フジブログ!!

富士市議会議員・小池よしはるのブログ
富士市議会の録画映像が、スマホでも見られるようになりました
久々の投稿になってしまいました。
10月9日までは、富士市議会9月定例会の会期中です。決算のことなどいくつか報告したいことがありますが、それは閉会してからにします。

私は今回も、一般質問に通告していて(初当選以来、34回連続)、登壇する日時は
「10月8日(火)の午前10時40分ころから」です。

項目は、次の3つです。

1.富士市をホームタウンとするプロスポーツチームを誘致してはどうか
2.敬老会の予算を高齢者が運転免許証を返納しやすい環境づくりのために振り分けてはどうか
3.パートナーシップ宣誓制度について

今回は提案型の分かりやすいテーマだと思いますので、ぜひ傍聴にいらしてください。
それぞれの内容は、改めてブログ記事を書きたいと思います。


さて、以前より富士市議会の本会議の様子は、ネット中継と録画映像で見ることができました。しかし、その動画は「WMP形式」といって、OSがwindowsで、さらにブラウザはIEでしかほぼ見ることができないという状態で…。これを改善するように議会内でも取り上げられていましたが、「システム会社と長期契約を結んでいてすぐに変えられない」ということで、システムの更新時期が来るのを待っていました。
で、やっと! ついに先日、動画形式が切り替わり、(ほぼ)全てのOS、全てのブラウザ、スマホでも閲覧可能になりました。


○富士市議会|議会中継・会議録検索システム
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c0503/rn2ola0000023p54.html



まだ、各議員の名前からリンクが貼られていませんが、今後追加される映像からは議員ごとの映像にリンクされるようです。過去の映像に関しては、「本会議録画配信」というところから定例会名を選べば見ることができます。
平成28年2月定例会のものから見られますので、私の一般質問の過去のタイトルを以下に記しておきます。興味があるテーマのものを見ていただけたら嬉しいです。

■2016(平成28)年2月
 1.保育料の「第2子半額、第3子以降無料」
 2.児童生徒の登下校時の交通安全対策
 3.市内の公園をもっと特色あるものにできないか
 4.フルマラソン大会を開催してはどうか
 5.シティプロモーションの推進体制

■2016(平成28)年6月
 1.富士川河口断層帯の調査状況
 2.同窓会開催への補助金交付
 3.ふるさと納税の取り組み
 4.富士市役所周辺地区の中心商業・業務地の土地利用

■2016(平成28)年9月
 1.富士市マナー条例の運用と環境美化
 2.市内での就職を条件に返済が減免される奨学金制度の導入

■2016(平成28)年11月
 1.市内の地区別人口推移の状況
 2.コンパクトシティ政策の実現性と負の側面

■2017(平成29)年2月
 1.骨髄バンクのドナー登録の推進およびドナー助成制度の創設
 2.デマンドタクシーの現状と今後の公共交通

■2017(平成29)年6月
 1.弁護士等の資格を持つ任期付職員の採用
 2.ブランドメッセージ「いただきへの、はじまり 富士市」とシティプロモーション戦略

■2017(平成29)年9月
 1.障害を持つ方に配慮した成人式のあり方
 2.若者世代の人口流出抑制策
 3.富士山登山ルート3776の利用状況と今後の展開

■2017(平成29)年11月
 1.先般発生したアウティング事案への対応と今後のコンプライアンス推進
 2.無作為抽出方式を用いた審議会等公募委員候補者登録制度の導入

■2018(平成30)年2月
 1.小中学校の普通教室へのエアコン設置
 2.EVシフト(自動車関連産業における電気自動車の普及)
 3.ふるさと納税の使途の明確化とさらなる活用

■2018(平成30)年6月
 1.近年の外国人市民増加の状況
 2.民泊への取り組み
 3.立地適正化計画の住民説明会

■2018(平成30)年9月
 1.市主催講演会への参加要請のあり方
 2.都市活力再生戦略の最上位目標である若い世代の人口の捉え方
 3.中核市移行の是非を住民投票で問うてはどうか

■2018(平成30)年11月
 1.いまだ受賞者がいない富士市民栄誉賞
 2.中核市への移行表明の意味

■2019(平成31)年2月
 1.今後の成人式の対象年齢
 2.インフルエンザの流行対策
 3.総合計画における施策目標(KPI)

■2019(令和元)年6月
 1.1971年公開の映画「ゴジラ対ヘドラ」の50周年記念事業を行ってはどうか
 2.各種計画や統計資料における西暦使用
 3.昨年度末で終了した「まちなかU-40」の成果
| 小池よしはる | 富士市議会 | 06:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
累計約6000万円を使って終わった「まちなかU-40」に効果はあったのか
富士市民の皆さんが納めた税金のうち「約6000万円」。その使い道の話です。
富士市では2016年10月から「まちなかU-40」(←アンダー・フォーティーと読みます)という政策をやっていましたが、今年の3月末で受付が終了しました。

「スミドキU-40」というのは、他市から引っ越してくる人に補助金を出す制度ですが「まちなかU-40」は、40歳未満の富士市民の世帯が富士市のまちなかに家を買うと補助金が出るという制度でした。以前にブログでも取り上げました


もう終了した政策ですが、終わったからといって、市議として私はスルーできません。
これが効果あったのかなかったのか、しっかり検証することが必要と思い、富士市議会6月定例会でとりあげます。

この予算を審議した2016年2月定例会では、富士市議会の歴史ではじめて予算案に対して付帯決議(予算を執行するまでにもっと説明するようにという内容)がついた、いわくつきの事業です。

2016年9月5日号の広報ふじにはこのように載っています。
(※10月3日とあるのは、2016年10月3日です。もうこの制度は終了しているのでお間違えのないように)







この制度が約6000万円かけてやろうとしたことは「若い世代の富士市内での人口移動を促す」ことです。若者に中心部に引っ越してもらおう、そのためにお金をあげるよ、というシンプルな考え方です。


…ということで私は今回、この制度が始まる前(2016年4月)と、終わった後(2019年4月)の若者の人口を地区別に比較してみました。「若者」の定義は制度とあわせて「20歳から39歳まで」としました。

果たして、若者は中心部に集まったのか…。
その表が↓です。






主に「まちなか」を含む地区は、吉原地区、富士駅北地区、富士駅南地区ですが直近3年間で、いずれも若者は減っています
一方で、若者人口が増えたのは、青葉台地区や丘地区といった郊外型の新興住宅地です。

「まちなかU-40」を使って、92世帯が引っ越しましたが、富士駅北地区はこの制度によって、むしろ若者世帯が5世帯減るという謎の結果に。
この制度で、青葉台地区で7世帯、丘地区5世帯が減り、吉原地区で57世帯増えていますが、これは「焼け石に水」のようにも感じます

富士見台地区は、この3年間でなんと若者が25%も減っていますが、「まちなかU-40」がさらに2世帯を減らすことに貢献。
須津地区では、地区別で最大となる260人以上も減少していますが、「まちなかU-40」がさらに2世帯を減らすことに貢献。
こういった地区から、まちなかに住んでる人も周辺部に住んでる人も等しく納めた税金を使って、わざわざ若者を減少させることに合理的な意味づけはできるのでしょうか?


果たして約6000万円は、効果がある使い方だったのでしょうか?
費用対効果は、どうだったんでしょうか?
同じ6000万円使うなら、もっと違った使い方があったのではないか?

