フジブログ!!

富士市と富士宮市で活動する小池義治のブログ
海抜ゼロメートルから富士山の山頂まで、「富士山登山ルート3776」を使って登ってきました
先日、海抜ゼロメートルから標高3776メートルの富士山頂上まで登ってきました。
出発から35時間で頂上までたどり着きました。素晴らしい体験でしたので、ここで紹介します。


(↑76年ぶりに建て替えられた山頂の新しい鳥居の前で)

私は5年程前に村山古道を使って2泊3日かけて海抜ゼロから登っていますが、今回は富士市が提唱している「富士山登山ルート3776」のマップを使ってみました。

・「富士山登山ルート3776」に挑戦!【ルート紹介】 | 富士じかん
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/enjoy/kb719c0000002n3y.html


ご注意いただきたいことがあります。以下に私の個人的な体験談を書きますが、これは富士市が推奨している登り方ではありません。富士市の行政は、「富士山登山ルート3776」を3泊4日で登山することを推奨しています。私は、過去に10回以上富士登山をしているし、海抜ゼロからの経験もあるし、何かトラブルがあったら携帯電話で連絡して富士市内に住んでいる家族を呼び出せるという状況もあり、自己責任を認識して準備を整えたうえで、深夜に出発して一気に頂上を目指しました。海抜ゼロからの"一気登山"は危険だしハードであることを十分に認識し、軽い気持ちでは挑戦しないでください。

私は深夜0時に、ふじのくに田子の浦みなと公園にある「はじまりの鐘」をスタートしました。深夜の公園は灯りも少なくてかなり怖いです。ちなみに、「富士山登山ルート3776」では鈴川の富士塚もスタート地点になっています。私は前回村山古道で登った時は、富士塚から登山しました。富士塚スタートの方が、東海道14番目の宿場であった吉原宿の面影を残す吉原商店街を通過するので、市外から挑戦する方にはおすすめしたいです。

スタート地点の「はじまりの鐘」


田子の浦港からの夜景が綺麗です。


はじまりの鐘の近く、公園内の小高い丘の展望台の手前に富士市が設置した「起点」があり、スタンプラリーの用紙やガイドマップ、挑戦計画書などが入っています。ここでスタンプを押します。


スタート時間を深夜0時にした理由は大きく2つ。一つは真夏の真昼間にリュックを背負って市街地のアスファルトの上を長時間歩くのはキツいなと思ったこと。そしてもう一つは(こちらの方が重要)、森林の中の自然歩道を通る「旧料金所ゲート(標高1460m)から富士宮口6合目(標高2490m)」は日没までに登りきらないと遭難しかねずかなり危険ということです。日が昇った午前5時頃に出発することも考えましたが、そうすると自分の脚力では「旧料金所ゲート→富士宮口6合目」の登山中に日が沈んでしまうリスクが高くなってしまいます。そのリスクを少なくするために、深夜に出発してなるべく早めに旧料金所ゲートに着くことを目指しました。

以下、富士市のサイトから、3泊4日を推奨しているルートで紹介します。

■1日目コース


1日目にあたるのは富士市の市街地で、ガイドマップを冷静に辿ったら迷う事なく進めました。



このようなガイドが路上に「富士山登山ルート3776」の道路上にいくつもついています。


私は1日目コースの区間を約3時間で登りました。1日目ゴールのよもぎ湯付近は、灯りも少ないし(というか殆どない)、深夜は静まりかえった閑静な住宅街です。夜間に通過するときは注意が必要です。


市街地を歩くとき問題なのはシューズです。アスファルトの路面ですから当然、スニーカーで十分なんですが、富士山中腹より上で必須となる登山用シューズを、リュックに詰めていくのは結構かさばってしまうので、私は登山用のトレッキングシューズで全行程を登りました。重くて暑いのが難点です。長時間歩くので、靴ずれを起こさないように、ワセリンを足の指に塗りたくっておきました。

1日目コースの最後、絶対に忘れてはならないのが飲食物の買い物です。ガイドマップでは、大淵第一小学校のすぐ北の「ミニストップ富士大渕店」が最後になっていますが、さらに10分ほど進んだところに「セブンイレブン富士市大渕八王子町店」ができていました。それが最後のコンビニで、ここで買いそびれると、ジ・エンド。ここから先は富士山6合目まで売店はありません(表富士グリーンキャンプ場の売店があいている時間なら買えますが、それにしたって随分と先です)。私は、飲料を3リットル買いましたが(その日は猛暑だったこともあり)不足気味になってしまいました。


■2日目コース


2日目コースは、いよいよ山の中に入っていく道になりますが、ずっとアスファルトで舗装された道です。日の出前に歩くと真っ暗すぎたので、私は路上の安全なところに腰をおろして長めの休憩をとり、しばらく夜明けを待ちました。

夜が明けて再出発。富士山頂は、まだまだ遠くに見えます。




さきほどコンビニはもう無いと書きましたが、国道469号を横切る前までは自動販売機はいくつかあります。
↓このDyDoの自販機が最後で国道469号超えたらありません。


このコースのひとつの大きな分岐点が、国道469号(標高約600m)です。

私は、富士山を大きく3つのエリアに分けて考えています。海からおおよそ国道469号までは「人が住むエリア」で、森林限界(およそ登山道の入口)より上は「神が住むエリア」、そして国道469号から森林限界までは俗と聖が交差する「中間エリア」という認識です。自然公園法や文化財保護法で、国道469号より北側での開発は厳しく制限されていて、ここから急に景色が変わります。どっからが富士山?という問いに唯一の回答はありませんが、海から登ってくると「だいたい国道469号より上が富士山」という感触が分かります。

