フジブログ!!

富士市と富士宮市で活動する小池義治のブログ
富士市・富士宮市が合併するとしたら、市の名前をどうするか
先月行われたタウンミーティングとか、僕の周りの人の意見を聞いていると、富士市と富士宮市の合併について、"まー、将来的には、いいんじゃないかな?"という意見が多いです。今のところ合併に向けた具体的な動きは見えませんが、合併計画を実際に進めていくとなったら、おそらく一番問題になるのは「市名」でしょう。(次に問題になるのが「市役所の位置」かな?)

日本全国で合併が直前で破談になったケースで一番多いのが「市名」を巡るイザコザだと思います。住民が合意できる"しっくりくる市の名前"があるならば合併が成功する可能性は高いし、それが無ければ失敗する、と言っても過言ではない気がします。

人のアイデンティティにおいて、生まれた土地への愛着、住んでいる土地への愛着というのは欠かせないものですし、それゆえ、他の土地と区別する「地名」というのは非常に大切です。

そんなことを考えていたら、合併後の市名について秘密基地なブログさんが書いていたので少し引用させて頂きます。
これで思うのは、やはり「富士宮」の名を変える選択は非常に危険だということである。

僕は正直、「富士市」でいいという意見がかつてはあった。それはそもそも市の名前(あくまで市ではある)に「富士」とつけたのは富士宮市が先であるし、富士宮から宮をとれば同じ名前であるからである。

そして、合併後の名称を富士市に率先して譲る必要はこれっぽっちもないのは間違いない。なぜなら富士宮市の方が富士市より先に誕生しているからである。名称としての歴史がこちらの方が深い。

そして、富士市の知名度は低い。なぜならこの世に「富士」を冠するものがおおきすぎて埋もれてしまっているからである。それなら「富士宮」の方がまだ埋もれる可能性は低い。

おそらく、「富士市よりも富士宮市の方が市制施行が先である」ということを念頭に置いて書いていらっしゃると思います。


↑前にも貼ったことがある1945年の終戦時点の地図ですが、黄色が「市」、緑が「町」、青が「村」。この時点で、富士地区では富士宮が唯一の「市」でした。

<2012.5.6、事実誤認があったので訂正します>
富士宮市ができたのは1942年6月1日。それまでは「富士宮」なんていう地名はどこにもありませんでした。大宮町と富丘村が合併して市になるときに、「大宮市」というのはすでに埼玉県にあるので使えない、そこで「富士宮」という地名が考え出されました。「富士宮」という名前には"たったの"68年の歴史しかありません。(律令時代からの千数百年の歴史と比べて"たったの"と書いています)

富士宮市ができたのは1942年6月1日。それまでは「富士宮」という地名は、市町村名として存在しませんでした。大宮町と富丘村が合併して市になるときに、「大宮市」というのはすでに埼玉県にあるので使えない、そこで古くから富士宮本宮浅間大社を表す「富士宮」という地名が市名として採用されることになりました。

次に、地名としての「富士」ですが、これを説明するには難しいし、僕もよく解っていません。とりあえず、それぞれ初めて誕生した年代をまとめると次のとおりです。

富士山 → 「富士」という漢字で定着したのは平安以降。読みとしては、もっとずっと古い。
富士郡 → 平安時代?
富士駅 → 1909年4月21日
富士町 → 1929年8月1日(加島村の町制と同時に)
富士市 → 1954年3月31日(富士町、岩松村、田子浦村の合併により)

富士市という地名の是非については、3年前に『合併後の市名は「富士市」でいいのか考えてみる』というエントリで問題提起して、14件ものコメントを頂きました。興味のある方はご参照ください。

