賞事業は、小長井市長が理念として掲げる「生涯青春都市」に基づいて行われている事業で、1年間の個人的な目標を書いて市役所に提出するとリストバンドをもらえて…というような企画でこれまで2年間続けているんですが、私ははっきり言ってこれは企画としては失敗しているではないかと感じています。今後も続ける必要があるのか、そのところはキチンと問い質したいと思います。。

スミドキU-40は、年間7800万円の公費をかけて行われていますが、私はこれまで何度も議会で疑問を呈してきました。今回はそもそもの「お金を払って来てもらう」という考え方自体が、シティプロモーションのコンセプトと合っていないのではないか、という視点で取り上げたいと思います。







皆様、ぜひ傍聴に来てください。

・富士市議会会期予定
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0402/fmervo0000002ko0.html
| 小池よしはる | 富士市議会 | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市のゼロ歳児(1,850人)は、82歳(1,874人)より少ない!? 富士市でも減り続ける子供の人口(2017年度版)
私は、2012年5月5日のこどもの日に「富士市でも減り続ける子供の人口」というエントリを書きました。

それから5年が経ちましたが、今どうなのか…。最新の年齢別人口表(2017年4月1日時点)のエクセルシートをダウンロードして調べてみました。

↓これは2017年4月1日時点の年齢ごとの人口、つまり富士市内に同学年の人が何人いるかというデータです。39歳の私の同級生は富士市内に「3,355人」いるんだなーと分かります。



富士市内のゼロ歳児は「1,850人」で、3年連続で2,000人を下回っています。これは、年齢別で最多の69歳(4,289人)の半分以下(どころか43%)の水準で、今年度に敬老会対象年齢を迎える76歳(3,002人)の6割であり、82歳(1,874人)よりも少ない人数です。超少子高齢化の現実に、改めて驚きます。

↓グラフにしてみました。


グラフの中で、15歳くらいをピークにして、「山」というか「丘」くらいに少し膨らんでみえるとこがありますが、このあたりが「団塊世代」「団塊ジュニア世代」に続く山ができるはずだった(けどできなかった)ところかと思います。団塊ジュニア世代が(出産の多い)30歳代を通過する間に出生率が回復すれば…という、人口維持のための最後の機会は逃してしまったので、もう「人口減」という現実に向き合うしかありません。

↓45歳以下を拡大してみます。


今後の予測ですが、あと10年間くらいは「親になる世代の人口が激減する」ので、(出生率が相当にあがらない限り)子どもの数は減少してくと予想できます。今の小学校のクラス数をみて「子ども少なくなったねー」なんて口にする人がいますが、今は少子化の「入口」に過ぎず、本当の少子化の衝撃は、5年後10年後に見えてくると思います。

結婚するかしないか、子供をつくるかつくらないかは個人の自由な意志によるので何とも言えませんが、少なくとも、子どもが欲しいけれど経済的な理由や保育所不足などが理由で諦めてしまう、という家庭が無いようにすることは行政の責務だと思います。

↓出生率のデータ(静岡県WEBサイトのPDF)をみると、富士市の出生率1.59は全国平均より高いですが、裾野市や長泉町を0.2ポイント下回っています。富士市に、もっとできること・やるべきことがあると思います。




また、現状を踏まえて、いかに持続可能な市政運営をするかという視点の重要性も改めて感じます。

私が市政報告会のような場で「人口減少を前提としたまちづくりを…」ということを言うと、「もっと明るい話をしろよー」「人口が増えるような政策をもっと」という意見がでますが、もちろんそれはその通りなんですが、人口減少を前提として様々な計画を立てていかないと、もうどうしようもない崖っぷちまで来ている現状にあります。具体的にいうと、これ以上公共施設をバンバン建てられないし、むしろ削減していかなきゃいけない、ということは、市民が皆でちゃんと理解するべきだと思います。

今後、こういうデータを市民で共有しながら、未来に向けて前向きな議論をしていきたいです。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
3つの「初めて」で、活性化してきた(と思う)富士市議会
富士市議会2月定例会が、3月22日に閉会しました。
市議会は、国会のようにはマスコミで報道されないので、その様子があまり伝わっていないと思いますが、この定例会では、おそらく(少なくともネットで議事録検索ができる期間の中では)「富士市議会始まって以来」ということが3つありました

1.初めて議員提案による政策的条例の成立(富士市ユニバーサル就労の推進に関する条例)
2.初めて市長提案の条例を否決(まちづくりセンターでの証明書発行を来年4月からやめるための条例改正を否決)
3.初めて一般会計予算を議会により修正(まちづくり協力員の制度創設に関しての予算)