さて、国道469号を超えてからの道なんですが、ここから2時間ほど標高1000mあたりまでは、「実につまらない道」が続きます。ひたすら退屈です。景色に変化がなくて、ずっとヒノキの植林地が続いています。戦後の数十年の間に、よくもこんなにヒノキを植えたなーと感心しますが、動植物の多様性は乏しく、暗くて地味な道です。

ずっとこんな道


富士山はまだ遠い…


路面にガイドが付いているので迷わず行けます。


そんな道が一変するのが、この中継点のベンチのところです。よくこの場所に休憩所を作ってくれたと、富士市の行政を心から褒め称えたい気持ちになりました。


ここから「ふじ山夢ロード」(広域基幹林道富士山麓線)に出るのですが、この中継点が重要なターニングポイントで、ヒノキの植林地から広葉樹を含む混交林へ、暗い森から明るい森へ、単調な景色から多様な景色へ、鮮やかに転換します。

鳥がさえずり、蝶々が飛び、気持ちも晴れてきます。


しかし富士山はまだ遠い。


少し進むと天照教社のところに着きます。


天照教社の近くに村山古道に入れる脇道があります。村山古道の方が近道だし、富士山の野生の森に包まれるような本当に素晴らしい体験ができるんですが…。


道路でない国有林を勝手に通ってはいけない等の理由だと思いますが、「富士山登山ルート3776」では村山古道が示されていません。ルート3776では、アスファルトで整備された林道を進んで大回りすることになります。私は、村山古道で何度か登っているので行けなくもなかったのですが、今回はおとなしくルート3776のとおりに、アスファルトの林道を進みました(村山古道は、事前知識がないと遭難する可能性もあるので、地図や関連書籍を手に入れてから登ってください。)
いつの日か、大手を振って村山古道が通れるようになると良いなと思っています。

そして、ひたすら歩いて表富士グリーンキャンプ場(標高1100m)にたどりつきます。着いたのは午前9時過ぎでした。海抜ゼロをスタートして約9時間、2日目コースだけで約6時間かかりました(長い休憩を含む)。


表富士グリーンキャンプ場は、富士急グループの民間の施設で、今回は宿泊しないので申し訳なかったのですが、売店とトイレを貸して頂きました。

・表富士グリーンキャンプ場
https://www.pica-resort.jp/omotefuji/


■3日目コース


3日目コースは、前半・後半まったく違う2つの道です。旧料金所ゲート(標高1460m)までは、一本道が5キロ続きます。自動車や大型バスが、かなりのスピードを出しているし歩道部分が狭いので、交通事故には気を付けなければいけません。

このあたりは一面にコケが蒸していて、緑一色の森です。


旧料金所ゲート


旧料金所ゲートから富士宮口6合目までは、今までと全く違う自然歩道です。私は、この道を少し甘くみていて大変でした。ガイドマップには平均登山時間として3時間20分と書かれていますが、3時間20分で登れるのは体がフレッシュな場合。すでに海から12時間も歩き続け足に疲労がたまっていた上に、持っていった飲料も不足気味で軽く脱水症状ぽくなってしまい、ここだけで5時間半かかってしまいました。「旧料金所ゲート(標高1460m)から富士宮口6合目(標高2490m)」は、「富士宮口6合目から頂上(標高3776m)」と同じくらいの険しさがあると認識していくべきでした。



森の中を進みますが、登り始めから3時間以上、見渡す限り誰ともすれ違わず完全に孤独の中を歩きました。ビビってしまい写真を撮り損ねましたが、大きなシカがものすごいスピードで何度か通り過ぎていきました。シカがかじったのか、樹皮がない木も多いです。


木に結んであるリボンや、地面に打ち付けてある目印を見つけながら森の中を進みます。一帯は倒木にも岩にも、あらゆるところにコケが蒸しています。小さな折りたたみチェアを持っていくべきだったかなと後悔しました。防水のズボンを履いていましたが、それでも倒木などに直接座って休憩するとベタベタしたもの(何?)がまとわりついたりして不快でした。あと、ハエかアブかブヨか分かりませんが、刺されなかったけど小さな虫がものすごくいて、歩行中ずっと付きまとわれているのも不快でした。防虫対策も必要です。





この標高差1000メートルの植生の変化は美しく見事です。植物の垂直分布のお手本を観察することができます。広葉樹の森から、背丈の低いマツ類が多くなり、やがて宝永火口の火山荒原にたどりつきます。

最後の宝永火口の急坂は砂礫で足が滑りますが、疲労で踏ん張れない…。ホント大変でした。


事前に予約していた、富士宮口6合目の宝永山荘に着いたのは17時になっていました(15時には着けると思っていたのに甘かったです…)。宿泊の予約はしていましたが(もちろん宿泊料金を払い)少し仮眠して装備を整え再スタートして24時間以内に山頂到着を目指したい気持ちもありました。しかし、想像以上の筋肉疲労で動く気力を失ってしまい、ゆっくり一泊することにしました。(宝永山荘には生ビールもあったし!)
やはり日頃から足腰を鍛えていないと、24時間以内に登頂するのは難しいです(来年、再挑戦したいと思います)