で、現時点では僕自身が、富士地域の合併後の市名についてどう思っているかというと、…実は頭が整理できていません。

・どうやら富士宮市民の「富士宮」という地名に対する愛着はかなり強いようだ。合併の障壁になるかも。
・かといって、合併後の市名を68年の歴史しかない「富士宮」にする道理が通らないだろう。
・この地域一帯を表した「富士郡」の長い歴史から、「富士市」にするのが自然ではある。
・けど「富士市」にすると、「富士」がありふれた名称であるという弊害もちょっとあるけどね。
・第3の名前で「これは!」というものもない。「富士山市」「表富士市」「南富士市」・・・。
・富士山市はイヤだな。富山市と間違えるw
・とっておきは「Fエリア市」。日本で最初のアルファベットを含む市名!
(ちなみに「Fエリア」とは、富士市・富士宮市を視聴エリアとする「Radio-f」が全番組をとおして使っている、この地域の呼称です。)

最後のは冗談ですが、テキトーにこの話題をしめておきます。
何か、良い市名候補ありますかね?
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 01:12 | comments(12) | trackbacks(0) |
富士郡が消滅
2010年3月23日。今日、富士宮市と芝川町が合併します。

これにより、富士郡は消滅。ほぼ富士郡域に相当する「富士地域」、または「岳南地域」・「エフエリア」などと言われる地域は、富士市・富士宮市の2市に集約されました。

Wikipediaの「富士郡」の項目に、これまでの変遷がまとまってます。
地図で見たい場合は、何度か引用している「市町村変遷パラパラ地図」が見やすいと思います。

Wikipediaから重要なポイントだけ抜き出すと、↓こんな感じ。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、富士郡に大宮町・吉原町の2町と20村が成立する。(2町20村)
1942年(昭和17年)6月1日 - 大宮町・富丘村が合併し、富士宮市が発足、郡より離脱。(1市3町15村)
1948年(昭和23年)4月1日 - 吉原町が市制施行し、吉原市となり郡より離脱。(2市2町14村)
1954年(昭和29年)3月31日 - 富士町・田子浦村・岩松村が合併し、富士市が発足、郡より離脱。(3市1町12村)
1966年(昭和41年)11月1日 - 鷹岡町が富士市・吉原市と合併し、富士市が発足、郡より離脱。(2市1町)
2010年(平成22年)3月23日 - 芝川町が富士宮市に編入。同日富士郡消滅。(2市

(市は「群」に含まれないんだけど、自治体の数だけ気にしたかったので赤字で追記してみました。)
22の自治体に分かれていた富士郡が、2つの自治体にまとまってきた、というのが、富士郡100年の歴史です。

さて。。。

で、これから先の100年、ずっとこの地域は「2市」でいいんですか?ってのが、おととい行われたタウンミーティングのテーマ、富士・富士宮の合併問題でした。

で、ここで合併に関する僕の意見を、地図を盛り込みつつ書こうと思いましたが、…ちょっと待っててw、年度末で忙しくて。。。
最近は、主戦場がtwitterに移ってしまって駄目ですね。1週間ブランクが開くとブログ更新のペースがつかめなくなります。twitterで「表現したい気持ち」が小出しに放出されてしまって、ブログ更新のパワーが貯まらないようです。

タウンミーティングの様子は、主催のNPO法人「プラットフォーム静岡」のブログにうまくまとめて書いてありますのでご参照ください。

・プラットフォーム静岡 : プラ静タウンミーティング 富士・富士宮、合併するの?
http://plashizu.exblog.jp/13996739/
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 01:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市+富士宮市 標高差日本一(3776メートル)の市へ!
鈴木尚・富士市長が、富士宮市との合併推進の意向を示したということで、新聞に大きく書かれていました。
まぁ、鈴木市長が式典の挨拶とかで「将来的に富士地区が一緒になって…」的なことを言ってるのを何度か聞いたことがあるんで、唐突な感じではないんですが。。。