それぞれ解説します。
まず、1つめ。市議会は、市長から提案された条例案を審議して「議決」をするのが基本的な仕事なんですが、法律的には議員も自ら条例案を提案することができます(提案するには定数の12分の1以上の賛成が必要)。しかし、富士市議会は今まで、議員の定数のような議会に関する条例などを除いた、市民の生活にかかわるような「政策的条例」を提案したことは一度もありませんでした。

今回は、心身の障害であったり、生活困窮であったり、様々な理由により働きたくても働くことができない状態にある全ての人が自ら選択した仕事に就くことができる環境を作るために(これを「ユニバーサル就労」と呼ぶ)、市(行政)、市民、事業者、事業者団体がそれぞれ責任を持ち努力していきましょうという条例を作りました。議員同士で何度も集まり協議して条例の文面やそれに伴う政策案を作り、議員全員一致により条例が制定されました。さっそく、市にユニバーサル就労の推進を担当する部署ができ、平成29年度予算にも反映されて、政策として動き始めました。

これを第一弾として、これからは議員の4年任期のうちに1本か2本のペースで、議員提案による条例を制定していくのが良いなーと個人的には思っています。まずは、このユニバーサル条例がお飾りに終わらないように、条例が十分に活かされ有効な政策を推進できるように取り組んでいきたいと思います。

・富士市ユニバーサル就労の推進に関する条例(PDF)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/sangyo/c0207/rn2ola000000sz91-att/rn2ola000000szcp.pdf

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そして2つ目。さきほど、市議会は、市長(行政)から提案された条例案を審議して「議決」をするのが仕事と書きましたが、実をいうと今まで富士市議会は条例を否決したことはなくて、これまで何千本にもおよぶ条例案をずっと「賛成」だけしてきました。「なんだと!全然、仕事してこなかったのか!」というと、そうではなくて、市長(の命令をうけた市当局)は条例案が議員の賛成を受けて成立するように、議会の定例会に提案する数ヶ月前の時点で、議員に対して「こんな条例提案を考えてたりするんですよねー」という説明をして、議員はその場で意見を言い、当局はその意見を反映したり様子を探ったりして、「これなら賛成されるかな」というタイミングで提案をしてきた、というのがこれまでのやり方でした。3年前に市長が変わり(小長井市長は意図的にそうしているのか分かりませんが…)、市議会に事前に相談することが少なくなってきたと私は感じていますし、同様の声は他の議員からも聞かれます。そんな背景もあって、初の条例案の「否決」、しかも全員一致での否決となりました。私は、議事録が残り傍聴も可能な市議会の場で議員が互いに意見を言い討論をして、その議論の中で場合によって「否決」という結論に至ることは市長と議会の健全な関係だと思うし、今回は委員会の中で良い議論が展開されたと思っています。

さて、否決した内容ですが、小長井市長は、「マイナンバーカードを使えばコンビニのマルチコピー機で住民票や印鑑登録証明書をとれるようになったよ」→「だから、1年たったらまちづくりセンターでの証明書発行をやめるよ」という条例改正を提案してきました。それに対して富士市議会は、マイナンバーカードを持っている市民は7%しかいなくて9割の人は持っていない、市民が不便になっては困る、やめるのはもっとマイナンバーカード普及してからではないか、もう一回考え直すべき、としてその条例改正にストップをかけました。富士市議会として、市民の目線にたった判断であったと思います。

↓否決を伝える静岡新聞の記事の一部

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3つ目の、一般会計予算案を修正の件。条例は議員でも提案できるという風に書きましたが、予算を提案できるのは市長だけに与えられた権限です。予算は「市長が提案し、議会が決定し、市長が執行する」というのが流れです。予算については、私が2012年に岳鉄の補助金について一人で反対したり、共産党の議員は毎年反対をしたりしていますが、議員の過半数をもって「否決」されたことはありませんし、議員の総意として修正を行ったこともありませんでした。

今回は、「まちづくり協力員」の予算を削って予備費に付け替える修正がされたんですが、これについては、先ほどの条例の否決と関連があります。「まちづくり協力員」というのは、各まちセンに配置される週に3日程度勤務する臨時職員で、各地区のまちづくり協議会などの事務局機能の支援をすると説明がされました。

次に示す流れ、先ほどの条例案でAとBまでを書きましたが、これはC、Dに繋がっていると、行政からすでに一部の市民に説明されていましたし、議員の多くもそう受け取りました。

「A. マイナンバーカードを使えばコンビニのマルチコピー機で住民票や印鑑登録証明書をとれるようになったよ」→「B.だから、1年たったらまちセンでの証明書発行をやめるよ」→「C. そうすると、まちセンの仕事が減るから各まちセンの正規職員3人を2人に減らすよ」→「D.まちづくり協力員という週に3日の臨時職員を1人雇用して各まちセンに配置するよ」