■4日目コース


4日目は、いわゆる普通の富士登山です。この日は日曜日で山頂付近の御来光渋滞にはまってしまうことが予想されたのでそれを避けて、朝6時頃にスタート。(筋肉痛がひどかったので…)ゆっくり5時間かけてのぼり、午前11時に山頂に着きました。スタートから35時間。日本一高い山に、海から登ったという達成感に包まれました。



日程の都合と疲労もあって海まで下山することは諦めて、5合目まで下り、そこからバスで帰りました。いつか海抜ゼロメートルから富士山の頂上に行って「海まで戻ってくるまで」を達成したいなと思います。

スタンプラリーも全4ヶ所でスタンプを押せました。


富士市役所に持っていったら、フィニッシャーバッチをもらえました。


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この「富士山登山ルート3776」、ぜひ多くの人に体験して欲しいと心から思います。

富士登山をする人は全国からたくさん来ますが、99%の人が5合目から登山します。5合目というのは、森林限界の境目なので、そこから登っても草木の生えていない岩と砂礫の道をひたすら歩くだけの体験になってしまいます。海抜ゼロメートルから登ると、俗世界からだんだん神々の聖なる場所に近づいている感覚を体験できるし、植生の変化を楽しむこともできます。富士修験の行者や信者たちは、富士登拝に「擬死再生」(いったん死んで生まれ変わる感覚)を求めたとも言われていますが、それも少しわかる気がしました。「富士山登山ルート3776」は、世界第一級のExperience(体験)だと思いました。

「富士山登山ルート3776」がもっと安全に登れるように、私も富士市議会の中で様々な提案をしてきたいと思っています。
| 小池よしはる | 富士山 | 02:25 | comments(1) | trackbacks(0) |
富士市議会6月定例会、私の一般質問は6月29日(木)10時から
知事選と県議補選で大忙しの毎日でしたが、頭を切り替えます。
富士市議会6月定例会の後半戦の一般質問がはじまっています。私も初当選以来25回連続25回目の一般質問の発言通告をしています。

先週金曜日に小長井市長が2期目の出馬を表明しましたが、これまでの1期4年間を検証することは、私の議員としての重要な務めだと思っているので、しっかり取り上げていきます。

今回は、下記の発言通告書のとおりですが、1項目目は政策の提案、2項目目のシティプロモーションのうち1つめに青春大賞事業を、2つめにスミドキU-40を取り上げます。

青春大賞事業は、小長井市長が理念として掲げる「生涯青春都市」に基づいて行われている事業で、1年間の個人的な目標を書いて市役所に提出するとリストバンドをもらえて…というような企画でこれまで2年間続けているんですが、私ははっきり言ってこれは企画としては失敗しているではないかと感じています。今後も続ける必要があるのか、そのところはキチンと問い質したいと思います。。

スミドキU-40は、年間7800万円の公費をかけて行われていますが、私はこれまで何度も議会で疑問を呈してきました。今回はそもそもの「お金を払って来てもらう」という考え方自体が、シティプロモーションのコンセプトと合っていないのではないか、という視点で取り上げたいと思います。







皆様、ぜひ傍聴に来てください。

・富士市議会会期予定
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0402/fmervo0000002ko0.html
| 小池よしはる | 富士市議会 | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市のゼロ歳児(1,850人)は、82歳(1,874人)より少ない!? 富士市でも減り続ける子供の人口(2017年度版)
私は、2012年5月5日のこどもの日に「富士市でも減り続ける子供の人口」というエントリを書きました。

それから5年が経ちましたが、今どうなのか…。最新の年齢別人口表(2017年4月1日時点)のエクセルシートをダウンロードして調べてみました。

↓これは2017年4月1日時点の年齢ごとの人口、つまり富士市内に同学年の人が何人いるかというデータです。39歳の私の同級生は富士市内に「3,355人」いるんだなーと分かります。



富士市内のゼロ歳児は「1,850人」で、3年連続で2,000人を下回っています。これは、年齢別で最多の69歳(4,289人)の半分以下(どころか43%)の水準で、今年度に敬老会対象年齢を迎える76歳(3,002人)の6割であり、82歳(1,874人)よりも少ない人数です。超少子高齢化の現実に、改めて驚きます。

↓グラフにしてみました。


グラフの中で、15歳くらいをピークにして、「山」というか「丘」くらいに少し膨らんでみえるとこがありますが、このあたりが「団塊世代」「団塊ジュニア世代」に続く山ができるはずだった(けどできなかった)ところかと思います。団塊ジュニア世代が(出産の多い)30歳代を通過する間に出生率が回復すれば…という、人口維持のための最後の機会は逃してしまったので、もう「人口減」という現実に向き合うしかありません。

↓45歳以下を拡大してみます。


今後の予測ですが、あと10年間くらいは「親になる世代の人口が激減する」ので、(出生率が相当にあがらない限り)子どもの数は減少してくと予想できます。今の小学校のクラス数をみて「子ども少なくなったねー」なんて口にする人がいますが、今は少子化の「入口」に過ぎず、本当の少子化の衝撃は、5年後10年後に見えてくると思います。

結婚するかしないか、子供をつくるかつくらないかは個人の自由な意志によるので何とも言えませんが、少なくとも、子どもが欲しいけれど経済的な理由や保育所不足などが理由で諦めてしまう、という家庭が無いようにすることは行政の責務だと思います。