静岡新聞記事より
 富士市の鈴木尚市長は5日、3選を目指し出馬を予定する今年12月(同月13日告示、20日投開票)の市長選の公約発表の中で、来年3月の富士宮市と芝川町の合併が成立した後、なるべく早い段階で新富士宮市に合併を呼び掛けていく考えを表した。
 合併を目指す理由については、地方分権・主権の流れをにらみ、「市民に良好なサービスを提供するためにも、基礎自治体が自立できる強い自治体になることがますます求められてくる」と説明。将来的には山梨県側の市町村を含めた富士山ナンバーエリアの「環富士山」都市の合併も展望として掲げた上で、昨年の旧富士川町との合併に続く広域都市実現の取り組みとして、新富士宮市との合併を目指す考えを示した。

この富士市長の発言を受けて、富士宮市の市議会議員の深沢竜介さんは自身のブログ記事の中で、合併に賛成すると書いていらっしゃいます。
私が富士市との合併に賛成の理由
・富士市と富士宮市は経済圏・生活圏・文化圏が一体化している(通勤通学買物等一体化)
・特に医療・福祉・教育という生活に密着した部分で、自立した地域づくりのためには人口40万人程度がいい
・富士宮市にとっては富士市の経済力・産業力・財政力が魅力であり、富士市にとっては富士宮市の自然・文化・伝統、そして富士山が魅力である
・合併により、新幹線駅・高速道路IC・港があり、より産業経済交流で期待がもてる
・今後道州制が導入されれば、地域間競争が激しくなり、その中で力強い地域づくりのためには、この程度の規模は必要

今後目指すべき方向性
・道州制については、静岡県東部+山梨県+神奈川県西部で富士山州を目指す
・スイスのような強いブランド力を持った地域づくり、環境と経済が両立した地域づくりを目指す
・富士山の麓から日本中、世界中に誇れるまちづくりを推進す

私も同感です。合併に大賛成です。合併までの道のりは長く険しいものになるでしょうが、数年以内に実現しなくても、私が富士市長になったら何がなんでも成し遂げます(なんつって)。

実際に合併に向けて動いていく中では、市名や市役所の位置などが問題になると思います。富士市の方が人口がダブルスコアで多い(富士市26万人・富士宮市13万人・芝川町1万人)からといって、市名も市役所の場所も現富士市で…、とはいかないかと。

あまり知られていませんが、富士宮市の方が市制が先で、富士市よりも先輩なので、そのあたりの配慮も必要かな、なんて…。
終戦の年(1945年)の時点で富士地区は↓こんな感じでした。(市町村変遷パラパラ地図より

黄色が「市」で、緑色が「町」で、青色が「村」です。富士宮市こそが岳南地区で唯一の市でした。

富士宮市が(大宮町と富丘村が合併して)できたのは1942年。現富士市域で最初の「市」となる吉原市ができたのが1948年で、(旧)富士市ができたのが1954年のことです。(…なので、行政の統計資料などをみると富士宮市が富士市より上に載っていたりします)


富士地区の合併については他にも書きたいことがあるので、また記事を改めて書きます。

ちなみに合併後した場合の市の人口重心は富士市久沢、鷹岡中学校の西側あたりにあります。鷹岡に市役所を置くのが(理論上)一番良いということになります。…ということを、以前に書きました。(今まででベスト3に入るくらい書くのに時間がかかったエントリです)

・富士地区の「人口重心」はどこにあるのか計算してみた
http://orz.fujiblog.jp/?eid=683686
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 13:54 | comments(12) | trackbacks(0) |
「富士川町」が復活?
…というのは、山梨県の増穂町・鰍沢町の合併新町名で「富士川町」が候補になってるみたいなんです。
山梨日日新聞より
 増穂、鰍沢両町による法定合併協議会の新町名候補選定小委員会が11日、増穂町役場で開かれ、新町名の候補を「川の都」「峡南」「甲南」「富士川」「富水」の五つに絞り込んだ。25日に開く法定協で決定する見通し。
(中略)
 依田経雄委員長は「5つの候補のうち、どれが新しい町名になっても異論はない。25日の法定協は、2つの町の歴史を踏まえて慎重に議論していきたい」と話している。