…といったことを、一般質問で取り上げ徹底的に検証したいと思っています。6月28日(金)の午後3時頃の登壇になります。

※他に全く違うあと2項目もやります。

発言通告書↓
| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
令和の時代に、再スタート!
これを書いているのは、平成最後の日、平成31年4月30日です。
明日、皇太子様が天皇に即位され、5月1日「令和」の時代がはじまります。

市議選から10日ほど経ちますが、正式には市議会2期目の任期は今日4月30日までで、3期目の任期が明日5月1日からはじまります。ちょうど、時代の区切りと、議員の任期の区切りが重なりました。


私はいま、1回リセットして、再スタートしたいと思っています。


議員として2期8年の経験を積ませていただきましたが、良いことも悪いことも一度忘れて(もちろん経験は私の中に刻まれていますが)、まったくの新人議員のつもりで1からはじめたいと思います。
41歳、再スタートには遅くない年齢だと思います。


以下、率直に書きます。
「沈黙する」という選択肢もあるとは思いましたが、私らしく、書くことで、書いて公開することで前に進もうと思います。


まず、「市長選」の話。

これは、過去に私自身が「いずれ市長を目指したい」と軽い口を叩いてきたことに端を発して、いまの富士市を変えて欲しい、その選択肢を示して欲しいという期待の声をちらほらと頂くようになってきている、ということについてです。


先の市議選を経て、いまの私の気持ちは「白紙」です。白紙とさせて欲しいです。
しかし、これから先はずっと(何年も何十年も)、しっかり準備をしていきたいと思っています。議員としての活動の「質」を変えていこうと思います。


2015年の市議選では1番の得票を頂きましたが、今回は14番目の得票でした。もちろんこれには様々な要因があるし人気投票ではないので、直接的には関係ないとは思っています。だけど、やはり気にします。投票率が下がり、居住地区に新人立候補者がいての厳しい選挙で「2726人」もの人が私の名前を書いてくれたことは、私の大きな自信になりました。一方で、多くの方に期待されていると自惚れるほどには「期待されていないよ」という警鐘であるとも受け止めています。未熟だったと思います。自分が思うほどに市民に気持ちを届けられませんでした。いまは、冷静に立ち止まって考えてみる必要があると感じています。

政治の世界、一寸先は闇ですから、先のことは見通せません。再来年までには、参院選、衆院選(←全国から注目の静岡5区)もあり、県知事選もあり、今後どうなるか分かりません。市政運営の大きな課題が浮上してくるかもしれません。自分でコントロールできないことを、あれこれ考えても仕方なく、私にできるすべては、私自身がどうあるか、今後どういう政治活動を行っていくか考え、行動していくことだと思います。

前提として…。私自身に「欲」があるわけではないんです。これは本当に、私欲は一切ない。市議会議員の仕事は好きです。特に一般質問など、良い評価もいただくようになってきました。議員の仕事はやっていて楽しいし、いまのままで幸せです。家族や自分自身の幸せだけを考えたら、4年ごとの選挙を経ながら市議会議員を長く続けさせて頂ければ、それに越したことはないと考えたりもします。いま41歳で3期目ですが、49歳で5期目、69歳で10期目。73歳のときに11期目かな、そのくらいまで…。

私が仕事をするであろう今後30年間くらいのスパンで、富士市はこのままでは緩やかに衰退してしまうと感じています。若い世代の多くが、市外に出ていって帰ってこない。これが何十年も続けば富士市はなくなってしまいます。もちろん、これからも市議の立場でできることは、全力でやりますし、提案し続けていきます。富士市議会の、その32分の1として頑張ります。

ただ、富士市を「改革」しなきゃと思う気持ちは、それを超えて溢れてきます。もっと富士市は良いまちにできるのに、もっと未来を変えられるのに…。数年後かもっと先かは分かりませんが、時代の巡り合わせの中で、自分に何か期待されるならば、その時は逃げてはいけないのではないか、保身を考えている場合ではないと、そんな風にも思うんです。富士市に数人しかいない、若くして政治の世界に送り出して頂いた者としての「責任」があるのではないかと。令和時代の市政のプレーヤーとして、のんびりしていてはいけないぞ、と。


それを踏まえて…。これからは議員としての活動の質を変えていこうと思います。それが「準備していく」ということに繋がります。3項目ほどに分けて書きます。


【1】オール地域、オールジャンル、政党ノーサイドで活動する

もちろん、市議会議員は誰しも市民全員に奉仕するのが仕事ですが、特に自分の居住地区の課題を重点的に掘り下げたり、(福祉とか環境とか)自分の得意とする重点分野をある程度しぼって活動したりすることは、市議会32人のチームとして成果をあげるためには、理にかなったことです。選挙においても、定数32の大選挙区ですから「キャラを立てる」必要もあり、その方が市民に分かり易く届くだろうと思います。

それを分かった上で私は今後、富士市のオール地域、オールジャンルで活動していきます。これからは、あらゆる地域で(大淵でも吉原でも富士川でも…)、市政報告会や座談会をやっていこうと思います。各地に支援者組織を作る努力もしていきます。そして、あらゆる分野のことに取り組みたいと思います。これまでも、かなり幅広く取り上げてきましたが、高齢者福祉であったり、ごみ処理の問題であったり、一般質問で触れてこなかった分野もありますので、それらも勉強し、富士市政のすべてについて発言していきたいと思います。

政党についても触れますと、私はいま完全に無所属で、どの国政政党の党籍も持っていません。それが分かりにくいと感じる人もいるかと思いますが、私はどの政党にも肩入れせずに、すべての政党と(自民党とも公明党とも維新の会とも国民民主党とも立憲民主党とも共産党とも)、コミュニケーションがとれる関係を作りたいと思っています。国会議員を目指す気持ちはゼロですし、(いろいろと思うところはありますが…)国政の動きとは少し距離を置き、右にも左にもよらずノーサイドで、市政に集中します。富士市議会の同僚議員の皆さんとも、より深く強い連携ができたらと願っているし、議会のために汗をかきたいと思います。


【2】ビジョンと政策のパッケージ、その予算案を示す

「市議会」には市の予算を決定し、決算を認定し、予算執行を監視するための権限がありますが、予算案を編成し執行していく権限は「市長」にしかありません。議員の仕事は、個々の政策を提案したり、市長(をトップとする市役所)の施策をチェックしていくことが中心となります。

私は今後、もう少し踏み込んで、私なりに「富士市の将来をこうしたい」という大きなビジョンと、そのために必要な具体的な政策何十個をパッケージにしてまとめていこうと思います。そして、市議では権限がないにしろ、市長提案の予算案の対案として、「小池よしはる案」ともいえる予算編成案を考えていく作業をしていきたい。そのために、市民に集まってもらい政策を考えるワークショップなどを独自に開こうと考えています。

今回の市議選で、ダイバーシティ(多様性)・サスティナビリティ(持続可能性)というコンセプトを強調しましたが、「何それ、分かりにくいよ」と思われることは最初から承知していました。だけど、富士市全体の変革と創造を指向するには、各種施策の上にある抽象的な理念を指し示す必要を感じていたために、そのような打ち出し方をしました。今後、「#つぎの富士市をつくる」をキーフレーズとして、私が掲げるダイバーシティとサスティナビリティがそれぞれ、どういう具体的政策として実現されるかについて、もっと分かり易く提示していきたいと思います。


【3】人格を鍛える

これが最も難しく、そして大事なのかもしれません。
選挙後に、匿名の方からお手紙をいただきました。「謙虚な姿勢が足りないのでは?」とありました。「神経質な感じが強すぎる。もっとおおらかに。」ともありました。

同様のご指摘は他にも頂きました。しっかり受け止めたいと思います。

恥ずかしいことですが正直にいうと、過去の選挙を熱心に手伝ってくれたけど、今回の選挙では心が離れて、応援してもらえなかった人も何人かいます。ヒリヒリと胸が痛みます。
これまで8年間、自分では真心を込めて、誠実に仕事をしてきたつもりです。

でも、何かが足りなかったのかもしれない。

人との接し方、立ち振る舞い…。
自分に何が足りないのか、謙虚な気持ちでゆっくり考えながら進んでいきたいと思います。


そういう気持ちも含めての、「再スタート」です。
41歳にして、そんな気持ちになれたのは幸せなことだと思います。


令和の新時代、私は覚悟をもって進みます。

期待して欲しい。
注目して欲しい。

ともに、つぎの富士市をつくって欲しい。


新時代、自分にどんな人生が待っているかワクワクしています。
いま、気力も体力も、充実しています。
健康な身体で、そして家族も健康に、改元の日を迎えられることは、本当にありがたいことです。


明日から新しい気持ちで、再スタートします。
地道に謙虚に、一歩ずつ歩んでいこうと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いします。


平成最後の日に
小池義治


#つぎの富士市をつくる
| 小池よしはる | 富士市議会 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
3月7日(木)14時頃から一般質問します
私の市議会2期目の任期も残りわずかとなりました。
年に4回ある定例会の一般質問、今回も発言通告をしていて、これで8年間で32回の登壇機会すべてとなる32回目の質問です。3月7日(木)の14時頃からです。

他の議員のものも含め発言通告書は、こちらからPDFで見ることができます。
1項目目では成人年齢改正後の成人式対象者について、2項目目ではインフルエンザ対策ついて、3項目目で総合計画の施策指標(KPI)について取り上げます。

KPIというのは、「key performance indicator」の略で、市の施策の成果を計る中間指標のことです。行政の施策は、売上や利益といった概念がありませんから、このKPIを正しく設定して、これをしっかり達成していくことが必要です。しかしながら、このKPIの設定の仕方がそもそも不十分ではないかというのが、私の問題意識です。

