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富士市議会議員・小池よしはるのブログ
累計約6000万円を使って終わった「まちなかU-40」に効果はあったのか
富士市民の皆さんが納めた税金のうち「約6000万円」。その使い道の話です。
富士市では2016年10月から「まちなかU-40」(←アンダー・フォーティーと読みます)という政策をやっていましたが、今年の3月末で受付が終了しました。

「スミドキU-40」というのは、他市から引っ越してくる人に補助金を出す制度ですが「まちなかU-40」は、40歳未満の富士市民の世帯が富士市のまちなかに家を買うと補助金が出るという制度でした。以前にブログでも取り上げました


もう終了した政策ですが、終わったからといって、市議として私はスルーできません。
これが効果あったのかなかったのか、しっかり検証することが必要と思い、富士市議会6月定例会でとりあげます。

この予算を審議した2016年2月定例会では、富士市議会の歴史ではじめて予算案に対して付帯決議(予算を執行するまでにもっと説明するようにという内容)がついた、いわくつきの事業です。

2016年9月5日号の広報ふじにはこのように載っています。
(※10月3日とあるのは、2016年10月3日です。もうこの制度は終了しているのでお間違えのないように)







この制度が約6000万円かけてやろうとしたことは「若い世代の富士市内での人口移動を促す」ことです。若者に中心部に引っ越してもらおう、そのためにお金をあげるよ、というシンプルな考え方です。


…ということで私は今回、この制度が始まる前(2016年4月)と、終わった後(2019年4月)の若者の人口を地区別に比較してみました。「若者」の定義は制度とあわせて「20歳から39歳まで」としました。

果たして、若者は中心部に集まったのか…。
その表が↓です。






主に「まちなか」を含む地区は、吉原地区、富士駅北地区、富士駅南地区ですが直近3年間で、いずれも若者は減っています
一方で、若者人口が増えたのは、青葉台地区や丘地区といった郊外型の新興住宅地です。

「まちなかU-40」を使って、92世帯が引っ越しましたが、富士駅北地区はこの制度によって、むしろ若者世帯が5世帯減るという謎の結果に。
この制度で、青葉台地区で7世帯、丘地区5世帯が減り、吉原地区で57世帯増えていますが、これは「焼け石に水」のようにも感じます

富士見台地区は、この3年間でなんと若者が25%も減っていますが、「まちなかU-40」がさらに2世帯を減らすことに貢献。
須津地区では、地区別で最大となる260人以上も減少していますが、「まちなかU-40」がさらに2世帯を減らすことに貢献。
こういった地区から、まちなかに住んでる人も周辺部に住んでる人も等しく納めた税金を使って、わざわざ若者を減少させることに合理的な意味づけはできるのでしょうか?


果たして約6000万円は、効果がある使い方だったのでしょうか?
費用対効果は、どうだったんでしょうか?
同じ6000万円使うなら、もっと違った使い方があったのではないか?

…といったことを、一般質問で取り上げ徹底的に検証したいと思っています。6月28日(金)の午後3時頃の登壇になります。

※他に全く違うあと2項目もやります。

発言通告書↓
| 小池よしはる | 富士市議会 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |









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コメントありがとうございます
小池よしはる(小池義治)

富士市議会議員(2期目)
会派・民主連合

1977年9月22日生まれ(41歳)
富士市青葉町(富士北地区=富士中央小学区)在住


2人の子どもを子育て中

吉原小学校 → 吉原第一中学校 → 富士高校 → 早稲田大学商学部(中退)

NPO法人富士山検定協会 代表理事
元・富士市民活動センター センター長

ご連絡は、
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