>5つの候補のうち、どれが新しい町名になっても異論はない。

えっ…。「富士川」が選ばれちゃまずくね?
現時点では「富士川町」は存在しないからOK、といえばその通りですが、たった半年前まであった町名なんで、郵便とか戸籍とか、旧富士川町民にいろいろ不便があるような気がするんだけど。。。
富士川楽座とかJR富士川駅とか、旧富士川町にある「富士川○○」という施設が、山梨県にあるように勘違いされたりする弊害もあります。

もう3月25日に新町名が決まっちゃうみたいなんで、増穂、鰍沢合併協議会に「富士川を選ぶのはどうかと思うけどね」と、メールしときました。

・増穂町鰍沢町合併協議会
http://www.mk-gappei.jp/
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 07:07 | comments(8) | trackbacks(0) |
富士市・富士川町、合併協定調印
中日新聞記事より
富士市と富士川町の合併協定調印式が28日、富士市平垣本町のホテルグランド富士で開かれた。石川嘉延知事と両市町議会議長の立ち会いの下、鈴木尚市長と坪内伸浩町長が協定を結んだ。合併の正式決定までには両市町議会の議決などの手続きを残すが、順調に進めば、11月1日に人口約26万人の新「富士市」が誕生する。

「合併協定」というのがどのようなものかは解らないんですが、まー順調に進んでるようです。

これに関する新聞報道や市長・町長の発言では、決まって「26万都市」という言葉が使われてますが、人口26万人というのは"登録人口(住民票+外国人登録)"に基づいているか大袈裟な数字で、実際に住んでいる人の数を表す"推計人口"では富士市・237,279人、富士川町・16,459人で合計すると25万3738人(2008年1月1日時点)です。

推計人口で並べた日本の市の人口順位がWikipediaにありますが、新しい富士市は全国91位になります。
[84] 福井県 福井市 268,680
[85] 兵庫県 加古川市 267,479
[86] 徳島県 徳島市 266,390
[87] 茨城県 水戸市 263,989
[88] 神奈川県 平塚市 260,439
[89] 山形県 山形市 255,327
[90] 長崎県 佐世保市 254,717
[**] 合併後・富士市 253,738
[91] 東京都 府中市 248,446
[92] 広島県 呉市 246,351
[93] 青森県 八戸市 241,658
[94] 佐賀県 佐賀市 239,862


現状でも富士市は、都道府県庁所在地のうち、甲府市、津市、鳥取市、松江市、山口市より人口が多いのですが、この合併でさらに佐賀市を抜いて、山形市までもうちょっと、というところ。

人口がほぼ同じになるのが佐世保市ですが、佐世保市は、観光地としてハウステンボスがあったり、世界文化遺産候補の「長崎の教会群」があったり、"日本一元気"といわれる商店街があったりする都市。地域ブランド構築などの点で参考になることが多いような気がします。
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 17:12 | comments(3) | trackbacks(0) |
中央州!?
日経新聞記事より
 山梨経済同友会は30日、山梨県が道州制を考える上での論点などをまとめた提言書を横内正明知事に提出した。山梨が道州制の流れから取り残される可能性などを検証し、長野・静岡県と「中央州」を組む独自案も盛り込んだ。同友会は「道州制についての県民議論を促す起爆剤にしたい」としている。
 国の地方制度調査会で山梨は、東京都や神奈川県などと南関東州に入る区割りが示されている。ただ、東京が独立する可能性や山梨以外の都県は首都圏サミットで連携が強いことなどから、提案書は山梨が排除されかねないと指摘。従来の県域を越えた市町村の組み合わせを国が進める可能性もあるとした。
 同友会は様々なシナリオの利点と欠点、対策などを検討する必要があると強調。その一環で、富士山を中心にした山岳県として長野、静岡と自然を生かした観光などで結び付く案を打ち出した。