「総合計画」という10年ごとに作る富士市の各種計画の最上位にあたる計画があります。(第5次富士市総合計画後期基本計画
これには数十個の施策が掲げられていますが、例えば交通安全。シンプルに考えて、富士市の交通安全の目標(指標)は、富士市内の交通事故発生件数を減らすとか、交通死亡事故を減らすとかだと思うんですが、そうなっていないんです。
富士市の総合計画で、交通安全の代表的な施策指標(KPI)に掲げられているのは、「交通安全運動参加者数」です。交通安全運動というのは年に4回、市役所前にノボリを持って立ったりするあれです。しかも、この参加者数は増えていないし増やそうともしていないんです。そういうものが「代表的な施策指標」なのは、はっきり言って謎です。




他にも、スポーツ推進のKPIは、スポーツをやる人を増やす、ではなくて「年に1日だけの富士市民エンジョイスポーツデーの参加者数」であったり、中心市街地のにぎわいづくりのKPIは、まちなかの通行者数を増やす、ではなくて、「あなたも商店主支援事業で富士商店街と吉原商店街に1年に1店舗ずつ支援すること」になっています。そういうものが富士市の最上位計画である総合計画のKPIになっています。成果(アウトカム)ではなくて、やること(アウトプット)・やれることだけを目標としている感があります。

次の総合計画となる第6次総合計画は2019年度に策定して、2020年度から2030年度までが目標年度。
第6次総合計画には、市民の「2030年の理想の富士市」が描かれ、そこまでのロードマップが示されるべきです。
まずは、ここから。このKPIをしっかりと設定することを求めていきたいと思います。





富士市議会一般質問は、市役所10階でどなたでも傍聴することができます。 ぜひご注目ください。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市民が骨髄バンクに登録するには
富士市民が骨髄バンクに登録するには(富士宮市民も同様です)、以下の2ステップです。


1.0545-65-2156(富士健康福祉センター医療健康課)に電話して採血する日を予約する
2.静岡県富士総合庁舎(富士市本市場441-1)1階に行って必要書類に記入し採血する


私は2年前の2月定例会(過去記事参照)で、骨髄バンク登録を推進するためにドナー助成制度を始めるべきという提案をしましたが、富士市役所はスピーディーに対応してくれました。平成29年3月8日の一般質問で取り上げて、その年の9月の補正予算でさっそく予算に計上されました。

富士市のドナー助成制度(富士市WEBサイトでの紹介ページ)では、骨髄提供するドナーに対して1日につき2万円、事業所に1日につき1万円、最大7日間の奨励金が支給されます。この制度の導入は、静岡県内35市町のうち、駿東郡清水町、富士宮市、静岡市を合わせた4市町で行われています。富士市では今年度、骨髄提供にあたってこの制度を利用された方が実際にいたそうです。どなたか名前を知ることもできませんが、心から感謝したいと思います。

この一般質問では、骨髄バンクのドナー登録の現状や課題などについて話したので、その時の議事録をお読み頂ければと思います。

◆小池義治
 お許しをいただきましたので、私はさきに通告してあります2項目を質問します。まず1項目めは、骨髄バンクのドナー登録の推進及びドナー助成制度の創設についてです。
 白血病などの血液疾患で造血幹細胞移植、骨髄移植や末梢血幹細胞移植などを必要としている患者に対し、血縁関係のない人から提供される骨髄液や末梢血幹細胞をあっせんする仕組みが骨髄バンクであり、公益財団法人日本骨髄バンクが中心となり、事業を行っています。
 ドナーの登録は、体重等の要件を満たす18歳から54歳の健康な人が可能であり、全国で約47万人が登録しています。提供時の体への負担等が考慮されて、満55歳の誕生日で自動的にドナー登録は取り消しになるため、1992年のドナー登録制度開始から四半世紀がたった現在では、この年齢制限による取り消し数が増加しており、ドナー登録者数の維持が課題となっています。ドナー登録者の中から患者と白血球の型、HLAが適合した人が候補者として選ばれ、その方が最終同意すると、骨髄液または末梢血幹細胞の採取が行われます。骨髄液は全身麻酔下で腰の骨から採取され、最低4日間の入院と数日の検査通院が必要となります。提供は善意に基づくものであるため、ドナーが仕事を休んで入院、通院しても休業等の補償はなく、ドナーと患者は互いを知ることはできず、面会も認められていません。当然患者が謝礼を渡すことはできず、匿名の手紙を1年以内に2回まで出すことが許されています。
 移植を必要とする患者の約96%にはHLA型が適合するドナー登録者が見つかりますが、ドナー側の仕事の都合や健康状態、転居先不明などから実際に移植に至るのは6割弱にとどまっています。移植ドナーへの助成は、国による制度はありませんが、独自に行っている市町村があり、県として取り組む埼玉県内の63市町村を初め、全国205の市町村が助成制度を設けています。静岡県内では駿東郡清水町が、ドナーに対し1日につき2万円、ドナーが勤務する事業所に対し1日につき1万円、いずれも通算7日を上限とする助成を行っています。ドナーの休業による経済的負担を軽減することは、移植率の向上につながることが期待されます。
 以下質問します。
 1つ目、骨髄バンク事業について、市はどのように取り組んでいるでしょうか。
 2つ目、当市においても骨髄バンクのドナー助成制度を創設できないでしょうか。

◎小長井市長
 小池議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、骨髄バンクのドナー登録の推進及びドナー助成制度の創設についてのうち、骨髄バンク事業について市はどのように取り組んでいるかについてでありますが、骨髄バンク事業は、白血病等の血液難病に苦しむ患者の救済を目的に、ドナー登録者と患者間の骨髄や末梢血幹細胞提供の仲介を行うものであり、日本赤十字社及び都道府県等の協力を受け、公益財団法人日本骨髄バンクが事業主体となって運営されております。同バンクによりますと、本年1月末現在の骨髄バンク登録者数は約47万人に上り、善意に基づく多くのドナー登録者が集まっておりますが、国などの関係機関では、さらなる登録者の増加を目指して事業の普及啓発に努めております。
 本市におきましても、保健医療課及び福祉総務課でドナー登録のパンフレットを配架するとともに、登録を希望される方には受付窓口となっている静岡県富士健康福祉センターを御案内しております。本事業につきましては、善意に基づくドナー登録者と移植を希望する患者の橋渡しをして多くの命を救うものでありますので、市民の正しい知識と理解が深まるよう、今後、市ウエブサイトや広報紙などを活用し、骨髄バンク事業の周知に努めてまいります。
 次に、本市においても骨髄バンクのドナー助成制度を創設できないかについてでありますが、ドナーが骨髄等の提供を行う場合には、提供のための検査費用及び入院費などはかかりませんが、事前の健康診断や採取のため、7日間程度の通院及び入院が必要となります。公務員につきましては、特別休暇などにより骨髄等の提供時の支援制度が整備されておりますが、一般企業におきましては、こうした支援制度を設けている事業所は限られたものとなっております。
 こうした中、ドナー休暇のない提供者に対する支援策として、上限7日間で日額2万円程度を助成する制度を設ける自治体が全国的にもふえてきており、県内では平成25年度から清水町が開始し、新年度から富士宮市も同様の制度を開始するとのことであります。本制度につきましては、ドナー登録及び骨髄等の移植が全国で実施されていることから、企業におけるドナー休暇を促進するための方策や骨髄等の提供に係る休業補償に関し、国が主体となって取り組むことが望ましいのではないかと考えております。
 しかしながら、市内に住むドナー登録者が仕事や経済的な理由からちゅうちょすることなく骨髄を提供できる環境づくりを行うことも必要であると考えておりますので、本助成制度につきましては、導入を視野に検討してまいります。

◆小池義治
 御答弁いただきましたので、順に再質問していきたいと思います。
 まず、骨髄バンクのほうですけれども、ドナー助成制度について導入を視野に検討するというような回答をいただきました。非常にいい回答をいただいたというふうに思いますけれども、ドナー助成制度の意味等について、改めてお話しさせていただきたいと思います。これはすぐにでも導入してほしい制度だと思っています。
 私は、先々月、骨髄バンクに登録しました。平日のある日、お昼を挟んでちょっと時間があいたのでドナー登録をしようと思いまして、ネットで調べたところ、富士市、富士宮市の中では富士総合庁舎にある富士健康福祉センターで受け付けているということがわかりました。電話をしましたら、午後1時に来てくださいと言われまして行きましたら、担当者の方に個室に案内されまして、骨髄バンク制度の解説DVDを15分ほど見ました。そして不明な点を担当者とやりとりして採血して、約30分ほどで終了しました。この骨髄バンクに登録しようと思ったのはきっかけがあります。
 私の同志の青年地方議員であった名古屋市会の日比健太郎議員が、昨年の11月3日、急性白血病で亡くなりました。35歳という若さでした。日比さんは昨年3月に体調を崩して、5月に急性白血病と診断されました。そして入院しながら骨髄移植のドナーを探したところ、HLA型が適合する人が4人見つかりましたけれども、4人とも移植に至らなかったということです。その後、臍帯血移植を受けましたが、11月に亡くなりました。日比さんは、昨年6月17日に第1子となる子どもが産まれたばかりでした。我が子の成長をたった4カ月しか見ることができなかったこと、そして議員としてこれからというときにこの世を去ることになったということは、さぞかし無念だったろうというふうに思います。その日比健太郎議員が亡くなる前に政策提言をされていたのがドナー登録の推進やドナー助成制度の創設です。私は、今回その思いの一端を引き継ぐつもりで一般質問させていただきました。
 富士市としてドナー登録の推進の周知に努めるというような市長答弁でしたけれども、今後、ウエブサイトに掲載したり広報紙に掲載ということですけれども、これを市が主体となって何か予算をつけてやっていくということはございますでしょうか。

