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富士市と富士宮市で活動する小池義治のブログ
富士市マナー条例、6月1日から
今年の富士市議会2月定例会で、「富士市誰もが快適に過ごすことができる美しいまちづくりの推進に関する条例」というとても長い正式名称の条例が成立しました。通称は「富士市マナー条例」で、この6月1日からこの条例は施行(←効力を発揮すること)されます。




この条例により、市内での「ポイ捨て」や「飼い犬のふんの放置」、「公共の場所での歩行喫煙」などが禁止されます。

↓市のWEBサイトに、条例の本文や解説が載っていますのでご覧ください。
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/kurashi/c0906/rn2ola000000ej1o.html


私は、こういったマナー条例の必要性を、2年前の富士市議会(市長が小長井さんに替わり最初の定例会)で訴え、それは一部実現したカタチなりました。私の提案では、市内に重点地域を定めて違反者には1000円くらいの過料をとるべき、というものでしたが、今回の条例ではそこまでの具体的な制裁にまでは踏み込まれず、『違反者に指導又は、勧告することができ、従わない時は「必要な措置を執るべきことを命じることができる」』とされ、重点区域は『別に指定することができる』とされています。

この条例により、市内のポイ捨てなどが減っていくと良いなと思いますし、今後はこの条例を利用して実際に市内の美化が進むように、重点区域の指定や取り締まりについても提案していきたいと思っています。

以下に、2年前の富士市議会の議事録を、少し長いですが載せます。この時は2項目(もう一つは図書館についてでした)質問して、そのうちマナー条例についての部分だけを抜粋します。

[ 平成26年 2月 定例会−03月11日-07号 ]
◆1番(小池義治 議員) お許しをいただきましたので、さきに通告してあります2項目を質問いたします。
 まずは、ごみのポイ捨て、路上喫煙、飼い犬猫のふん放置などの迷惑行為を防止するために、罰則等を定めた条例を制定することについて伺います。
 近年、全国の自治体において、空き缶や吸い殻等のポイ捨て、路上喫煙、歩きたばこ、飼い犬猫のふん放置などの迷惑行為の防止を目的とした条例設置が相次いでおり、定めた重点区域内での迷惑行為については過料を徴収するなどの罰則を定める例が多くなっています。ここで過料について注釈を挟みます。今申した過料とは、過ちの料と書く過料で、法令上の義務を履行させるための制裁、金銭罰のことを言います。刑罰ではありませんので、違反したからといって違反者に前科がつくものではありません。一方、刑罰として、犯罪に対して強制的に徴収する1000円以上1万円未満の金銭、つまり1万円に満たない罰金についても科目の科と書いて科料と読みますのでわかりにくく、前者を過ち料、後者をとが料と読んで区別することもありますが、今回の質問を通して過料というのは、全て過ちの料と書くほうの過料、刑罰ではないほうの過料ですので御了承ください。
 続けます。このような迷惑行為を防止するために過料を課す条例、特に路上喫煙防止を目的とした条例を制定している自治体は枚挙にいとまがありません。数多くある中の幾つかの他市の条例制定状況を参考に申し上げたいと思います。お隣の静岡市では、平成17年に中学生が請願代表者となった「歩きタバコ禁止条例」の制定に関する請願が静岡市議会に提出され、審議の結果、全会一致で採択、翌平成18年に、静岡市路上喫煙による被害等の防止に関する条例が施行されました。路上喫煙禁止区域は徐々に拡大し、今では静岡駅周辺地区などで歩きたばこは禁止され、違反者には2000円の過料が課せられることがあるそうです。
 世界文化遺産を有する富士市の先輩に当たる多くの自治体でも、迷惑行為を防止するための条例を制定しています。京都市では、市内中心部や祇園や清水寺周辺などを指定した京都市路上喫煙等の禁止に関する条例で違反者に過料1000円、奈良市では、市内中心部を指定した奈良市路上喫煙防止に関する条例で違反者に過料1000円、姫路市では、世界遺産姫路城周辺地区などを指定した姫路のまちを美しく安全で快適にする条例において、路上喫煙に過料1000円、ごみの投げ捨て行為に2万円以下の罰金、広島市では、世界遺産原爆ドームの周辺地区などを指定したぽい捨て等の防止に関する条例で空き缶や吸い殻等のポイ捨て、路上喫煙、飼い犬のふん放置について過料1000円などとなっています。
 これらの条例は名称も内容もさまざまですが、市民が守るべきマナーを列記してまとめ、通称市民マナー条例として制定している自治体もあります。千葉県市川市では、平成15年に通称市民マナー条例として、美化推進地区内においてごみのポイ捨て、路上喫煙、飼い犬のふん放置の3つについて過料を徴収する条例を制定しています。ウエブサイトに掲載されているポイ捨て、定点観測の推移を見ますと、条例制定後の10年間でポイ捨て件数が10分の1に減ったという成果が示されています。富士市においては、世界文化遺産となった富士市の美しい環境や景観を守っていく必要があり、また、観光地化に向けた取り組みを進めるに当たっては、市民のマナー意識も高いレベルを目指すべきであり、ある程度の強制力を持たせた市民マナー条例の制定も検討すべき課題と考え、以下質問します。
 1つ目、平成15年度に改正された富士市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例では、第7条に、「何人も、公園、広場、道路、河川その他の公共の場所を汚さないようにしなければならない」。また、第9条に「市は、空き缶、吸い殻等の散乱を防止するため、市民の意識の啓発を図るとともに、市民及び事業者の自主的な活動に協力するよう努めなければならない」と規定されているが、この条例は有効に運用され、実際的な効果を上げていると言えるか。
 2つ目、道路や公園等を含む公共空間における受動喫煙の防止について、市はどのような取り組みをしているか。
 3つ目、市内での飼い犬猫のふん放置の現状について、どう把握しているか。
 4つ目、ごみのポイ捨て、路上喫煙、飼い犬猫のふん放置などの迷惑行為を防止するために、まずは美化重点区域を定め、その区域内での迷惑行為については罰則として過料を徴収するように定める(仮称)市民マナー条例を設置することについてどう考えるか。
 5つ目、富士山の登山道やアクセス道路でのごみのポイ捨てや路上喫煙も見過ごすことができない問題です。世界文化遺産の構成資産となっているおおむね標高1500メートル以上の富士山域内でのポイ捨てや路上喫煙の防止を目指して、富士山周辺の市町村と共同歩調をとり、違反者から過料を徴収する条例を設置することについてどう考えるか。
 以上、1回目の質問といたします。