「日本地図ぬりぬり」というサイト(←超便利)で、塗ってみました。

道州制の区割りについては、フジブログでも過去に何回か書いてて、特に『富士は「東海」でいいのか!』というエントリに地図を載せてあるので参照してほしいんですが、道州制に移行した時に「東海州」に組み入れられるのだけは勘弁してほしいと思ってるワケです。

そこで「富士州」はどうだろうか、なんて書いたんですけど、さて、この「中央州」は、……微妙。さすが山梨県民は「頭が武田信玄!」と思うんですが、州都は甲府か韮崎あたりでしょうか。関東にも中京にも北陸にも入れなかった県の寄せ集めという気もしますし、さすがに山が多すぎて地域的一体感が薄い気がします。けど「観光」でキャラが立つという点では良いかな。「東海州」よりは良いんじゃないかと。
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 16:09 | comments(2) | trackbacks(0) |
昔の市町村
富士地区の合併問題について一言いっておくか、、、と思ったけど、まとまった文章を書く時間が無いなーなんて思いつつ、てか別に言いたいことも無かったりするんだけどw

ちょっと別の調べものしてたら、解りやすいサイト見つけたんで紹介だけ。
↓「市町村変遷パラパラ地図」っての。
http://www.mujina.sakura.ne.jp/history/index.html

1889年4月1日時点
今は芝川町の内房は庵原郡だったんですねー。


1944年4月1日時点
終戦の時点で、富士宮が唯一「市」だったんだー、へ〜。


1956年9月30日時点
長泉町と清水町は、化石のように形を変えてないんですね。

なんかずっと見ていると、今の市町村の境界は、そんなに必然的なではないような気がしたりした。
| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 03:04 | comments(1) | trackbacks(0) |
富士宮市と芝川町の合併に黄信号
昨日の静岡新聞記事から
富士宮市議会は6日の総務文教委員会で、芝川町との合併協議会設置案について、反対多数で「否決すべきもの」と決めた。15日の2月定例会最終日の本会議で採決する。一方、芝川町議会は同日の本会議で、全会一致で同案を可決した。
 富士宮市議会の本会議でも否決されれば、3年前に1度、芝川町側の取り下げで破談になった両市町の合併は再び、白紙に戻ることになる。

富士市と富士川町、富士宮市と芝川町は合併に向けて順調にいってると思いきや・・・。
なんつーかな。ちっちぇー。

今後数10年のスパンでみたとき、日本の人口が減少していくなかで、国から地方に権限を徐々に移行していこうとする流れもあり、自治体の規模として「人口1万人というのは小さすぎる」というのは国民のコンセンサスであって、芝川町はどっかと合併しなきゃいけない。そして、地理的には、どうみても富士宮が最適なのに。いつかは合併するのだから、さっさと片づけて、次のステップに進めばいいのに。

富士宮がダメとなると、富士市との合併でしょうか?

んー、変なカタチ。

芝川町は、人口1万人ちょうどくらい。(芝川町 - Wikipedia
芝川町内には、近年発掘された「大鹿窪遺跡」という約1万年前の縄文時代草創期の遺跡があるんだけど、これはもっと全国的に注目されるべき、ものすごく重要な遺跡だと思います。
静岡県内では、登呂遺跡なんて有名だけど、これは弥生時代の遺跡で、たった2000年弱前の住居跡。「大鹿窪遺跡」は1万年以上前の住居跡で、青森県の三内丸山(約5500年前〜4000年前)なんかよりも古いと考えられています。調査が進めば、めちゃくちゃ有名になると、密かに大注目しています。

「大鹿窪遺跡」については、ちゃんと調べて書きたいと思います。
とりえあず、富士宮市議会は、さっさと合併するようにしろ!