↓出生率のデータ(静岡県WEBサイトのPDF)をみると、富士市の出生率1.59は全国平均より高いですが、裾野市や長泉町を0.2ポイント下回っています。富士市に、もっとできること・やるべきことがあると思います。




また、現状を踏まえて、いかに持続可能な市政運営をするかという視点の重要性も改めて感じます。

私が市政報告会のような場で「人口減少を前提としたまちづくりを…」ということを言うと、「もっと明るい話をしろよー」「人口が増えるような政策をもっと」という意見がでますが、もちろんそれはその通りなんですが、人口減少を前提として様々な計画を立てていかないと、もうどうしようもない崖っぷちまで来ている現状にあります。具体的にいうと、これ以上公共施設をバンバン建てられないし、むしろ削減していかなきゃいけない、ということは、市民が皆でちゃんと理解するべきだと思います。

今後、こういうデータを市民で共有しながら、未来に向けて前向きな議論をしていきたいです。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
3つの「初めて」で、活性化してきた(と思う)富士市議会
富士市議会2月定例会が、3月22日に閉会しました。
市議会は、国会のようにはマスコミで報道されないので、その様子があまり伝わっていないと思いますが、この定例会では、おそらく(少なくともネットで議事録検索ができる期間の中では)「富士市議会始まって以来」ということが3つありました

1.初めて議員提案による政策的条例の成立(富士市ユニバーサル就労の推進に関する条例)
2.初めて市長提案の条例を否決(まちづくりセンターでの証明書発行を来年4月からやめるための条例改正を否決)
3.初めて一般会計予算を議会により修正(まちづくり協力員の制度創設に関しての予算)

それぞれ解説します。
まず、1つめ。市議会は、市長から提案された条例案を審議して「議決」をするのが基本的な仕事なんですが、法律的には議員も自ら条例案を提案することができます(提案するには定数の12分の1以上の賛成が必要)。しかし、富士市議会は今まで、議員の定数のような議会に関する条例などを除いた、市民の生活にかかわるような「政策的条例」を提案したことは一度もありませんでした。

今回は、心身の障害であったり、生活困窮であったり、様々な理由により働きたくても働くことができない状態にある全ての人が自ら選択した仕事に就くことができる環境を作るために(これを「ユニバーサル就労」と呼ぶ)、市(行政)、市民、事業者、事業者団体がそれぞれ責任を持ち努力していきましょうという条例を作りました。議員同士で何度も集まり協議して条例の文面やそれに伴う政策案を作り、議員全員一致により条例が制定されました。さっそく、市にユニバーサル就労の推進を担当する部署ができ、平成29年度予算にも反映されて、政策として動き始めました。

これを第一弾として、これからは議員の4年任期のうちに1本か2本のペースで、議員提案による条例を制定していくのが良いなーと個人的には思っています。まずは、このユニバーサル条例がお飾りに終わらないように、条例が十分に活かされ有効な政策を推進できるように取り組んでいきたいと思います。

・富士市ユニバーサル就労の推進に関する条例(PDF)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/sangyo/c0207/rn2ola000000sz91-att/rn2ola000000szcp.pdf

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そして2つ目。さきほど、市議会は、市長(行政)から提案された条例案を審議して「議決」をするのが仕事と書きましたが、実をいうと今まで富士市議会は条例を否決したことはなくて、これまで何千本にもおよぶ条例案をずっと「賛成」だけしてきました。「なんだと!全然、仕事してこなかったのか!」というと、そうではなくて、市長(の命令をうけた市当局)は条例案が議員の賛成を受けて成立するように、議会の定例会に提案する数ヶ月前の時点で、議員に対して「こんな条例提案を考えてたりするんですよねー」という説明をして、議員はその場で意見を言い、当局はその意見を反映したり様子を探ったりして、「これなら賛成されるかな」というタイミングで提案をしてきた、というのがこれまでのやり方でした。3年前に市長が変わり(小長井市長は意図的にそうしているのか分かりませんが…)、市議会に事前に相談することが少なくなってきたと私は感じていますし、同様の声は他の議員からも聞かれます。そんな背景もあって、初の条例案の「否決」、しかも全員一致での否決となりました。私は、議事録が残り傍聴も可能な市議会の場で議員が互いに意見を言い討論をして、その議論の中で場合によって「否決」という結論に至ることは市長と議会の健全な関係だと思うし、今回は委員会の中で良い議論が展開されたと思っています。

さて、否決した内容ですが、小長井市長は、「マイナンバーカードを使えばコンビニのマルチコピー機で住民票や印鑑登録証明書をとれるようになったよ」→「だから、1年たったらまちづくりセンターでの証明書発行をやめるよ」という条例改正を提案してきました。それに対して富士市議会は、マイナンバーカードを持っている市民は7%しかいなくて9割の人は持っていない、市民が不便になっては困る、やめるのはもっとマイナンバーカード普及してからではないか、もう一回考え直すべき、としてその条例改正にストップをかけました。富士市議会として、市民の目線にたった判断であったと思います。

↓否決を伝える静岡新聞の記事の一部

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3つ目の、一般会計予算案を修正の件。条例は議員でも提案できるという風に書きましたが、予算を提案できるのは市長だけに与えられた権限です。予算は「市長が提案し、議会が決定し、市長が執行する」というのが流れです。予算については、私が2012年に岳鉄の補助金について一人で反対したり、共産党の議員は毎年反対をしたりしていますが、議員の過半数をもって「否決」されたことはありませんし、議員の総意として修正を行ったこともありませんでした。