◎市長(小長井義正 君) 小池議員の御質問にお答えいたします。
 初めに、ごみのポイ捨て、路上喫煙、飼い犬猫のふん放置などの迷惑行為を防止するために、罰則等を定めた条例を制定することについてのうち、平成15年度に改定された富士市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例は有効に運用され実際的な効果を上げていると言えるかについてでありますが、本市は、この条例に基づき、公園、道路などの公共の場所は各管理者の責務において清掃や巡回パトロールを実施し、清潔に保つとともに、環境美化看板の設置や啓発事業を行い、環境美化に努めております。また、市民を対象とした環境美化の啓発といたしましては、不法投棄パトロール隊による街頭啓発活動や全戸配布の「ごみへらしタイムズ」、「広報ふじ」等を通じて行っております。地域の環境美化につきましては、町内会や市民団体、PTA等が行う公園や公共用地のボランティア清掃に対し、ごみ収集用袋の提供や収集したごみの回収を行うことにより清掃活動に取り組みやすい環境の整備に努めております。
 昨年度の実績は、775件で回収量167トン、本年度は2月末現在で707件、回収量168トンとなっております。また、平成20年度から実施しておりますふじクリーンパートナー事業では、事業所等が主体となり、空き缶や吸い殻等の散乱ごみの収集を行い、昨年度は63団体が3422回の美化活動を実施し、延べ2万1696人に参加していただきました。現状につきましては、まだ道路の植栽部等へのポイ捨てが見受けられますが、市民協働型の環境美化活動は普及し、定着してきていることからも効果は上がっていると考えております。
 次に、道路や公園を含む公共空間における受動喫煙の防止についての市の取り組みについてでありますが、健康増進法第25条において、「受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされることをいう)」とされております。同条では、学校、体育館、病院など多数の者が利用する施設を管理する者に対し、受動喫煙を防止する措置をとる努力義務が課せられており、本市においても公共施設を初めとする施設内での喫煙の禁止など、対策が進められております。
 一方、施設ではない道路や公園等、屋外の公共空間においては、平成22年の厚生労働省健康局長通知で、今後の受動喫煙防止対策の基本的な方向性として、屋外であっても子どもの利用が想定される公共的な空間では受動喫煙防止のための配慮が必要であることが示されておりますが、本市においては、歩行中の喫煙の禁止などの受動喫煙防止対策は行っておりません。
 次に、市内での飼い犬猫のふん放置の現状についてどう把握しているかについてでありますが、飼い犬猫のふん放置の現状につきましては、市民からの電話等による相談や、町内会からのふん放置防止啓発看板の要望により把握しております。昨年度は相談件数が3件、看板は66町内会に303枚、本年度は2月末現在で相談件数が1件、看板は68町内会に313枚配布いたしました。
 次に、(仮称)市民マナー条例を設置することについてどう考えるかについてでありますが、基本的に、ごみのポイ捨て、路上喫煙、飼い犬のふん放置などの迷惑行為は、個人のモラルの問題として捉えており、防止するには強制するというよりも、市民の自主的な意志で行われるのが望ましい姿と考え、ごみのポイ捨てや飼い犬のふん放置につきましては、パトロールの実施や「広報ふじ」等での啓発活動に努めてまいりました。しかしながら、受動喫煙の防止に関する規定が盛り込まれた健康増進法が平成15年に施行されたことから、歩きながらの喫煙やたばこの吸い殻のポイ捨てがクローズアップされ、路上喫煙やごみのポイ捨て、犬のふんの放置等の迷惑行為を禁止するマナー条例を制定し、市民マナーのさらなる向上を図り、市民の健康増進や環境美化を推進する自治体がふえてきております。
 本市といたしましては、これまで市民や事業者等の御協力をいただき、ごみのポイ捨てや飼い犬のふん放置につきましては一定の成果があったと認識しておりますが、まだ一部の心ない方が見受けられる状況にあります。また、路上喫煙に関しましても、さきに述べましたように、屋外であっても子どもの利用が想定される公共的な空間では受動喫煙防止のための配慮が必要であると示されております。
 このような状況を鑑み、世界文化遺産となった富士山の麓に暮らす市民マナーのさらなる向上を図り、市民の健康増進や環境美化を推進するため、(仮称)市民マナー条例の制定に向けて検討してまいります。

