フジブログ!!

富士市議会議員・小池よしはるのブログ
富士市は年間「1500人生まれ、3000人亡くなる」まちになっていく…
2015年1月1日現在の年齢別人口が市役所のWEBサイトにアップされていました。私は、年齢別人口統計こそ将来の富士市を考える上で重要な資料だと思っていて頻繁に見ています。
↓富士市に○○歳の人は何人いるか、という表です。



2015年1月1日現在の0歳児、言い換えればこの正月に数え年で2歳になった富士市民の人数(数え年は生まれて1歳、年越して2歳)が2000人を下回りました。合併を考慮していまの富士市域で計算しても、戦後はじめてのことでしょう。0歳児人口は、団塊ジュニア世代と比べて半分以下です。また、0歳児人口と80歳の人口が同じくらいです。



そして将来、例えば約10年後にどうなっていくか…。

出生数と死亡数を予測してみたいのですが、まず出生数。これから「さらに減る」のは避けられないと思います。グラフの30歳代あたりの人口に注目すると、団塊ジュニア世代やそれに続く世代が子供を産む年齢を過ぎようとしています。人口置換水準の出生率「2.1」を早期に達成できれば、2500人程度の水準を保ちますが、出生率をいきなり向上させるのは容易でないし、もし出生率が上昇しなければ1500人程度まで減る可能性もあるでしょう。

そして死亡数は(もちろん個人差がありますが統計的に考えると)平均寿命付近の年齢の人口と同じ水準になるので増えてしまうことは確実です。この記事のタイトルに入れたように「1500人生まれ、3000人亡くなる」、つまり差し引きの自然減が年間1500人という状況が数年後にも訪れようとしいます。自然減だけで、5年間で小学校区1つ分の人数がいなくなってしまうという凄まじい状況がやってきます。

1月10日の静岡新聞に↓のような記事が載っていました。


生データも載せると↓のとおりです。赤字がマイナスです。



確かに2012年8月ぶりに、2014年12月は前月比で人口が16人増加していますね。これは良いニュースです。

平均的な減少ペースを知るために、「前月比」の横に「前年同月比」と、それを12ヶ月で割った数字を載せましたが、月間100人ペースの減少は続いてることが分かります。新聞記事を読んで「頑張れば人口増やせるんだ」と思う人もいるかもしれませんが、それはちょっと違って長期的にみれば人口の流入が多少あっても、年間1500人というレベルの自然減を補うのは不可能に近く、人口減少は避けられません。人口減少を前提としたまちづくりに取り組まなくてはいけません。具体的な政策をあげるなら、学校を含む公共施設の統廃合が必要になってくると思っています。いまから計画的にやっていかなくては、子供たちの世代に大きな負担をかけてしまいます。持続可能なまちでなくなってしまいます。(公共施設の再配置については去年7月の記事参照

まとめますが…、この人口減少の現実を踏まえて、富士市がやるべきこと、大きく分けると3種類あると思います。
・子育て環境を整え子供を望む人が叶えられ出生率があがる施策
・産業の誘致やシティプロモーションなど流入人口を増やす施策
人口減少を前提としたまちづくりをはじめる

私が議員になってからの4年間というのはちょうど人口が減少しはじめた時期と重なります。私は一般質問などでこの3種類のことを、いろんな切り口で何度も何度も指摘し提案してきました。富士市の都市活力再生ビジョンの最上位目標は「若い世代の人口の確保」です。その成果の検証と、今後の施策について、これからもしっかりと意見していきたいと思います。


■日々の活動は、個人facebookとfacebookページをご覧ください。
・小池よしはる
https://www.facebook.com/fujiblog
・富士市議会議員 小池 義治(こいけ よしはる)
https://www.facebook.com/yoshiharu77

↑いいね!お願いします<(_ _)>
| 小池よしはる | 富士市議会 | 02:42 | comments(1) | trackbacks(0) |
このような状況の地方都市は、かなりの数存在しているとおもいますが、市単体で解決するのはとても難しい事です。周りの市や県、もしくは他県とも連携してビジョンを持つことが重要になってきます。富士市には富士山とい魅力ある資産があります。富士宮市・静岡県そして山梨県と連携して観光業を拡大していく大きなチャンスを手にしています。そこに雇用を繋げていけば流入も期待でき流出を防ぐことも可能です。今までは、工場を増やし人口増に繋げてきたと思いますが、そこは方向転換が必須です。逆に古い工場や、工場跡地を観光業など別の産業に用いていく事が成功への1つの道ではないでしょうか。
あとは、巨大地震・津波などへの懸念からの人口減対策も必要ですね。
| 元吉 | 2015/01/13 12:15 PM |









http://orz.fujiblog.jp/trackback/1074455
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
コメントありがとうございます
  • 無理だし危険な「コンパクトシティ」より、目指すべきは「コンパクト市役所」では
    パリストン (05/31)
  • すでに3億円以上を支出している「若い人が富士市に家を建てて引っ越してきたらカネをあげるよ」という小長井市長の施策は、まちの活性化に繋がっているか
    与太郎 (04/21)
  • 富士まつりのディズニーパレード、市民の負担は「960万円」の警備費
    与太郎 (04/12)
  • 588万円の公費をかけた富士市のフェイスブックページが終了
    bird (03/27)
  • 588万円の公費をかけた富士市のフェイスブックページが終了
    富士市民 (03/27)
  • なぜ富士市長選挙は、いつも年末にやるのか?
    小池よしはる (01/10)
  • なぜ富士市長選挙は、いつも年末にやるのか?
    林 (12/25)
  • 海抜ゼロメートルから富士山の山頂まで、「富士山登山ルート3776」を使って登ってきました
    みゅう (08/02)
  • 静岡県は全国で2番目か3番目に雪が降らない
    名無し (06/02)
  • 私の一般質問は6月24日(金)の午後の2番目
    mochiduki kazunaga (05/04)
小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(40歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住

・2011年4月 富士市議選
3072票をいただき初当選
(44人立候補中 5位)

・2015年4月 富士市議選
3555票をいただき2回目の当選
(39人立候補中 1位)

2人の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

facebookは、こちら。


最新の記事


過去の記事