今回は、「まちづくり協力員」の予算を削って予備費に付け替える修正がされたんですが、これについては、先ほどの条例の否決と関連があります。「まちづくり協力員」というのは、各まちセンに配置される週に3日程度勤務する臨時職員で、各地区のまちづくり協議会などの事務局機能の支援をすると説明がされました。

次に示す流れ、先ほどの条例案でAとBまでを書きましたが、これはC、Dに繋がっていると、行政からすでに一部の市民に説明されていましたし、議員の多くもそう受け取りました。

「A. マイナンバーカードを使えばコンビニのマルチコピー機で住民票や印鑑登録証明書をとれるようになったよ」→「B.だから、1年たったらまちセンでの証明書発行をやめるよ」→「C. そうすると、まちセンの仕事が減るから各まちセンの正規職員3人を2人に減らすよ」→「D.まちづくり協力員という週に3日の臨時職員を1人雇用して各まちセンに配置するよ」

このうち「B」を否決することになったので、「C」がどうなるか不透明になりました。そうすると、「D」の予算を通すワケにはいかないのではないか、というのが予算修正の大きな理由です。もし、「B」を否決することにより、「C」を行わない、つまり再来年度からもまちセンの正規職員をそのまま3人体制で続けるとなった場合は、(証明書発行事務はコンビニに徐々に移り減っていくのに)これに加えてまちづくり協力員という臨時職員1人を増やすとなれば、これは過剰な配置で「税金の使い過ぎになってしまう」という風に思いました。この予算案の修正については採決が行われ、反対4人、賛成27人で修正が決まりました。私も修正に賛成しました。

私は、この条例案と予算案を審議する「総務市民委員会」の副委員長を務めていたので、否決と修正にあったっては、議員の意見集約や議事の進行について神経を使いました。結果的には市民の側に立った市議会の決断ができたと思っています。

このように3つの「初めて」があった、この定例会ですが、一般的な感覚から言えば「むしろ当然」なのだろうと思います。条例や予算を否決・修正をしたこと自体には良いも悪いもありませんが、今回はそれに向けて冷静で建設的な議論を積み重ねられたということをもって「議会が活性化してきたな」と私は感じています。今後も、富士市議会を改革する先頭に立つんだという気概をもって取り組みたいと思っています。


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あとこの定例会では、私が注目してきた政策についても進展がありましたので、その点にも少し触れておきます。

今回の一般質問で取り上げた骨髄バンクのドナーに対する助成ですが、市長から「導入に向けて検討」という非常に前向きな答弁がありました。これにより骨髄バンクの移植率があがることを期待したいです。

↓富士ニュースの記事



また、おととしの6月定例会の一般質問でとりあげたLGBTの方への配慮については、市長施政方針の中で次のように触れられ、予算にも反映されました。



また、おととしの12月定例会の一般質問でとりあげた社会的養護についても、市長施政方針の中で次のように触れられ、予算にも反映されました。



このような政策が少しずつでも進展するよう、弱者、マイノリティ、苦しんでいる人の視点に立って取り組んでいきたいと思っています。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
3月8日の午後、一般質問します
2月15日にはじまった富士市議会2月定例会も後半戦をむかえています。

定例会後半では、来年度(平成29年度)予算案やいくつかの条例が審議されますが、議論百出となりそうなテーマも浮上してきていますので、しっかりと臨みたいと思います。内容は、定例会終了後にブログ書きたいと思います。

さて今回、私は一般質問もします。

↓会議予定(通告内容もアップされています)
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0402/fmervo0000002ko0.html

「骨髄バンクのドナー登録の推進およびドナー助成制度の創設について」

「デマンドタクシーの現状と今後の公共交通について」
について質問します。

私は、ことし1月に骨髄バンクにドナー登録しました。



骨髄バンクついて調べていくうちに様々な問題点、富士市が取り組むべき課題も分かってきました。
「いのちを大切にする」という行政・政治の一番大切なことを富士市が果たすために政策提案していきたいと思っています。

ちなみに、骨髄バンクのドナー登録は、18歳から54歳までの方が可能で、富士総合庁舎で行っています。
ぜひ一度、「骨髄バンク」について興味を持っていただきご検討いただきたいなと思っています。

・日本骨髄バンク WEBサイト
http://www.jmdp.or.jp/

●富士市での骨髄バンク・ドナー登録
富士市本市場441-1 静岡県富士総合庁舎
富士健康福祉センター(医療健康課)
電話 0545-65-2659


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また公共交通の方は、高齢者の交通事故が多発する中で公共交通の充実が求められていますが、「いまのデマンドタクシー、このままで良いのか」ということや、年間で約1億1千万円を支出している敬老事業(敬老会の開催と敬老祝い金の配布)と公共交通政策の一体化などについて、提案したいと思っています。おもしろい議論ができると思っていますので、ぜひ傍聴してください。

3月8日(水)の午後の2番目(2時少し前から)の60分間です。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 23:27 | comments(1) | trackbacks(0) |
「いただきへの、はじまり 富士市」 ブランドメッセージが決定
2017年2月4日は新生・富士市、誕生の日。
この日、ブランドメッセージが発表になりました。富士市は新たなスタートをきったんです!
それが、↓これです。



??