◎保健部長
 新年度の予算には全然反映されていないわけですけれども、今後、例えば若い方への啓発として啓発グッズのようなものをつけて、それを若い方が集まるイベントで配るというようなことはできるのではないかなというふうに考えております。それから、これまで啓発は県が主導的に行ってきておりますので、県と連携できるところはないか協議しながら、また新しいものを考えていければなというふうに考えております。

◆小池義治
 これはぜひ取り組んでいただきたいと思います。今、年間の新規登録者というのが減少傾向にあります。平成17年度から平成25年度までの9年連続して3万人以上が新規で登録していましたけれども、平成26年度、平成27年度は3万人を下回ってしまいました。制度開始から25年たちまして、これまでは新規が少なくてもコップに水をつぎ足すようにどんどんふえてきましたけれども、先ほど言いましたように、55歳で年齢制限で取り消しになりますから、これからどんどん取り消しの数がふえていきます。今、登録者で最も多いのが40歳代なので、この方たちが55歳の取り消しになったころには登録者数が恐らく減少してしまいまして、このままだと制度の維持ができなくなってしまいます。ぜひ県と連携しながらPRしてほしいと思います。
 そのPRするときにやはりドナー助成制度がないと、このPRは難しいと私は思います。なぜかといいますと、若い方に登録してもらっても、4日間の入院と、通院も含めると7日間仕事を休まなければいけないんです。そうしますと、若い人で非正規雇用の方なども増えている中で7日間仕事を休める環境にある人は少ないと思います。ですから、ドナーに登録して、ドナー休暇制度がきちんとあるという状況をつくっていかなければいけないと思います。
 私がドナー登録をしたということを言いましたけれども、私はことしで40歳ですから、年齢の取り消しまであと15年あります。HLA適合者がいたときょう連絡があるかもしれませんし、今後15年間ずっとないかもしれません。正直な今の私の気持ちを話しますと、半々の気持ちです。自分のHLA型が誰かと一致して、誰かの命を救うことができたら良いな、自分の人生の中で価値ある行いができるな、提供したいなという思いもありますけれども、一方で、15年間連絡がないなら、そういう人があらわれないならあらわれないほうがいいかもというような思いも抱いています。これは単純に手術が怖いからです。骨髄の提供というのは、骨髄は骨の中にあるスポンジ状の組織だそうですが、これを抜き出すには手術室でうつ伏せになって全身麻酔をします。腸骨というベルトの下あたりの腰の大きい骨に数十本の針が刺されて、400ミリリットルから1200ミリリットルの骨の中にある骨髄液が抜かれるそうです。これは1時間から3時間の手術、術後は7日程度痛むことがあり、まれに1カ月以上痛みが残った例もあるそうです。私ももしそのときが来たら決断できるのか、それは正直わからないです。もちろん、私は家族等には相談しますけれども、基本的には自分の気持ちで決断できる環境にあります。しかし、多くの人、特に若い人は自分の判断だけでは決められず、やはり職場の理解が必要になります。
 少しこのことを考えてみたいと思いますけれども、私は、今の議員という職にある場合は、議会の日程を外して入院と通院をすれば、7日間休んでも今の決まりの中では報酬が減額されるということはありません。しかし、派遣社員の方はどうでしょうか。派遣元と派遣先に対し休むことの同意をとらなければいけません。また、アルバイトで暮らしている方は、7日間のシフトを減らしてその分の手当を出してくれるという理解のある経営者ならいいのですが、そういう環境は少ないのではないかと思います。
 市の職員に関しましては特別休暇ということで、これは有給を消化しないで良いということだと思います。私は同僚議員を通じて、市内大手企業でドナー休暇のようなものがあるかと聞きましたけれども、無いということでした。自分の有給を消化して休まなければいけませんので、有給が残ってなければ休めないということになってしまいます。先ほど保健部長は若者に啓発していきたいというふうに言われましたけれども、やはり若者に啓発するためにはドナー助成制度がセットでなければいけないと思います。
 そして、このドナー助成制度ですけれども、予算で言うと大体幾らぐらいかかるというふうにお考えでしょうか。

◎保健部長
 助成制度をどのように設定するかにもよると思いますけれども、議員の御質問の中でも御紹介があったとおり、先進自治体の例に倣いますと、登録者御本人に1日2万円、それから就業先の企業に1万円ということで3万円、7日を限度としているところが多うございますので、大体21万円で、それが何人分かということになりまして、先日、骨髄バンクに問い合わせしましたところ、これまでに富士市での骨髄提供者の実績が24年間で25人ということでしたので、そんなに多くの予算は必要ないのかなというふうに考えております。

◆小池義治
 24年間で25人ということなので、年間1人ぐらいということでしょうか。私も富士市とか市ごとのデータがなかったもので、日本全体のものから計算してみましたけれども、年間1700例ぐらいあるということですので、富士市の人口比率で計算しますと1件か2件というようなことかなというふうに思います。その中でそれほど大きな予算ではないので、ぜひこれは実現していただきたいと思います。
 毎年平均して1件ないしは2件、富士市内で骨髄バンクのドナーになって手術されている方がいらっしゃるというのは、改めてすごいことだなというふうに思います。この骨髄バンクで提供者になる方というのは、本当に尊い行いをされているし、すばらしい人格を持たれている方だなと思います。まさに私たちのまちのヒーローだと思います。痛い思いをして骨髄を提供しても、新聞に名前が載ることはありません。ロゼシアターの壇上で市長から表彰されることもありません。1円ももらうことなく仕事を休んで、名前も顔も知らないどこかの誰かのために恐怖を押し殺して、静かに手術台にうつ伏せに横たわります。そして、手術後の麻酔がとれた後の痛みに耐えなければいけません。私は本物のヒーローだと思います。このヒーローのために仕事を休みやすい環境をつくるために休業補償分として行政が助成する、これは絶対に必要なことだなと思います。
 事業所と本人を合わせて1人3万円、最大7日間として21万円、26万人の市民1人当たりにしますと1円に満たないほどの金額でこれは実現できます。私たちの本物のヒーローに、1円払うことに反対する富士市民はいないと思います。いつ自分が、自分の家族が白血病になるかわかりません。ですから、ぜひこの制度を導入していただきたいと思います。導入に向けて検討するということでしたので、これは期待して今後見守りたいと思います。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
中核市移行は「検討の継続」に
いまの富士市政で最大の課題だった中核市議論。小長井市長は移行表明……しませんでした

賢明な判断だと思います。



臨時記者会見(テキストはこちらに載っています)で移行表明しなかった理由が述べられていますが、これらは数年で解決する問題ではないので「検討の継続」とはいうものの実際は「凍結」、国の制度が変わらない限り当面は一般市(施行時特例市)のままでいくことになりそうです。

会見の内容を3行で書くと、こんな感じです
〇5年先まで財政予測をしたら移行費用の年間7億4300万、これが全額自腹(市の単独負担)になっちゃうことが分かった。
〇この7億円余を他で切り詰めようといっても無理な話だった。
〇なにせ来年度でさえ厳しくて、貯金(財政調整基金)を2億円取り崩して帳尻合わせることになる。

記者会見の内容、少し解説します。
中核市に移行するには(いまは県がやっている)保健所を自前で持つことなどが必須で、そのために市職員を54人(そのうち1人は医師)も増やすので、それらの費用に年間7億4300万円くらいかかります。以下、分かりやすくするために「7億円」とします。