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| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 07:56 | comments(5) | trackbacks(0) |
御殿場市+裾野市+小山町(+長泉町)の合併案
静岡新聞にこんな記事がありました。静岡県東部の合併に進展かな?
御殿場市、裾野市、小山町の2市1町の首長が会談し、2市1町か長泉町も含めた2市2町で特例市を目指す方針で合意したことが14日、明らかになった。県市町村合併推進審議会が県東部の合併の枠組み案として示した3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)案には乗らないことを確認した。

おおお。これは、前に書いたエントリ(さっさと合併しろっ!)でいう、「勝ち組合併案」ですね。

人口を合計すると約20万人。
この2市2町。地方公共団体の財政力を示す財政力指数(100を超えていると地方交付税交付金の不交付団体)は、総じて高い値です。(データは2007年県民手帳より)
---
御殿場市__114.7
裾野市___159.5
長泉町___138.0
小山町___112.7

沼津市___108.5
三島市____95.0
清水町___103.3
函南町____78.1

富士市___117.2
富士宮市___95.1
芝川町____60.7
富士川町___87.4

静岡市____90.5
浜松市____93.8
---

工業製品出荷額でみると人口約25万人の富士市+富士川町も抜かれちゃいます。
---
平成17年の製造品出荷額等−従業員4人以上(単位百万円、静岡県統計センターのサイトより
御殿場市+裾野市+小山町+長泉町・・・1,526,532
富士市+富士川町・・・1,407,038
富士宮市+芝川町・・・744,719
沼津市・・・598,573
---

2市2町の主な観光・商業施設、企業などを挙げてみると、
富士スピードウェイ、御殿場プレミアムアウトレット、御殿場高原ビール/時の栖、冨士霊園、富士サファリパーク、ぐりんぱ/イエティ、クレマチスの丘、静岡がんセンター、自衛隊東富士演習場、トヨタの東富士研究所、関東自動車工業本社機能、矢崎総業本社機能、東レ三島工場、Z会の本社、マックスバリュ東海の本社・・・
と、なんだか盛りだくさん。富士市負けてるヨ!

この合併が上手くいけば、沼津市や三島市は刺激されるだろうし、富士地区の合併についても大きな影響があると思います。

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| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 22:52 | comments(1) | trackbacks(0) |
合併後の市名は「富士市」でいいのか考えてみる
富士市と富士川町の合併について、06年12月22日の富士ニュース記事より
市の名称は「富士市」、事務所の位置は「現在の富士市役所」で正式に決まった。

この合併については、大きな反対運動も見当たらず、2008年11月1日にすんなり合併しそうな感じですね。まー、23万人vs1万7千人という人口比を考えたら、編入合併という方式も当然かもしれませんが・・・

けど、合併後の市名を「富士市」とすることについて、少しは議論になってもいいと思うワケです。市名について考えることなんて、合併の機会ぐらいしかないんだし。
実は私は、「富士市」という市名は改名した方がいいのでは、と思っています。

理由は二つありまして。
1.「富士」が地域名なのか富士山のことなのかという曖昧さ
2.「富士」がありふれ過ぎてて、WEB2.0時代では不便

まず1つ目。
例えば、富士山が綺麗に見えたとき、「今朝の富士山、良かったね〜!」と言うか、「今朝の富士、良かったね〜!」と言うかの違い。後者の方がいいんじゃないかと思うんです。太宰治の「富士には、月見草がよく似合ふ」だって、「富士山には、月見草がよく似合ふ」だったら趣がないですし、「富士の高嶺に雪は降りつつ」も「富士山の高嶺に雪は降りつつ」だと台無し。

そもそも「富士」というのは「富士山」のことです。何を当たり前なっ、と思われるかもしれませんが、「富士」という地域にある山だから富士山なのではなくて、「富士山」がある地域だから富士(律令時代に駿河国富士郡となって以来?)という順番です。文字が伝わる以前の大昔から、北緯35℃東経138℃にある大きな山が「フジ」という音(マレー語由来説など諸説)で呼ばれていて、平安時代ころから「富士」という表記で落ち着いたそうですが、(これについて書くと長くなるので省略しますが・・・)、ともかく「富士」は富士山のことでした。