何のことやら??
…と多くの市民が感じていると思いますが、これが富士市の「ブランドメッセージ」です。

とても良い言葉に決まったと思っています。

添えられた文章、("ボディコピー"というそうですが…)これも良いですね。声に出して読んでみてください。

「このまちに暮らすと、目線が上がる。だって、そこには日本一の頂があるから。
 このまちに暮らすと、心が広がる。だって、ここにはどこまでも続く海があるから。
 気づけば、いつも恵みの中。だから、どんな一歩だって踏み出せる。
 毎日がはじまり。自分の頂へと歩んでいこう。」


私は今から4年8ヶ月ほど前の2012年6月26日に、当時の市長は鈴木尚さんでしたが、「人口減少時代の到来を踏まえ、選ばれるまちであるためのシティプロモーション戦略」と題した一般質問をしました。その時の議会の議事録を以前にブログに載せてあるので是非ご覧いただきたいのですが、これからの時代の行政には、「シティプロモーション」が不可欠で、そのためにはブランドメッセージを作るべきという提案をしました。鈴木市長の在任中にシティプロモーションに向けた動きがはじまり、2012年当時は私と同僚市議だった小長井さんが2014年に市長になり、富士商工会議所青年部(YEG)さんの熱心な取り組みもあり、さらに加速してここまで辿り着いたように思います。やっとスタートラインに立つことができました。

ブランドメッセージを決めたからといって、人口が増えるとか、まちが活性化するとか、そういうものではありません。単なる言葉、ただの言葉です。しかし、これが無いと、先に進むことができない大切な言葉です。

2012年の一般質問の中でも触れましたが、多くの大企業はコーポレート・メッセージというものを策定しています。トヨタは「Drive Your Dreams」、日産は「SHIFT_」、ホンダは「The Power of Dreams」、日立は「Inspire the Next」、キャノンは「make it possible with canon」、味の素は「あしたのもと」、ロッテは「お口の恋人」といったような言葉です。顧客に対して、自社の社員に対して、社会に対して、自分たちが何であるか・何を大事にしているか・何を約束するかを、短いフレーズに込めたものです。

それにあたる言葉が、富士市の場合「いただきへの、はじまり 富士市」になったよ、と捉えて良いかと思います。多くの企業がそうであるように、数年〜十数年したら変更するかもしれませんが(例えば花王は、それまでの「清潔で 美しく すこやかな毎日をめざして」から「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」に少し変えています)、当分の間はこれで進んで行って欲しいと思っています。




「いただきへの、はじまり」

この言葉から、どんなことをイメージしますか?

私は「挑戦すること」、「高い志(こころざし)をかかげること」、「まずは、第一歩を踏み出すこと」、
そんなことを感じました。

そして「いただきへの、はじまり」という言葉を使えるのは、日本一・富士山のふもとにありながら海に面した富士市だけ、というアイデンティティ、他のまちとの差別化、そして私たちが住んでいるかけがえのない大地への感謝の想いが湧いてきました。

これから行政は、「いただきへの、はじまり」という言葉から派生するイメージを具体的な施策として実行していかなくてはいけません。私は、スポーツ大会や合宿、スタートアップ(起業)の誘致、(私が以前から提唱してきた)海抜ゼロメートルからの富士登山のブラッシュアップなど、まずはそんなことがパッと浮かびましたが、これからじっくり考えに考え、実際的な施策を議会で提案していきたいと思っています。

と書いたけど、皆さんまだピンと来てないと思いますが…。今後の展開に乞うご期待!

いずれにせよ、市制施行51年目。
新たな50年が、「いただきへの、はじまり」という言葉とともに、はじまりました!


(↑子供と田子の浦みなと公園、「はじまりの鐘」で)
| 小池よしはる | 富士市議会 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
「コンパクトシティ政策に異議あり!」 12月7日に一般質問します。
富士市議会11月定例会の会期中ですが、私は初当選以来23回連続23回目の一般質問の発言通告をしています。

日にちは、12月7日(水)の午前11時少し前から(前の議員が終わり次第)の60分間です。
市役所10階で傍聴できますので、ご都合つく方はぜひ聞きに来てください(直接市役所10階へ)。ネット中継もあります。

今回は、「地区別の人口推移について」「コンパクトシティ政策の実現性と負の側面について」の二項目ですが、両項目とも関連しながら、富士市を元気にするにはどうしたら良いか、富士市の将来のまちのカタチをどうしていったらいいか、徹底的に議論したいと思っています。いま富士市が進めようとしている「コンパクトシティ政策」(まちを中心に集めて小さくしていこう)、これは富士市の良さを削ってしまい、人口をさらに減らしてしまう大きな問題があると思っています。全市民が関係する大問題だと思っています。

ネタバレしない程度に内容を少しだけ。(全体の主張はぜひ質問を見てください)

まずは、地区別の人口の推移を丁寧に見ていきたいと思っています。
富士市は富士川町と合併して8年が経ちますが、この間に富士市全体で5612人減少しています。率にして2.2%の減少です。

この2.2%の減少ですが、どのように減少しているでしょうか?