県がやっている事務作業を市が引き継ぐのだから、その分の「7億円」はもらえて良さそうなものですが、県からも国からもお金はもらえません。国は、これを地方交付税によって措置するとしています。
この「地方交付税で措置する」というのがポイントで、富士市が中核市になることが難しい理由の本質ですし、なぜ既存の中核市は「進んで中核市になったのか(なれたのか)」という疑問の回答でもあります。


地方交付税とは(wikipedia)、日本全国には税収がいっぱいあるリッチな都市も、少なくて困ってしまう都市もあるので、ある程度均一にしましょう、という制度です。
この地方交付税の交付額がどうやって決まるかというと、、、(ここからちょっと難しいです…)

[基準財政需要額]という、あなたの市の人口くらいなら、最低でもこのくらいお金かかるよね、というのと、
[基準財政収入額]という、それに必要なお金として、あなたの市はこれだけ税収あったよね、というの、
…の差額で決まります。


具体的に富士市はどうかというと(以下、富士市=旧富士市として書きます。旧富士川町分は別計算になっています)
富士市:平成29年度普通交付税の決定

〇昨年度の富士市
[基準財政需要額][基準財政収入額]
= 約353億 − 約357億円
= △約4億円(平成30年度)
…4億円分収入の方が上回っている → だから交付金ゼロ円

中核市に移行した場合は、移行費用の年間7億円が[基準財政需要額]に足されます。これが「地方交付税によって措置する」の意味です。

〇もしも昨年度、中核市だった場合の富士市
[基準財政需要額][基準財政収入額]
= (約353億 + 約7億円) − 約357億円
= 約3億円
…3億円収入が少ない → 交付税が3億円交付される
年間7億円の中核市移行費用のうち差額の4億円は自腹

そして、市長の記者会見のうちのこの部分の意味ですが、
一般会計中期収支予測(平成31から5年間)によると、富士市は普通交付税の不交付団体となる見通しで、基準財政収入額から基準財政需要額を差し引いた財源超過額は、私の予想を大きく超える年平均11億円余になると予測している。

財源超過額が11億円というのは、
[基準財政需要額][基準財政収入額]
= ○○○億円 − ×××億円
= △11億円

ということを表していて、もし中核市になっても、
[基準財政需要額][基準財政収入額]
= (○○○億円 + 7億円) − ×××億円
= △4億円
…4億円分収入の方が上回っている → だから交付金ゼロ円
7億円の中核市移行費用のうち7億円の全部が自腹

ということです。なぜ11億円の財源超過になるかという説明は難しいのですが、決して富士市が絶好調!というワケではなくて、[基準財政需要額]が人口減少とともに減っていくこと、それに比べて[基準財政収入額]については、富士市の特長である固定資産税の多さ(←工場が多い)はすぐに減っていかないこと、ことし10月の消費増税で市の取り分が増えることなど、様々な要因があります。これは都市の立地等のポテンシャルによるところが大きく、人為的なコントロールが難しいものです。

■■■

ややこしい話になってしまいました…。複雑なのはしょうがないんです。富士市がちょうど、ややこしい位置にいるんです。サッカーJリーグでJ1とJ2を行ったり来たりしているチームを、エレベーター・クラブ(wikipedia)と言いますが、富士市はまさに、交付団体と不交付団体を行き来する(日本に数少ない)エレベーター・シティです。だからこその中核市議論の難しさがありました。


そもそも「中核市」、そしてその費用は「交付税で措置する」という国の制度がおかしいんじゃないかなと感じます。財政力が高い市は中核市になりにくく、財政力が低い市は(全額が交付税で措置されるので)中核市に移行しやすい、という矛盾があるように感じます。

これは日本の市の人口のランキングです。(wikipedia



富士市と人口で同じ規模の八戸市や佐世保市が中核市になっています。こうした自治体は100億円単位で交付税が入ってきて、中核市移行費用は全額交付される、つまり「持ち出しナシ」で中核市になれるんです。

〇北海道函館市(人口・26万5979人)、財政力指数 0.46、普通交付税 304億円 → 中核市
〇青森県八戸市(人口・23万1257人)、財政力指数 0.66、普通交付税 132億円 → 中核市
〇長崎県佐世保市(人口・25万5439人)、財政力指数 0.51、普通交付税 231億円 → 中核市
〇鳥取県鳥取市(人口・19万3717人)、財政力指数 0.52、普通交付税 209億円 → 中核市


一方で富士市より人口が多い市でも、財政力が高い自治体を中心に一般市のままです。

〇千葉県市川市(人口・48万1732人)、財政力指数1.03、普通交付税0円 → 一般市
〇神奈川県藤沢市(人口・42万3894人)、財政力指数1.07、普通交付税0円 → 一般市
〇東京都府中市(人口・26万9061人)、財政力指数1.19、普通交付税0円 → 一般市


富士市と似ているエレベーター・シティは、つくば市や太田市です。中核市移行を検討しましたがいずれも「検討中断」しています。

〇茨城県つくば市(人口・22万6963人)、財政力指数1.00、普通交付税0円 → 一般市
〇群馬県太田市(人口・21万9807人)、財政力指数1.01、普通交付税11億円 → 一般市


こうしてみると、市の「格」として、「 政令市>中核市>一般市 」というワケでは無いなと思います。別に、胸をはって「一般市」でいれば良いんだと思います。
そもそも既存の中核市・全国54市のうち、52市が交付団体(財政力指数が1倍未満)です。例外の2市は、愛知県の豊田市と岡崎市です。

ちなみに豊田市の決算をみてみると(平成29年度)
[基準財政需要額][基準財政収入額]
=653億円 − 1100億円
=△447億円

財政力指数1.68。ちょっとレベルが違い過ぎて富士市と比べてもしょうがないんですが、このくらい飛び抜けてリッチだと、保健所運営に数十億円かかっても余裕で捻出できます。
富士市は豊田市ほどの財政にはなれず、数億円のレベルで財政力指数1.0倍近辺をうろうろする時代が今後も続くと思います。

■■■

このあと、記者会見の↓この部分の解説をしようと思いましたが、すでに長文になっているので簡単に書いて終わります。
それにも拘らず、財政運営の実態は厳しい状況にある。これは、富士市の行政サービスの利点でもあることだが、小学校区ごとの地区まちづくりセンターの配置、学校給食の自校直営方式の堅持、公立幼稚園・保育園の数の多さなど、行政コストがかさんでいることも大きな要因である。

富士市はすでに職員数が多くて、中核市になって「さらに54人増やす」なんてやめた方が良い、というのが私の意見でした。
類似31都市の中で、3番目に職員数が多いんです。富士市定員適正化計画というPDF資料があるので、興味ある方はご覧ください。



富士市の職員数が多い理由は、記者会見の中にあるように、他の都市より充実した「まちづくりセンター」「自校方式の学校給食」「市立幼稚園」などで、中核市移行はこれとトレードオフだよ、つまりこれを犠牲にするの…?、ということを市長は暗に問いかけているように感じました。


↑どの分野の職員が他の自治体より多いのか。富士市定員適正化計画の中にあります。


それらは、富士市の「良さ」であるので、そう簡単に無くしてはいけないと思います。慎重で丁寧な議論が必要です。

そろそろまとめますが、私は「中核市になろう」「大都市制度の仲間入りだ」「地域のリーダーの都市であろう」とか、そんな背伸びしなくても、肩ひじ張らなくても良いと思っています
中核市になることのブランド力とか、都市の「格」とかが語られてきましたが、そういうのは違うんじゃないかな、、、私は多くの人との議論の中で感じました。

もっと、さりげなくとも「キラり」と光る、特色のあるまちにしようよ、
このまちに住む幸せがじわりと湧いてくる、そんな温かいまちにしてよ、
そんな意見を頂きました。

そのとおりだと思います。

この中核市議論をステップに、富士市をもっと良いまちにしたいなと、ひしひしと感じています。
まちの未来を、もっともっともっともっと語りたいです。


#nextFUJI
#つぎの富士市をつくる
| 小池よしはる | 富士市議会 | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市を「スポーツのまち」に!
昨年末、常葉大学富士キャンパスの跡地について、民間企業がスポーツ合宿などの施設をつくる方向で進んでいるとの報道がありました。(静岡新聞記事
このことは今後、市議会で具体的に議論していくので詳細をここで書きませんが、私は、常葉の跡地という「点」で終わらせずに富士市全体に波及するような取り組みにしたい、いや「しなければ」と思っています。


■浜松市は音楽、静岡市はホビー、さて富士市は…?