 次に、世界文化遺産の構成資産となっているおおむね1500メートル以上の富士山域内でのポイ捨てや路上喫煙の防止を目指して、富士山周辺の市町村と共同歩調をとり、違反者から過料を徴収する条例を設置することについてどう考えるかについてでありますが、富士山におけるごみの置き去りやたばこのポイ捨てなど、登山マナーの状況は、5合目以上の登山道沿いを中心にボランティア団体などによる自主的な取り組みとして、一斉清掃やごみの持ち帰りなど登山マナーの啓発活動が行われ、改善に向かっていると言われておりますが、散乱ごみの回収量は、環境省によりますと、毎年数トンとなっております。
 世界文化遺産の構成資産となっている富士山域は、静岡県と山梨県にまたがる国立公園でありますので、条例の制定につきましては、国や静岡、山梨両県、富士山周辺の自治体が共通の認識を持って協調して取り組む必要があると考えております。現時点では、過料を課す条例の制定につきましてはどの自治体も想定していないと思われますが、世界文化遺産である富士山には、夏季に毎年約30万人の登山者がありますので、快適な富士登山をしていただくためには、登山マナーの向上を図ることも重要であると考えております。
 本市は、富士山を取り巻く静岡県側の富士宮市、御殿場市、裾野市、小山町と富士山ネットワーク会議を組織し、環境や観光、防災などのさまざまな分野で広域連携を図り、課題解決に取り組んでおります。まずは、この活動の中でごみの持ち帰りや路上喫煙などの登山マナーの向上について検討し、快適な登山ができる富士山の環境を目指してまいりたいと考えております。