富士市の人口が均一的に2.2%減っているんじゃないんです。増えている地区もあるんです(7地区)。だけど、10%以上も減少している地区もあるんです。富士見台地区なんて、8年間でなんと17%も減っています。元吉原地区も12%も減っています、この8年間で。




直近の一年間の推移をみると、富士駅北地区、吉原地区など中心部で下げ止まってきたトレンドが分かります。
そして世代別の人口比率をみると、人口が減少している地区で特に高齢化が進んでいる様子が分かります(市の平均と1%以上の乖離に色を塗っています)。

これから、人口減少を抑えていくにはどうしたら良いか…。「長所は伸ばし、短所は克服する」というのは当たり前のことで、人口が増えている地区にはもっと増えてもらって、減少している地区の減少を押さえていけばいいと思うのですが、そういう政策とられてないよ!というのが今回の質問のひとつのテーマです。

富士市がコンパクトシティを進めるために再来年までに策定する「立地適正化計画」(←国土交通省により強力にプッシュされている)の内容次第では、せっかく人口が伸びている地区の一部においても、市の中心エリア(居住誘導区域)という概念から外れて宅地開発に何らかの制限がかかる可能性があります(※立地適正化計画の策定はこれからなので、あくまでも「可能性」の段階ですが…)。そしてさらに問題なのが、周辺地区からまちなかへの誘導政策がはじまってしまっていて、周辺地区において、あまりにも急激すぎる人口減少と高齢化が進行するだろうことです。

富士市では、まちなか(この場合、吉原商店街周辺や、富士駅周辺の商業地区)に若い世帯が住宅を購入すると、市が最大70万円補助するという事業がことし10月から始まりました。

↓このポスター見た方も多いと思います。「まちなかU−40」(←アンダーフォーティーと読みます)という事業です。



私は、この予算に対して、今年3月の議会で問題として取り上げ大議論になりました(詳細は、3月15日・16日の建設水道委員会議事録をご覧ください)。結局は所轄する建設水道委員会で「さらに委員会での説明を求める」という趣旨の附帯決議(行政に対する注文)を付け、予算は通過することになりました。

コンパクトシティを進めると「行政コストが削減できる」という説明が繰り返しされています。しかし、具体的な説明は何もありません。例えば富士見台地区の人があと3000人、吉原商店街のマンションに引っ越したとして(そんなこと無理だけど)、削減される行政コストって何でしょう。富士見台の水道菅を引っこ抜くのか、道路をはがすのか、学校を廃校にするのか。残った住民はどうしたら良いのか。そういう私の疑問は現時点でクリアになっていません。

そもそも富士市は歴史的にみて、城下町でも門前町でもないので、コンパクトシティだったことは一度もありません。沢山の村が集まって、村の歴史を引き継いで今の富士市になっています。そういったことも確認していき、連綿と続いてきた文化を根絶やしにしてはいけないと思っています。



そもそも、超高齢化でこれからものすごい角度で人口が急減していくのに、いまさら!中心市街地の賑わいなんてのは「ないものねだり」だし、現実的ではないし、多大な犠牲と多額の公費を使ってまでやる必要があるのかな、というの私の想いです。もっとまちの「あるもの探し」を。山もあり、海もあり、まちもある富士市の良いところを見つめなおして、「富士市ならではの幸せのカタチ」を磨き上げて発信していくことに全力を尽くした方が、持続可能だし、富士市民が幸せに暮らせるし、それは市外にも伝わって、Uターンする人も移り住む人も増えていくと思っています。

少し書きすぎましたが…。とりあえずは、今回の質問にご注目ください。充実した60分になるよう準備しています。12月7日です!

↓発言通告書



| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:59 | comments(2) | trackbacks(0) |
10月6日午後に一般質問します
富士市議会9月定例会が、9月7日から開会中ですが、10月2日(月)からは一般質問が行われます。
私も、初当選から22回連続22回目の一般質問の発言通告をしていて、10月6日(木)の午後の2番目、1時50分頃からの開始となります。(前の議員の終了時間により前後します)

今回は、富士市マナー条例や環境美化についてと、UJIターン促進のための奨学金制度の提案を行います。
発言通告書は↓のとおりです。





・「富士市マナー条例」については、こちらの過去記事も併せてごらんください。

一般質問、気合いを入れてのぞみますので、ぜひご注目ください!
| 小池よしはる | 富士市議会 | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
9月9日(金)に「よしはると語る会」を開催します
先週より、私の後援会だよりの夏号を配布しています。


A4サイズ4ページの内容です。郵送ご希望の方は、氏名と住所を、fujiblog☆gmail.comまでご連絡ください。(☆は@に変換)

そして、9月9日(金)夜には、私の市制報告会「よしはると語る会」を開催します。



ゲストとして、私の富士高校の時の同級生で、ことしの4月まで東京都議会議員だった 田中健 くんに来てもらいます。
田中健 くんは次期衆院選・静岡4区(富士市の旧富士川町・富士宮市・静岡市清水区)で立候補を予定し活動しています。

ぜひ、彼の志を聞いてほしいです。

今回の「よしはると語る会」は、私からの議会活動の報告だけでなくて、皆さんからの意見を聞く機会にしたいと思っています。

報告の途中では、「事業評価をやってみよう!」のコーナーを作ります。
富士市議会では、ちょうど9月定例会の決算審査にあわせて、「事業評価」(事業仕分けのようにいくつかの事業をピックアップして点数評価する作業)を行っていますが、実際に皆さんにその中のいくつかをやって頂くなかで、ご意見を頂戴できればと思っています。



その他、なんでも質疑を受け付け、時間の限りお答えしたいと思っています。


(↑ことし1月に開催した時の写真)