富士市といったら「これ!」、というものが必要だと思うんです。もちろん「富士山」とか「製紙」とか「田子の浦しらす」とか「つけナポリタン」とか「岳南電車」とか既にあるんですが、プラスしてもっと強くアピールできる大きな"何か"が…。

浜松市は長年「音楽のまち」として売り出してきました。最近では浜松国際ピアノコンクールが、恩田陸さんの直木賞&本屋大賞受賞作「蜜蜂と遠雷」のモデルとして描かれるなど、浜松=音楽のイメージは確固たるものになっています。(浜松市:音楽の都へ
静岡市は、プラモデルメーカーの集積を生かして「ホビーのまち」「模型の世界首都」としてアピールしています。静岡駅南口に静岡ホビースクエアを開設したり、小学校でプラモデルの授業があったりするそうです。(静岡新聞記事
ホビーのまち静岡 WEBサイト

静岡県内で人口3番目の都市である富士市。私は、音楽、図工(ホビー)とくれば、「体育=スポーツ」だと思うんです。
そして、いまの富士市には、「スポーツのまち富士市」を目指せるだけの条件が揃ってきている感じています。


■年末恒例になった「富士山女子駅伝」


2013年から開催されている「富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)」は、杜の都駅伝(全日本大学女子駅伝)とともに大学女子駅伝の2大大会として定着、12月30日の開催とフジテレビ系列による全国生中継も恒例となり、年末の風物詩のひとつになっています。年の暮れに22チームの選手や関係者、応援の人が全国からやってくるのは嬉しいことです。
昨年の大会では、富士山わかもの会議(facebookページ)という団体が、「ゴミ拾い駅伝」と銘打ちごみを拾いながらコースを走破する活動を展開するなど、新しい動きも見られました。
富士山女子駅伝公式WEBサイト


■唯一無二の高低差「富士山登山ルート3776」

私も登った富士山登山ルート3776(2017年に登った時の記事)、これもスポーツといえると思います。富士山が日本一高い山なので、日本でこれ以上の高低差があるコースを作ることはできません。オンリーワンかつナンバーワン。近年では、海外からも多くの挑戦者がやってくるようになりました。
富士市:富士山登山ルート3776


また、富士山登山ルート3776とは別ルートを使っていますが、「海と富士山頂を24時間以内に往復する」というめちゃくちゃハードな「富士山頂往復マラニック(facebookページ)」という競技も行われています。


■広大な敷地の「富士川緑地」

富士市にはあまり知られていない「日本一」があります。それは、富士川の河口幅です。(静岡県/富士川(河口幅日本一)
河口幅1,950mは、2位の徳島県の那賀川(1,770m)、3位の岐阜県・三重県の揖斐川(1,600m)を抑えてトップです。

その河川敷にあるのが富士川緑地公園で、富士市内のホテル旅館業の方々などがグランド整備にご尽力くださって、野球やサッカーの大会、そしてフリスビー競技の「アルティメット」の全国大会などが開催されています。富士川の両岸でグランドリニューアルが徐々に進んでいて(すべての完成まで随分かかる計画ですが…)これが完成すれば、もっと良いスポーツ公園になります。もっとスピードをあげて整備していくべきだと思っています。
富士市:富士川緑地


■世界大会も開かれる「静岡県富士水泳場」

不思議な外観の静岡県富士水泳場ですが、設備は日本のトップクラスだそうです。昨年は飛び込み競技の世界大会(FINAダイビングワールドシリーズ2018)が開かれました。

長澤まさみ・速水もこみち主演の映画『ラフ ROUGH(2006年)』をはじめ、映画やドラマの撮影でも良く使われます。


■オリンピックのスイスチーム事前合宿が決定

そんな「静岡県富士水泳場」を練習場に、東京オリンピック2020のスイス水泳代表の合宿地に決まりました。しかも、オリンピックだけでなくて、2019年の韓国・光州での世界水泳、2021年の福岡での世界水泳の合宿も行うことになり、つまりスイスの水泳代表チームは3年連続で富士市で事前合宿します。末永い交流が生まれれば良いなと思います。


■新たに総合体育館を建設予定

総合運動公園内にあった体育館は、耐震強度が不足していることが分かり、使用停止になっています。昨年、新たな体育館建設に向けて基本構想が策定されました。 (富士市:総合体育館基本構想
新しく作られる総合体育館ですが、市民が利用しやすいことはもちろん、いろんな球技や武道の大会が開かれるような施設になれば良いなと思っています。

2012年に新東名が開通し新富士インターチェンジが近くにできたので、総合運動公園の車でのアクセスは抜群です。団体スポーツだとバス利用が多いので競技者にとっては便利だし、ポテンシャルが高い立地にあります。 新しい体育館の建設もあわせて、総合運動公園をスポーツ拠点としてグレードアップしていきたいと思っています。


■これから3年間は「ゴールデン・スポーツイヤーズ」

これから3年、日本ではビッグなスポーツ大会が続きます。
2019年 ラグビーのワールドカップ
2020年 東京オリンピック・パラリンピック
2021年 関西ワールドマスターズゲームズ
この3年間は「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と呼ばれているそうですが、この3年間の中で、富士市は存在感を示していくべきだと思います。

私は「私がそれでも富士市に住み続ける、その魅力を6つにまとめて語ります!」というエントリの中にも書きましたが、「雪が降らない温暖な気候」というのは富士市のセールスポイントです。気候が温暖であることは、アスリートにとって怪我を予防できる練習環境ですから、スポーツ合宿を富士市全体でもっと誘致できるのではないかと考えています。

■富士市を「スポーツのまち」に!、そのために…

富士市を「スポーツのまちにしたい」という、同じ思いを持っている富士市議の方たちと「(仮)スポーツで富士市を元気にする会」という議員連盟を作って活動していこうと準備しています。
上記で書いたことを政策として実現させるべく、具体的な提案を行っていきたいと思います。

私が、個人的に実現したいことはフルマラソン大会の開催です
私が毎年走っている「ふじかわキウイマラソン」は大人気で、すぐにエントリが締め切られてしまいます。走りたい人はたくさんいるんです。「スポーツのまち・富士市」のフラッグシップとなる大会、東京マラソンや横浜マラソンに匹敵する全国トップ10クラスの市民フルマラソンをぜひ実現したいなと考えています。
このフルマラソン大会に向けては2016年に一般質問で取り上げたので、最後にその議事録を掲載します。 富士市を「スポーツのまち」にする。その歩みを進めていきたいと思います。

〇小池義治:
近年はランニング人口が増加しており、各地のマラソン大会は盛況です。ことし2月28日に開催された東京マラソン2016は、フルマラソンの一般募集の定員2万7370人に対して30万8810人の応募があり、倍率は過去最高の11.3倍、同じくことし3月13日開催の横浜マラソン2016は、参加料が1万5000円と高額にもかかわらず、フルマラソンの一般枠の募集定員1万9450人に対して6万982人の応募があり、倍率は3.1倍となっています。首都圏においてはフルマラソンの需要、つまり走りたい人が、供給、つまり大会の定員を大幅に上回っている状況と言えるでしょう。
本市周辺では山梨県南都留郡富士河口湖町で定員1万5000人規模の富士山マラソンが、また静岡市では定員1万2000人規模の静岡マラソンが既に開催されていますが、本市においても首都圏からの参加者も取り込んだ1万人規模のフルマラソンの大会開催が可能ではないでしょうか。本市においてはハーフマラソンの定員400人のふじかわキウイマラソンが開催されており、そのノウハウを生かしながら、コースを初め、全面的にフルマラソンにリニューアルし、例えば新富士駅に近いふじさんめっせをスタート・ゴール地点とすれば、首都圏からの日帰り参加もしやすい大会になると思います。
フルマラソン大会は、運営費用は参加費の中から一部捻出することが可能であるため、公費に頼らないシティプロモーションが実現でき、前泊、後泊等によるホテル旅館業の需要増などの経済効果も見込めると考えます。富士市でフルマラソン大会を実施してはどうでしょうか伺います。

〇小長井市長:
フルマラソンを開催してはどうかについてでありますが、2007年、東京マラソン開催をきっかけに、健康志向の高まりなどの理由から、主なマラソン大会の応募人数は近年大幅な増加傾向にある中、自治体としては、全国から選手を呼び込み、地域活性化につなげ、さらに経済効果を期待してマラソン大会を開催する動きが広まっております。このような状況のもと、県内開催のマラソン大会、駅伝及びトレイルランニングは60大会を数え、このうちフルマラソンは、3月6日に開催された静岡マラソンを含む4大会であります。
本市のスポーツにおけるシティプロモーションにつながる大会といたしまして、富士山女子駅伝、ふじかわキウイマラソン、ウルトラトレイル・マウントフジなどが挙げられます。中でもふじかわキウイマラソンは、3800人を定員として実行委員会形式で25回を実施したところであり、北は北海道小樽市から南は岡山県美作市まで、参加者のおよそ半数は市外の選手でありました。参加者からは、子どもと一緒に参加できること、キウイフルーツや豚汁などのおもてなしと、沿道の応援が温かく、アットホームな大会であると好評を得ております。
これらに加え、新たに1万人規模のフルマラソン大会を開催することは、シティプロモーションとしては有意義であると考えられますが、コースとなる42.195キロメートルの選定、テレビ局等のスポンサーと大会費用、6時間にも及ぶ交通規制への警察及び市民の理解、ボランティアの協力等、解決すべき課題が数多くあります。このため、市民がフルマラソン大会の開催を望み、支えていくという意向の確認を行い、本市において大会が実施できるか否かについて研究してまいります。