◆1番(小池義治 議員) 
 まず、1項目めの市民マナー条例についてですけれども、この質問の趣旨はシンプルで、マナー条例をつくりましょうよという提案です。市長答弁は前向きに検討するというような答えだったように思います。ですが、1つ確認していきたいと思います。私のマナー条例に対する思いを申しますと、人の活動を制限する法律や条例などの決まりやルールというのはなるべく少ないほうがいいだろうというふうに思っています。それぞれの個人の自発的な思いによってマナーやモラルが守られ、快適な社会が続いていくのが一番いいことです。しかし、どうしてもそれが達成できないときには適切な最低限のルールをつくっていく必要があると思っています。富士山が世界文化遺産になったこと、また、富士市が観光地を目指すことなどを鑑みますと、求められるマナーのレベルが上がったのではないか、ごみのポイ捨てや路上喫煙、犬のふん放置の禁止というのはその最低限のルールに含まれるだろうという思いで今回提案しました。
 今回はマナー条例ということで1つの質問にまとめましたけれども、本来は、このごみのポイ捨ても路上喫煙もそれぞれ別々の課題なので、本来であれば3つの大項目として質問してもよかったような内容です。
 では、1つずつ聞いてみたいと思いますけれども、まず、ごみのポイ捨てについてですけれども、これは効果が上がっているというようなお答えだったと思うんですけれども、実際に道路を見てみるとどうかといいますと、ごみが結構落ちているという状況かと思います。そういった条例の周知が足りないんじゃないかという気もします。そういう中で、新たにごみのポイ捨てだけをテーマとしたポイ捨て禁止条例のようなものも必要じゃないかというふうに思うので、こういうことについてどう思うかということを環境部長に聞きたいわけなんですけれども、富士市議会の議事録を調べましたら、今から6年4カ月前の平成19年11月議会で山下議員が全く同様のポイ捨て禁止条例をつくるべきではないかという質問をしていまして、そのときは当時の平野環境部長が他市の状況も研究しますと答えられています。その答弁から6年4カ月もあったので相当研究が深まったかなと思うんですけれども、環境部長、ポイ捨て禁止条例をつくる必要性についてどうお考えでしょうか。

◎環境部長(鈴木隆之 君) 前の質問をいただいたときから研究をしていくということの中で、私も1回商工農林部のほうに出ましてまた戻ってきた中で、改めてこの質問を出されて考えてみました。当時の判断として、やはり条例という言葉もありますけれども、一般的なルールということの中で、ごみのポイ捨てということは当然当たり前のことなんです。それは市民に対して条例を強化しましたと言っても余り効果がないというような判断は当然されると思います。何が条例の効果を上げるかというと、そういう罰則規定を設けたときに、実際に監視できる体制がとれるかと。富士市は大変広大な面積を抱えて、ほかの大都市に比べて集中する繁華街が少ないということで、先行している自治体では、やはり人の往来の多い駅前とか、観光地、そういうところに重点的にスポットを当てて強化していくということの取り組みはされている。そうした中で、富士市においてはどうだろうかといいますと、ポイ捨て禁止条例、それ単独でやるとまだ効果は見られないと思います。今回提案をいただきましたように、総合的に犬のふんの放置、また、歩きたばこ、そういうことも含めた中で市民の意識を高めながらやっていけば1つの効果が見られるのではないかと判断をしております。
 以上でございます。

◆1番(小池義治 議員) 非常に前向きな答弁をいただいたというふうに思います。この具体的な条例については、最後、4番目に質問しましたマナー条例という中で詳しく聞きたいと思います。
 続いて、歩きたばこについてですけれども、これも検討するというような答えだったというふうに思います。個人的なことを申しますと、私もここ数年、たばこを禁煙したり、また吸ってしまったりということを繰り返していましたが、昨年からは二度と吸わないと、卒煙すると決意したことをこの場をかりてお誓い申し上げたいと思いますけれども、二十からの人生のうちでいいますと半分以上は喫煙者でしたので、たばこを吸う人の気持ちも吸わない人の気持ちもわかると思っています。たばこの煙、吸わない人にとっては大変に迷惑なものですし、歩きたばこはすれ違う子どもがやけどをするというような心配もあります。市内の道路でも車の中から火のついたたばこをぽいと道路に投げ捨てるようなマナーの悪い人も年に数回見かけます。そういう行為は火事につながるおそれもあります。
 1点、先ほどの答弁でもう1度確認したいんですけれども、今富士市内では公道、道路や公園などで歩きながらたばこを吸ったり、路上でたばこを吸う行為は禁止されていないということでよろしいでしょうか。

◎保健部長(吉田和義 君) 路上で歩きながらたばこを吸うということで、受動喫煙のお子さんに対する被害ですとか、火が危ないということはあるかと思いますけれども、現在は特にそれについては行われてはおりません。