このうち「B」を否決することになったので、「C」がどうなるか不透明になりました。そうすると、「D」の予算を通すワケにはいかないのではないか、というのが予算修正の大きな理由です。もし、「B」を否決することにより、「C」を行わない、つまり再来年度からもまちセンの正規職員をそのまま3人体制で続けるとなった場合は、(証明書発行事務はコンビニに徐々に移り減っていくのに)これに加えてまちづくり協力員という臨時職員1人を増やすとなれば、これは過剰な配置で「税金の使い過ぎになってしまう」という風に思いました。この予算案の修正については採決が行われ、反対4人、賛成27人で修正が決まりました。私も修正に賛成しました。

私は、この条例案と予算案を審議する「総務市民委員会」の副委員長を務めていたので、否決と修正にあったっては、議員の意見集約や議事の進行について神経を使いました。結果的には市民の側に立った市議会の決断ができたと思っています。

このように3つの「初めて」があった、この定例会ですが、一般的な感覚から言えば「むしろ当然」なのだろうと思います。条例や予算を否決・修正をしたこと自体には良いも悪いもありませんが、今回はそれに向けて冷静で建設的な議論を積み重ねられたということをもって「議会が活性化してきたな」と私は感じています。今後も、富士市議会を改革する先頭に立つんだという気概をもって取り組みたいと思っています。


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あとこの定例会では、私が注目してきた政策についても進展がありましたので、その点にも少し触れておきます。

今回の一般質問で取り上げた骨髄バンクのドナーに対する助成ですが、市長から「導入に向けて検討」という非常に前向きな答弁がありました。これにより骨髄バンクの移植率があがることを期待したいです。

↓富士ニュースの記事



また、おととしの6月定例会の一般質問でとりあげたLGBTの方への配慮については、市長施政方針の中で次のように触れられ、予算にも反映されました。



また、おととしの12月定例会の一般質問でとりあげた社会的養護についても、市長施政方針の中で次のように触れられ、予算にも反映されました。



このような政策が少しずつでも進展するよう、弱者、マイノリティ、苦しんでいる人の視点に立って取り組んでいきたいと思っています。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
3月8日の午後、一般質問します
2月15日にはじまった富士市議会2月定例会も後半戦をむかえています。

定例会後半では、来年度(平成29年度)予算案やいくつかの条例が審議されますが、議論百出となりそうなテーマも浮上してきていますので、しっかりと臨みたいと思います。内容は、定例会終了後にブログ書きたいと思います。

さて今回、私は一般質問もします。

↓会議予定(通告内容もアップされています)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0402/fmervo0000002ko0.html

「骨髄バンクのドナー登録の推進およびドナー助成制度の創設について」

「デマンドタクシーの現状と今後の公共交通について」
について質問します。

私は、ことし1月に骨髄バンクにドナー登録しました。



骨髄バンクついて調べていくうちに様々な問題点、富士市が取り組むべき課題も分かってきました。
「いのちを大切にする」という行政・政治の一番大切なことを富士市が果たすために政策提案していきたいと思っています。

ちなみに、骨髄バンクのドナー登録は、18歳から54歳までの方が可能で、富士総合庁舎で行っています。
ぜひ一度、「骨髄バンク」について興味を持っていただきご検討いただきたいなと思っています。

・日本骨髄バンク WEBサイト
http://www.jmdp.or.jp/

●富士市での骨髄バンク・ドナー登録
富士市本市場441-1 静岡県富士総合庁舎
富士健康福祉センター(医療健康課)
電話 0545-65-2659


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また公共交通の方は、高齢者の交通事故が多発する中で公共交通の充実が求められていますが、「いまのデマンドタクシー、このままで良いのか」ということや、年間で約1億1千万円を支出している敬老事業(敬老会の開催と敬老祝い金の配布)と公共交通政策の一体化などについて、提案したいと思っています。おもしろい議論ができると思っていますので、ぜひ傍聴してください。

3月8日(水)の午後の2番目(2時少し前から)の60分間です。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 23:27 | comments(1) | trackbacks(0) |
「いただきへの、はじまり 富士市」 ブランドメッセージが決定
2017年2月4日は新生・富士市、誕生の日。
この日、ブランドメッセージが発表になりました。富士市は新たなスタートをきったんです!
それが、↓これです。



??