〇小池義治:
市長は何度もフルマラソンを完走したことがあるというふうに聞いていますし、もう少し前向きな答弁が聞かれるかと期待しておったわけですけれども、少しがっかり回答でした。
何で今回提案したかといいますと、これは単純にもったいないなと思うんです。需要があふれているんです。東京マラソンは28万人が落選しています。東京マラソンは別格なんですけれども、横浜マラソンも4万人が落選して走ることさえできなかったんです。新横浜から新富士まで新幹線で48分です。そうした場所で、富士山でマラソン大会をやれば人が来てくれるんじゃないかなというふうに思います。昭和の時代にはゴルフに需要があるからといって富士山周辺でゴルフ場が幾つもできました。スキーの需要があるからといってスキー場が幾つもできました。そうしたふうに民間が主導でスポーツの需要を酌み取っていました。今、マラソンの需要が首都圏でいっぱいあるので、それを――もちろん、民間会社はマラソンができないですから、自治体が前向きになってマラソンの需要をとっていく、そうした積極的な考え方が必要じゃないかなというふうに思います。
そうした需要に関しまして、最近、積極的なのが茨城県の自治体です。取り組みが非常に参考になると思います。全国のマラソン大会の参加者数のランキングを見ますと、これはフルマラソン以外のカテゴリーも含むんですけれども、当然1位が東京マラソン、2位が大阪マラソン、3位が沖縄のNAHAマラソンです。これはずっとベストスリーです。4位にどこが入ってくると思いますでしょうか。これが茨城県のかすみがうらマラソンです。5位が湘南国際マラソン、6位が横浜マラソンと、これは人口が多いのでわかります。そして7位にどこが入るか。これが茨城県の勝田全国マラソンです。勝田はどこにあるか皆さん御存じでしょうか。今、これは合併して茨城県のひたちなか市になっているところです。全国的にはそれほど有名ではない市で行われているマラソンが全国200、300とたくさん行われている中でベスト7番目に入ってくる、それが勝田全国マラソンです。
この勝田駅がどこにあるかといいますと、東京駅から常磐線快速を使って1時間半だそうです。東京駅から1時間半というと、似ているまちがあります。それが富士市です。この勝田全国マラソンは、フルマラソンの部が1万5000人、10キロの部が1万人、合わせますと2万人以上の人が走っているわけです。勝田でこれほどの規模のマラソン大会ができるということは、富士市でも十分に可能なんじゃないかなというふうに思います。
先ほど静岡県内で4つのフルマラソンが行われているというふうに言いましたけれども、茨城県は人口約300万人で、今のところ4つです。先ほど言いました物すごくでかいかすみがうらマラソンと勝田全国マラソン、そして古河市というところで古河はなももマラソン、あとつくばマラソンというのもやられています。そして、今度5つ目として、水戸市で水戸黄門漫遊マラソンというのをやるそうです。人口約300万人の県で5つ目のマラソンが開催されます。今そういう流れになっているわけです。
そして、近年のマラソン大会で取り組まれているのがチャリティーランというものです。これは、参加料とは別に、チャリティーランといって例えば10万円以上を寄附した人に優先的に走れる枠を確保するというようなものなんですけれども、最近、これをふるさと納税と結びつけている自治体もあります。10万円をふるさと納税で寄附しますと実質2000円でできますから、そうしたことで優先的にマラソンが走れる、しかもお土産をもらって帰れるということで、走る人にとっても得だし、もらっている自治体にとっても得ということで、これは採算ラインに十分合うような、そういったマラソンにできるんじゃないかなというふうに思います。
市長、ぜひこれは前向きに取り組んでいただきたいと思うんですけれども、市長の胸のうち、研究するというような答弁でしたけれども、これはできる可能性を目指して研究していくのか市長の胸のうちをお聞かせください。

〇小長井市長:
私もマラソンを趣味としておりましたし、今も短い距離ですけれども大会に出場しているということでもありますので、富士市でそういったフルマラソン大会が開催できれば本当に私も夢のような思いもするわけでございますけれども、課題も幾つかあろうかなと思います。これまで、今お話のあったいろんなマラソン大会も、過去からあったマラソン大会じゃないかなと思うんですよ。フルマラソンではなかったかもしれませんけれどもマラソン大会があって、それがフルマラソンというような形で模様がえをした。
今、フルマラソンが非常に人気があるということだと思うんですけれども、静岡マラソンもハーフマラソンからフルマラソンに変わって多くの人がまた参加をしているという状況だと思います。富士市にはふじかわキウイマラソンがございますので、ただただマラソン大会をというと非常に厳しい。警察の立場から言えば――かつて私がそういったことの可能性がないかなということで議員のときにいろいろ考えたときは、ほかの大会をある意味つぶさなければ新しい大会はできないよというふうに言われておりましたので、そうすると、ふじかわキウイマラソンは今後どうしていくのかということが1つあろうかと思います。
それから、ふじかわキウイマラソンもハーフマラソンですし、道路も比較的交通量が多いところじゃないところを走りますので規制的な部分も余り大きな問題はないんですけれども、フルマラソンですと、やはりかなりの交通量がある道路を使うということと、6時間ぐらいにわたって交通規制があるということですね。富士山女子駅伝はエリートランナーだけがさっと走り抜けていきますから、せいぜい1時間ぐらいの交通規制でその箇所箇所は済むわけですけれども、全体を通じて6時間近い交通規制がかかるということは、警察のほうの問題も大変ありますし、そしてその沿道でのボランティア、多くの市民の皆さんの御理解をいただかないと市民生活に及ぼす影響も非常に大きくなりますので、そういうことで非常に大きな課題というよりは、乗り越えなきゃならないという部分がありますので、最後に私がお話しさせていただきましたように、そういった市民の皆さんの機運が盛り上がってきて、富士山女子駅伝でも大体どのような形で運営されているのかということも市民の皆さんも多少わかってくださっていますから、さらにそれを拡大してやっていこうじゃないかというような機運が盛り上がってくれば、私は決して不可能ではないというふうに思っております。

〇小池義治:
富士市職員は職員行動指針というのを毎日読んでいますけれども、その中で「できる」という発想に立って考えますというのがあります。マラソンというのはいろいろな面倒くさいことがたくさんあることはわかっているんです。警察もそうだし、交通規制もそうですし、雨が降ったらどうしよう、いろんなことがある。それを乗り越えていくには、やはりリーダーのリーダーシップしかないんじゃないかなというふうに思います。強い決意です。東京マラソンをやったときも、石原元東京都知事がやるんだと言って無理やり、いろんなところの反発もありながらやり遂げた。そういった意欲をリーダーが持たない限り、これは実現できないというふうに思います。ぜひ前向きに検討していただきたいなというふうに思います。
やると想定して、私もどういったマラソンがいいかなと思って考えました。名称が1つ問題になってくるんじゃないかなと思いまして、富士山マラソンという名称は今、山梨県でやられていまして、これは日刊スポーツの新聞社が商標登録をしていますので、富士山南麓マラソンというような名前も使えません。ですから、ふじの麓の大マラソン大会とか、ふじの麓の日本一マラソン、あるいはそういうもののインパクトがちょっと弱ければ、今、スイーツ食べ放題のスイーツマラソンなんかもはやっていますから、キウイマラソンから発展して、キウイだけじゃなくて、富士梨やミカン、久能山のイチゴ、山梨のブドウや桃など食べ放題の「ふじの麓のフルーツ食べ放題マラソン」、そんな企画もいいかなというふうに思います。今、首都圏から人を持ってこられる、そういった需要があふれているわけですから、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。


#nextFUJI
#つぎの富士市をつくる
| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
2019年、今年もよろしくお願いします。

元日は朝7時に潤井川で初日の出を拝んだあと、、


10時からロゼシアター前交差点で街頭演説をしました。
コートも要らない暖かさ。富士山がくっきり見渡せて、本当に富士市は恵まれたまちだと感じました。
富士市をもっと活気あるまちに、全国から人が集まるまちにしていきたいと改めて思いました。



1月3日にはロゼシアター前交差点で、伴卓県議とともに、8時間街頭演説をする予定です。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。



2019年は、早々に中核市の議論も進みます。常葉大学の跡地の問題や、富士駅北口の再開発など前に進めなければいけない課題が山積です
また、子育て支援や高齢者や障がい者の福祉のこと、様々なことにも全力で取り組みたいと思っています。
「つぎの富士市をつくる」を新しいキャッチフレーズにして、ビジョンをしっかりと訴えていきたいと思います。
このブログでも、なるべく分かりやすく市政のことをお伝えしたいと思います。

#nextFUJI
#つぎの富士市をつくる
| 小池よしはる | 富士市議会 | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
富士市が選ばれた「中枢中核都市」って何なのか
12月19日の静岡新聞の第一面に「富士市が中枢中核都市に選ばれた」ということが大きく掲載されていました。




ここ数日、記事をみた市民から、富士市って結局「中核市」になったんだね、と言われますが、実は…それは…


違いますっ!