◆1番(小池義治 議員) これも他市の状況を見てみますと、新幹線の駅で1つ東側の三島市はどうかといいますと、三島市快適な空間を保全するための公共施設における喫煙の防止等に関する条例というのがありまして、公共施設というのに道路、公園、河川、駅前広場も含むと書かれていますので、三島市では道路、公園、河川、駅前広場などでの歩きたばこはいけませんともうルールづけられています。これは携帯灰皿を持っていても喫煙所のない路上で火をつけるだけでだめだということです。新幹線の駅の1つ西側の静岡市でも1回目の質問で述べたように条例で路上喫煙を禁止しています。
 これは市長に聞きたいんですけれども、いいでしょうか。新幹線の三島駅でおりた場合、三島駅前は条例で歩きたばこがいけません。西側の静岡駅の駅前でも条例で歩きたばこはいけません。しかし、間のこの新富士駅前はぷかぷか吸ってオーケーという現状、富士山の表玄関口のまちとしてこれでいいのだろうかというふうに思います。先ほどの市長答弁は、条例は必要だというふうに感じましたけれども、条例は必要だというふうに感じておられるということでよろしいでしょうか。

◎市長(小長井義正 君) 私の先ほどの答弁で4番目の質問に対する答えとして、制定をするという、そのための検討をしますということでお答えをいたしました。ですから、今議員御指摘のとおり、歩行中、路上での喫煙という部分も含めた市民マナー条例の制定に向けて取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと思います。

◆1番(小池義治 議員) 大変よいお答えをいただいたと思います。
 続いて、犬のふんの放置についても触れたいと思うんですけれども、これも非常に深刻な問題だと思っています。私の住んでいる青葉町では町内会でリバーフレンドシップといいまして、半年に1回、潤井川の清掃、土手の草刈りを行っています。私も住民の1人として参加しているんですけれども、これは半年に1回やっているんですけれども、毎回かなりの空き缶やごみが落ちています。ごみもひどいなと思うんですけれども、最悪なのが犬のふんでして、草を刈りながら踏んでしまうと本当に怒りが沸いてきます。わざわざ遠くから来た観光客が犬のふんを踏んだら富士市に最悪な印象を残して帰ることかと思います。富士市には飼い犬条例というものがあるそうで、これは、犬の所有者は公衆に迷惑をかけることのないように注意しなければならないと書かれています。この飼い犬条例は、公衆に迷惑をかけることのないように注意しなければならないという非常に弱い表現で書かれているなというふうに感じました。これもマナー条例制定に向けて検討するということでしたので、こういったところ、飼い犬のふん放置についてもしっかりと検討していただきたいというふうに思います。この飼い犬条例は昭和44年にできたものですけれども、その時代からはペットの頭数も相当ふえていると思います。人間の子どもの数は少子化でどんどん減っているんですけれども、反比例するようにペットの数はふえ続けています。飼い犬猫のマナーについてもきちんと明文化した条例の必要性を感じます。
 先ほどマナー条例を検討していくということでしたけれども、このマナー条例というふうにまとめて1つの条例をつくることの利点というのがあるかというふうに思います。1つ1つ路上喫煙だとか、ポイ捨てだとか条例が別に分かれていますと、例えば、ここの場所は路上喫煙は禁止されているけれども、ごみのポイ捨てはオーケーなんだとか、重点地区を決めるときに、そういった市民にわかりにくい状況ができてしまうので、美化重点区域を決めるに当たっても、そういった禁止されていること、市民のマナーとしてまとめていくマナー条例が適切ではないかというふうに思います。
 他市の事例を見ますと、マナー条例と指定されているのは、多くはポイ捨てと路上喫煙とふんの放置という、この3つなんですけれども、この3つ以外にも、例えば落書きの禁止だとか、ごみ収集指定日以外にごみを出すこととか、所有の空き地に雑草を繁殖させること、あるいは、障害者用のスペースに駐車するとか、そういったことも条例で禁止しているところもあります。時代が移り行くにつれて、何をマナー違反とするかというのも変わってくると思います。そうしたときに、このマナー条例があればそれに追加の改正をしていくというだけでスピーディーに対応できると思いますので、ぜひマナー条例をつくっていただきたいというふうに思います。
 実際に条例制定に向けて進んでほしいんですけれども、この条例を担当するのは何部何課になるんでしょうか。ヒアリングでは環境総務課、健康対策課、廃棄物対策課などが来ていまして、環境部と保健部に、受動喫煙は保健部ということでわたっています。ほかの市町村では、例えば、1回目の質問で言及した市川市などは市民部の地域振興課というところでマナー条例を担当しているようです。富士市では、このマナー条例はどの部署が担当としてふさわしいとお考えでしょうか。