で、かつてこの地域を表した言葉は何であったかを探っていくと、「珠流河(するが)国」というのがあったようです。「珠流河」の語源は、富士川の流れの様子からきているという説があります。
駿河
沼津市ホームページより

余談ですが、「珠流河」や「駿河」は、将来的に静岡県東部地区が大合併したら市名として使うべき"とっておき"だったのに、去年、静岡市が「駿河区」で使ってしまったことは残念でなりません。そっちは、駿河じゃなくて安倍か長田だろっ!

話を戻しますと、富士山の南麓に住んでて「今朝の富士、良かったね〜!」とほとんど言わないのは、「富士」が地名になってしまっているせいだと思うワケで、これが何とかならんのかと。

で、2つ目の、WEB2.0時代では不便ということ。
これは、富士山が日本一高くて美しい山であるが故に、「富士」が、「日本一」「他より優れている」あるいは「日本を象徴する」というような意味合いで、富士フィルムや富士重工やフジテレビやフジロックなどのネーミングに使われ、ありふれた語になってしまったことに原因があります。

そのためFlickrの「fuji」タグは富士フィルムのカメラで撮った写真に付けられすぎて富士市で撮られた写真を探すのに役に立たず、YouTubeの「fuji」タグは、フジテレビの映像に付けられすぎて役にたたず、これから重要性が増すであろうdel.icio.usなどSBM(ソーシャル・ブックマーク)においても同じ事で、通常のgoogle検索においてさえ地域の情報を探すためにキーワードを工夫する必要に迫られます。

私は、地域の出来事がブログにどうか書かれたかを知るために「ブログ検索結果のフィード」をRSSリーダで購読していますが、キーワードが「富士」では駄目すぎるので「富士市」と設定しています。この場合、富士駅や富士警察署や富士税務署や富士商工会議所や○○屋富士店という情報を見逃していることになり、合理的でありません。(「富士宮」や「富士吉田」なら大丈夫なんですが・・・この違いを解ってもらえますでしょうか?)

富士駅や富士警察署や富士税務署や富士商工会議所や○○屋富士店というネーミングは、カッコいいかどうかという問題でなく、管轄地域が他と区別され解りやすく、検索で的確にヒットすることだけが重要なネーミングです。

「世界中の情報を整理して、便利に使えるようにする」とは、Googleのミッションですが、ウェブにおいて検索結果で下位に埋もれる情報に価値はなく、他と区別できてこそ情報であり、情報こそ世界であり、言葉こそ全て。地域を示す「キーワード」という点について、もっと真剣に考える必要があると思います。

例えば「富士川市」「南富士市」というように、一文字付けただけで、検索精度は格段に増します。「富士川市」だっていいんじゃないでしょうか?富士市の中心部には、宮島、森島、青島、高島、水戸島とか、「島」が付く町名が多いですが、これは治水が不十分な時代に富士川の中洲だったから(と、昔教わったような気がする)であり、富士市は「富士川の扇状地」ともいえるんだから「富士川市」でも十分に正当性があると思います。

・・・というようなことを、ここ数年ずっと思っていて、ついでに富士山ナンバーの件(これには反対です!)や、富士宮市+芝川町の新市名や、広域都市圏を示す地域名の提案についても勢い余って書き始めましたが、すでにかなり長い文章になったので、またいつか別の機会に!

ではでは。

■富士市・富士川町合併協議会
http://fuji-fujikawa.jp/

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| 小池よしはる | 富士地区・市町村合併 | 23:45 | comments(14) | trackbacks(0) |
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小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(38歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住

・2011年4月 富士市議選
3072票をいただき初当選
(44人立候補中 5位)

・2015年4月 富士市議選
3555票をいただき2回目の当選
(39人立候補中 1位)

7歳と4歳の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

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