全く違うんです。全力で「違うんです」。けど、誤解されるのも仕方がないですね。
来年2月に市長が「中核市」に向けて移行表明するかしないか判断するという、中核市移行議論が佳境を迎えている微妙なタイミングですから。(政府は、なぜ紛らわしい名前にしたんだ!)
しかも、上記の静岡新聞の記事は、大見出しが「中枢中核市」、本文が「中枢中核市」と表記ゆれみたくなってて、判りにくさに拍車をかけています(中枢中核市が正しいようです)。


「中核市」と、「中枢中核都市」これは別物です。

さらに言うと、中核市に移行した場合にオプションのような形で他市と組むことができる「連携中枢都市圏」というものも別物です。


中枢中核都市に選ばれたことは、私にとってもまったく寝耳に水でした。

例えるなら、「あなたにちょっと豪華なこの家に住む権利が発生しました。住んでみますか、どうします? ただし維持費で年間700万円、特にあなたは収入もあるからそのうち300万円くらいは自腹で払ってね」と言われて、「うーん、別に必要に迫られているわけでもないしなー、どうしようかなー。お隣さんは、やめたしなー」という状態だったところ、まったく突然、「こっちの家に住んでね!」と見た目がそっくりな家を渡された、といった感じです。。

↑の比喩では分かりにくいですよね…(^^;
国は中核市の移行要件を人口30万人から人口20万人に引き下げた。中核市に移行すると年間7億円以上の費用がかかるし、交付税不交付団体の富士市はそのうち3億円くらい自腹で払わなくてはいけない計算。沼津市は早々に中核市移行を断念した。そんな時に、沼津市とともに中枢中核都市に一方的に選ばれた、ということです。
選ばれた中枢中核都市・全国82市の中には、政令市も中核市も施行時特例市(←いまの富士市)も含まれていて、中核市移行を断念(中断)した太田市やつくば市や上越市や岸和田市も入っていますし、富山県の高岡市(人口約17万)や射水市(人口9万)、山口県の宇部市(人口約16.5万)など中核市になれる条件を持たない一般市まで入っています。「中核市」は関係ないんです。

で、この中枢中核都市が何かということですが…


(現時点では)良く分からない、です。


12月18日に富士市議会の全員協議会が中核市をテーマに開かれて、この中枢中核都市のことも話題になりましたが、担当課職員も「国から詳しいことは聞いてないし分からない。今後調査していく。」とのことでした。中核的な都市として何らかの支援が得られるようだ、ということしか分かっていません。


ここから私の感想ですが、中枢中核都市に選ばれたことは「青天の霹靂」で「瓢箪から駒」で「棚から牡丹餅」、すごく良かったなと思います。
そしてだからこそ、ますます「中核市」になる必要はなくなったと思っています。
少なくとも、「中枢中核都市」になってどんなことができるのかハッキリするまでは、「中核市」の方の検討を延期すべきだと思います。

私は、もし小長井市長が来年2月に中核市の移行表明するならば、平成31年度当初予算案に反対しますし、このことは11月定例会ではっきりと言いました。


市の予算に関しては、市長が「提案」して、議会が「決定」して、市長(をリーダーとする市役所)がそれを「執行」するという流れです。
私たち議員には、予算を決定するという大事な役割があります。議員は当然、市民に利益がある予算案だったら「賛成」しますし、損がある予算案だったら「反対」します。

では、「何だか分からないもの」を含む予算案が提案されたら、どうでしょう。


これは「反対」するしかないんです。大切な税金を一円たりとも無駄にできませんから、納得できないものを「賛成」なんてできません。中核市についてはほとんどの市民も理解してませんし、納得できる説明がされていません。議員にとっても「何だか分からないもの」です。これに年間7億円以上の費用をかける(このために市の職員を54人も新規雇用する)なんてトンデモナイと思っています。


中核市について書き出すと長くなりますし、すでに分かりにくくなってると思うので、いったん終わりにします。
…というかこの議論、富士市民の皆さんにとっては、どうでも良くなってますよね。早くピリオドを打たなければ。。

詳しくは、富士市のウェブサイトに新しく「中核市移行検討庁内プロジェクトチーム報告書」という57ページもあるPDFファイルがアップされたのでご覧ください。
中枢中核都市の一覧については、wikipediaに項目ができていましたのでご参照ください。また追ってエントリを書きたいと思います。


・「中核市」と「中枢中核都市」はまったくの別物。
・「中核市移行」については小池義治は変わらずに反対である。

という2点をご理解いただければと思います。
| 小池よしはる | 富士市議会 | 17:33 | comments(1) | trackbacks(0) |
12月12日(水)午前10時から一般質問します。
ここ最近投稿していなくて、すみません。(落ち着いたらまとめて投稿します)

富士市議会は11月定例会の会期中です。
今回の一般質問には、21人の議員が通告していて、私も初当選から欠かさず31回連続31回目の一般質問をします。
私の登壇日は、12月12日(水)のトップバッター、午前10時から登壇します。21人の発言通告内容は、こちらからPDFで読めます。

質問のメインとなるとは、前回に引き続き「中核市移行」についてです。
中核市をめぐる議論は何が何だか分からない進め方がされていて、普通に暮らしている富士市民の皆様は「何が何だか分からない」と思ってるのではないかと心配しますが、そんな「何が何だか分からない」ことにに市民の大切な大切な税金(←年間7億4300万円と試算されている)を使うことを議員として許すワケには行きませんので、全力で阻止したいと思っています。市長は来年2月に中核市に移行表明するかどうかの判断をするということで、ここが正念場です。

もう一項目取り上げるのは、「富士市民栄誉賞」についてです。

「富士市民栄誉賞」という制度ができて20年以上が経ちます。これまでの受賞者は何人だと思いますか?



…… 0人です。

1人もいないんです。(富士市WEBサイト内の富士市民栄誉賞のページ

多くの都市は、スポーツや芸術の分野で活躍した人に市民栄誉賞を授与しています。 例えば、今年の7月に藤枝市出身のサッカー日本代表キャプテン・長谷部誠選手が藤枝市民栄誉賞を受賞しました。サッカー選手でいうと、(元エスパルス)戸田和幸選手や北沢豪選手が町田市民栄誉賞を、阿部勇樹選手が市川市民栄誉賞を、柳沢敦選手が富山県の射水市民栄誉賞を、本田圭佑選手が大阪府の摂津市民栄誉賞を、今年のワールドカップで2ゴールをあげた乾貴士選手が滋賀県の近江八幡市民栄誉賞を受賞するなど、枚挙にいとまがありません。

昨年の富士市議会11月定例会で同僚議員から、「富士市民栄誉賞の受賞者がゼロ行進なのはどうしてか?」という質問をされた小長井市長は、「富士市民栄誉賞を授与し顕彰することは、地域社会に希望を与えるものでありますので、市内からこのような賞に値する方々があらわれることを切に願うところであります」と答えています。


市内からこのような賞に値する方々があらわれることを切に願う…?

賞に値する方があらわれてない…?
20年間いなかったの…?


えっ、いるでしょ、、
絶対いるでしょ、、

いるんじゃないの!?
富士市出身のとてつもないレジェンドが。。

…という想いを伝えたいと思います。

発言通告書の内容は↓です。






一般質問は、富士市役所の10階で簡単に傍聴できますので、ご都合つきましたらぜひ12月12日にお越しください。

#nextFUJI
#つぎの富士市をつくる
| 小池よしはる | 富士市議会 | 03:37 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメントありがとうございます
小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(41歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住


2人の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

facebookは、こちら。


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