何のことやら??
…と多くの市民が感じていると思いますが、これが富士市の「ブランドメッセージ」です。

とても良い言葉に決まったと思っています。

添えられた文章、("ボディコピー"というそうですが…)これも良いですね。声に出して読んでみてください。

「このまちに暮らすと、目線が上がる。だって、そこには日本一の頂があるから。
 このまちに暮らすと、心が広がる。だって、ここにはどこまでも続く海があるから。
 気づけば、いつも恵みの中。だから、どんな一歩だって踏み出せる。
 毎日がはじまり。自分の頂へと歩んでいこう。」


私は今から4年8ヶ月ほど前の2012年6月26日に、当時の市長は鈴木尚さんでしたが、「人口減少時代の到来を踏まえ、選ばれるまちであるためのシティプロモーション戦略」と題した一般質問をしました。その時の議会の議事録を以前にブログに載せてあるので是非ご覧いただきたいのですが、これからの時代の行政には、「シティプロモーション」が不可欠で、そのためにはブランドメッセージを作るべきという提案をしました。鈴木市長の在任中にシティプロモーションに向けた動きがはじまり、2012年当時は私と同僚市議だった小長井さんが2014年に市長になり、富士商工会議所青年部(YEG)さんの熱心な取り組みもあり、さらに加速してここまで辿り着いたように思います。やっとスタートラインに立つことができました。

ブランドメッセージを決めたからといって、人口が増えるとか、まちが活性化するとか、そういうものではありません。単なる言葉、ただの言葉です。しかし、これが無いと、先に進むことができない大切な言葉です。

2012年の一般質問の中でも触れましたが、多くの大企業はコーポレート・メッセージというものを策定しています。トヨタは「Drive Your Dreams」、日産は「SHIFT_」、ホンダは「The Power of Dreams」、日立は「Inspire the Next」、キャノンは「make it possible with canon」、味の素は「あしたのもと」、ロッテは「お口の恋人」といったような言葉です。顧客に対して、自社の社員に対して、社会に対して、自分たちが何であるか・何を大事にしているか・何を約束するかを、短いフレーズに込めたものです。

それにあたる言葉が、富士市の場合「いただきへの、はじまり 富士市」になったよ、と捉えて良いかと思います。多くの企業がそうであるように、数年〜十数年したら変更するかもしれませんが(例えば花王は、それまでの「清潔で 美しく すこやかな毎日をめざして」から「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」に少し変えています)、当分の間はこれで進んで行って欲しいと思っています。




「いただきへの、はじまり」

この言葉から、どんなことをイメージしますか?

私は「挑戦すること」、「高い志(こころざし)をかかげること」、「まずは、第一歩を踏み出すこと」、
そんなことを感じました。

そして「いただきへの、はじまり」という言葉を使えるのは、日本一・富士山のふもとにありながら海に面した富士市だけ、というアイデンティティ、他のまちとの差別化、そして私たちが住んでいるかけがえのない大地への感謝の想いが湧いてきました。

これから行政は、「いただきへの、はじまり」という言葉から派生するイメージを具体的な施策として実行していかなくてはいけません。私は、スポーツ大会や合宿、スタートアップ(起業)の誘致、(私が以前から提唱してきた)海抜ゼロメートルからの富士登山のブラッシュアップなど、まずはそんなことがパッと浮かびましたが、これからじっくり考えに考え、実際的な施策を議会で提案していきたいと思っています。

と書いたけど、皆さんまだピンと来てないと思いますが…。今後の展開に乞うご期待!

いずれにせよ、市制施行51年目。
新たな50年が、「いただきへの、はじまり」という言葉とともに、はじまりました!


(↑子供と田子の浦みなと公園、「はじまりの鐘」で)
| 小池よしはる | 富士市議会 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
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コメントありがとうございます
  • 海抜ゼロメートルから富士山の山頂まで、「富士山登山ルート3776」を使って登ってきました
    みゅう (08/02)
  • 静岡県は全国で2番目か3番目に雪が降らない
    名無し (06/02)
  • 私の一般質問は6月24日(金)の午後の2番目
    mochiduki kazunaga (05/04)
  • 私がそれでも富士市に住み続ける、その魅力を6つにまとめて語ります!毎日、富士山が見られるよ。
    まさみ (04/12)
  • 東海パルプ、明治製紙を子会社化
    昔人 (04/09)
  • 3月8日の午後、一般質問します
    猫舌 (03/21)
  • 「コンパクトシティ政策に異議あり!」 12月7日に一般質問します。
    富士市民 (12/15)
  • 「コンパクトシティ政策に異議あり!」 12月7日に一般質問します。
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  • 富士市議会は、安保法制の慎重審議を求める意見書を全会一致で採択
    小池よしはる (01/26)
小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(38歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住

・2011年4月 富士市議選
3072票をいただき初当選
(44人立候補中 5位)

・2015年4月 富士市議選
3555票をいただき2回目の当選
(39人立候補中 1位)

7歳と4歳の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

facebookは、こちら。


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