◎環境部長(鈴木隆之 君) ただいまの質問ですけれども、今回の質問は、ポイ捨て、路上喫煙、また、犬猫のふん放置、この3つの問題が取り上げられました。今回この答弁をつくるに当たっては、それぞれ廃棄物対策課、健康対策課、環境総務課の3課でつくったわけでございますが、このマナー条例を制定している他市の条例を見ますと、先ほど議員がおっしゃいましたように、落書きのこととか、また、自転車の放置、いろいろな迷惑行為も盛り込んでいるところもありますので、まずは条例制定を検討するための組織、それは庁内関係課でつくることから始める必要があります。その中でまた主幹課も決まってくるかと思います。
 以上でございます。

◆1番(小池義治 議員) 今、環境部長がお答えになられたということで、環境部が主導してやっていくことかなというふうに思いますけれども、これは実際に運用を考えたら環境総務課など環境部が担当するのがいいかなというような思いもします。また今後しっかりと検討していただきたいというふうに思います。
 最後に質問しました富士山の登山道での禁止についてなんですけれども、これは今の富士山の登山道では、例えばたばこに関しては、携帯灰皿を使いさえすれば登山道や富士山頂でたばこを吸ってもオーケーだよということかなと思います。実際に山頂に上り切ったらこの上ない達成感がありますから、喫煙者はみんなたばこに火をつけるという状況だと思います。私も喫煙者時代はそうでした。ですけれども、特に富士宮ルートは登山道も山頂も混雑していますから、ほかの人に煙を全くかけずにたばこを吸うということは不可能じゃないかというふうに思います。富士宮口登山道、これは今、富士宮ルートということで名前が統一されています。この富士宮ルートは全部富士宮市にあるというふうに思っている方が多いんですけれども、実は富士市もまたがっていまして、この富士宮ルートの8合目の富士山救護所などのあたりは富士市の市域の先っぽの部分ですので、これは富士市でもしっかりと考えなければいけない問題だと思います。
 この対応についてですけれども、県や国という言葉が先ほど答弁で出てきました。補完性の原則、つまり市町村で考えて市町村で処理が困難な場合は都道府県が、都道府県で処理が無理な場合は国が補完するということなので、他市にわたるということで県が主導的にやっていくのがいいのかなというふうに思いますけれども、広域行政の中で富士宮市と協力すれば富士宮ルートだけの登山道のポイ捨てや路上喫煙の禁止というのはできると思いますので、ぜひ今後の検討課題にしていただきたいというふうに思います。これは要望にとどめたいと思います。
 さて、ここまでいろいろお話ししてきましたけれども、自分でも、そもそも根本的な話に触れていないかなというふうに思います。私も今、条例をつくってくださいというふうに市長を初めとする行政にお願いしているわけですけれども、条例案を提案できるというのは市長だけではありません。議会においても、議員提案という形で私たちも条例を提案できます。実際に大阪府の大東市の市民マナー条例というのは議員提案で作成されました。また、那覇市や熊本市、滋賀県栗東市などでは路上喫煙防止条例が議員提案で作成されました。私は富士市議会でもそうした議員提案条例をつくる努力をしていかなければいけないというふうに思っています。しかし、議員提案条例の問題点としまして、執行権を持っている行政、市長の納得を得られない中で強行してつくったとしても、それは適切に運用されないのではないかという問題があります。市長や担当部長が納得できていない中で条例をつくっても行政がその運用をサボってしまってしっかり運用されないというふうなこともあります。ですから、これから行政と議会で対話を繰り返しまして、市長提案にしろ、議員提案にしろ、マナー条例の制定に向けて一歩ずつ進んでいければと思います。きょうは市長から前向きな答弁もいただきましたし、問題意識も共有できたと思います。市長は施政方針の中でも、富士山の玄関口という表現を使っていました。玄関が汚くては本当に恥ずかしいと思います。まずは玄関をぴかぴかに磨き上げなければいけないと思います。ぜひ具体的に条例化の検討をお願いします。
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小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(38歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住

・2011年4月 富士市議選
3072票をいただき初当選
(44人立候補中 5位)

・2015年4月 富士市議選
3555票をいただき2回目の当選
(39人立候補中 1位)

7歳と4歳の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
fujiblog(あっとまーく)gmail.comまで。

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