ぜひぜひ、9月9日(金)の夜、お越しください。お願いします。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
参院選2016
参院選の富士市での結果について少し書きます。
私が応援していた静岡選挙区の平山佐知子さん、静岡県全体では2位当選でしたが、富士市では得票数で1位でした。



富士市での比例区の票(後述)は、自民+公明で50,488票、民進+社民で33,085票なので、平山さんの魅力や訴えにより、一万票くらいを"引っ張ってきた"と言えそうです。平山さんには、選挙戦で訴えてきた格差や子どもの貧困、労働問題などを国会で取り上げてもらいたいです。富士市が抱える課題については、私も連携しながら取り組みたいと思います。

あと特筆すべきは、突然の立候補に思えた大嶽創太郎さん。選挙戦終盤にはポスターも貼られ、富士市で3,492票を獲得。これは富士市議選(定数32)に当てはめると3位当選にあたる票数です。



開票区ごとでみると、富士市での平山さんの得票率は県内で7番目でした。そして、静岡選挙区が仮に1人区で野党共闘した場合を想定してみますと、民進・平山さんと共産・鈴木さんの得票を足すと(実際には単純な足し算とはいきませんが…)富士市でも県全体でも、50%をわずかに超えるという計算になりました。




続いて、比例区をみると、3年前と比較し最も票を伸ばしたのが自民党で、7,659票増加し36,637票。6年前との比較では1万票以上を上積みしています。共産党も急伸し、3年前との比較では、163%の伸び率です。ちなみに、今回の選挙報道で「改憲4党」と呼ばれることが多かった政党の合計票(自+公+お維+こころ)は、58,124票、率にして55.9%でした。また、富士市においては地方議員も支部もなく、組織だった活動がほぼされていない「おおさか維新」が、6,680票を獲得。無駄の削減や身を切る改革を重要テーマに考える方の支持を得ていると思います。


そして、比例区での政党名投票と個人名の投票、富士市での上位120番目まで、11票以上の方のランキングが↓です。



比例に立候補した164人の中で、富士市でゼロ票というのは3人だけ。名前を聞いたこと無い候補者も多い(というかほとんどですが…)、富士市民とどういった繋がりがあったのか、一定の票は得ていることに驚きます。上位をみますと、政党の重点候補、労働組合の推薦候補、元芸能人、業界団体推薦候補などが並びます。浜田まさよしさんは公明党が東海北陸地域で力を入れた候補。はまぐち誠さんは自動車総連の候補で富士市で強く、静岡市葵区の173票、熱海市の21票などに比べ格段に多い3,454票を獲得しました。比例の個人名での投票は、立地している企業などの関係で大きな地域差がでるので、市ごとの選挙結果を調べていくと面白いです。

異色なのが、23番目の山田太郎さん。「表現規制反対」を政策テーマに立候補し、ほとんどマスコミで見ることはありませんでしたが、ネットでの情報拡散のみで、富士市で553票を獲得しています。


全国においては与党の圧勝でしたが、富士市においては、選挙区で民進党候補が自民党候補を上回るなど、接戦ともいえる結果になりました。憲法改正は、今後どう進むかは不透明ですが、安倍政権下の改憲にストップをかけたいという多くの声があったことを、私はしっかり受け止めます。同時に、比例区でもっとも票を伸ばしたのが自民党であり、「この道を。力強く、前へ。」という安倍総理の訴えに共感した方が多かったという事実も受け止め、次に進んでいきたいと思います。

私は富士市議として、「リベラル」と「改革」という2つの軸を大事にこれまで政治活動をしてきましたが、このことは今の政治状況の中でますます大事だし、もっと強く打ち出したいと参院選の運動の中で感じました。多様な価値観を大事にすること、弱者と寄り添うこと、民主的なルールを重んじること、そして無駄の削減や身を切る改革。このことは、今の政治において足りない部分であり、国政と連携しながら、富士市においては私がその役をしっかりと担っていきたいと思います。

↓過去の国政選挙関連の記事
2014年12月16日 衆院選が終わっての記事
2013年7月19日 参院選を前にしての記事

| 小池よしはる | 選挙 | 08:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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コメントありがとうございます
  • 海抜ゼロメートルから富士山の山頂まで、「富士山登山ルート3776」を使って登ってきました
    みゅう (08/02)
  • 静岡県は全国で2番目か3番目に雪が降らない
    名無し (06/02)
  • 私の一般質問は6月24日(金)の午後の2番目
    mochiduki kazunaga (05/04)
  • 私がそれでも富士市に住み続ける、その魅力を6つにまとめて語ります!毎日、富士山が見られるよ。
    まさみ (04/12)
  • 東海パルプ、明治製紙を子会社化
    昔人 (04/09)
  • 3月8日の午後、一般質問します
    猫舌 (03/21)
  • 「コンパクトシティ政策に異議あり!」 12月7日に一般質問します。
    富士市民 (12/15)
  • 「コンパクトシティ政策に異議あり!」 12月7日に一般質問します。
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  • 新富士駅と富士駅を、接続することは可能なのか?
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  • 富士市議会は、安保法制の慎重審議を求める意見書を全会一致で採択
    小池よしはる (01/26)
小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(38歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住

・2011年4月 富士市議選
3072票をいただき初当選
(44人立候補中 5位)

・2015年4月 富士市議選
3555票をいただき2回目の当選
(39人立候補中 1位)

7歳と4歳の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

facebookは、こちら。


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